シェアハウスBBT前日譚「11月の騒々しい夜の出来事」

GM：【今回予告】

GM：そう昔でもない時代のこと、あるところにひとりの少女がいました。

少女は天才でしたが、同時に天災でもありました。

GM：少女はいつも退屈でしたが、ある時その天才的頭脳を買われて日本に招かれました。

招かれた先は池袋。奇しくも魔物たちが新時代の覇権を求めてしのぎを削る激戦区です。 少女は自分の退屈を紛らわすものを求めて、一路日本へ爆進するのでした。

GM：これは、そんなひとりの少女の傍迷惑な暴走に巻き込まれた少年たちの、騒がしい一日のお話。

Beast Bind Trinity「11月の騒々しい夜の出来事」

GM：【ハンドアウト】

GM：PC1　霧尾九郎

絆　メアリー・フランケンシュタイン　関係:帰ってください

GM：ある11月の寂しい昼の出来事。あなたが学校にもいかずフラフラ外を歩いていると突然、凍てつく冷気と共に

巨大な飛行船がやってきました。

GM：飛行船のハッチが開くと、中から現れたのはメイドを連れた騒がしい少女。

少女はあなたを一目見るなり指差して、こう叫びました。

GM：「よぉおおおおおおおおっっし！決めた！お前を私の生涯の伴侶とする！！！！！！！」

GM：……というわけで、九郎くんは開幕とんでもないことになります。頑張って欲しい！

霧尾九郎：俺にも選択の権利を！！

GM：台風からは逃れられないからね……

GM：だが半魔なら戦うこともできる！

霧尾九郎：た、たたかう！

GM：PC2　堂島丈二

絆　ウォルター・スミス　関係:ビジネス

GM：ある11月の寂しい朝の出来事。ルーナンに呼ばれたあなたは、古い半魔のウォルター・スミスからある仕事を紹介されます。

GM：それはある事情から来日したひとりの少女を監視して、必要であれば捕まえて説教したのち強制送還するというものでした。

およそ半魔の仕事らしくない内容に眉を潜めるあなたでしたが、少女の名前を聞いて考えを改めます。

GM：なんと少女は、あなたのオリジナルを作った家系の、その正当な末裔だというのです

しんごろ：もう強制送還でいいじゃないかなこれ…。

GM：というわけで丈二さんはお仕事人ポジションですね

GM：既に強制送還クラスだけどまあそこはそれで　＃そこはそれで

堂島丈二：まあ九郎くんに苦労してもらいつつ見守ろう。 #仕事しよう

霧尾九郎：（たすけて～）

GM：始まる前から溜まる苦労人ゲージ！

GM：PC3　幡ヶ谷美潮

絆　謎のメイド部隊　関係:帰ってください！！！！

幡ヶ谷美潮：！の数が多い！

GM：ある11月の寂しい正午のひごろも荘。あなた達がいつも通りの非日常的日常を謳歌していると、

突如家の中に無数のメイド部隊が突入してきました。

GM：メイド達はてきぱきと荘内を清掃していき、西洋風の内装に改築すると、

困惑する住人を無視して荘内で使用人として働き始めてしまいました。 このままでは居心地のよかったひごろも荘が、絶妙に居心地の悪い高級邸宅に変貌してしまいます。

GM：メイドを追い返そうと一部の住人が抗議に出ようとしたところで、ひとりの少女が見知った少年を縛り上げて上がり込んできました。

GM：というわけで、美潮さんは平穏な日常を取り戻すためメイドたちをどうにか追い返すのだ……！

幡ヶ谷美潮：これはどうにかしないと……

幡ヶ谷美潮：てきとうに放っておいてもらえる静かな暮らしが脅かされている！

GM：ひとりに1体お付の自動人形が追従してしまう

幡ヶ谷美潮：じゃま！

GM：ではそんな美潮さんと共同戦線を張るヤマモトさんのハンドアウトが……これだ！

GM：PC4　ヤマモトさん

絆　ジョセフ・山河・スミス　関係:帰ってください

GM：ある11月の寂しい正午のひごろも荘。あなた達がいつもの非日常的日常をダラダラ過ごしていると、

突如家に死霊課の刑事であるジョセフ・山河が相棒と共に押しかけてきました。

GM：やましいことはなくはないけど今は特に何もないあなた達は押しかけてきた公僕を追い返そうとしますが、ジョセフ達は事情を聞くまで帰らないの一点張りです。

GM：そこに、追い打ちをかけるように無数の機械化メイド小隊が乱入してきました。

ヤマモトさん：招かれざる客が多いな……

GM：こんな感じで平和な11月の1日が大変なことになってしまうので、皆様には阻止していただきたい！

堂島丈二：阻止しなければ（うた：ひごろも荘住人一同）

ヤマモトさん：今こそ闘争の時

幡ヶ谷美潮：がんばるぞー

GM：では早速OP入っていきましょう！

霧尾九郎：がんばろう…！

GM：まずは九郎くんから！

GM：OP1　11月の寂しい昼の出来事

GM：シーンプレイヤー　霧尾九郎

GM：まずは人間性の低下をどうぞ

霧尾九郎：1d6-52

BeastBindTrinity : (1D6-52) → 1[1]-52 → -51

霧尾九郎：まだ平気なようだ

GM：では何もない平凡な日のこと。九郎くんは高校生ということになってるけど学校には通ってないとのことで、

GM：街をフラフラしていますね。バイトが一息ついたのかもしれないし、休みの日で遊んでいたのかもしれない

霧尾九郎：実質フリーターですな。フラフラ。

GM：ではあなたが散歩していると、11月にしては冷たすぎる寒気が吹き付けてきます。

GM：続いて、周囲から人気がサッと消える。何者かが＜アレナ展開＞を行ったようです。

霧尾九郎：「……さむっ」買い物の袋を提げた手で、身体を抱くようにして。

霧尾九郎：「なんだ？」どこかにいるであろう、アレナの主を探す。きょろきょろ。

GM：気配は頭上から、どんどん近づいてきます。

霧尾九郎：「上……？」怪訝に空を見上げた。

GM：九郎くんの目前で、突如バリバリとプラズマが迸り、空間に裂け目が発生します。

GM：そして、裂け目から姿を現したのは----------

霧尾九郎：「！？」

GM：300mを超える巨大な飛行戦艦！

霧尾九郎：で、でかあああい！

霧尾九郎：「なんだ、あれ……」あんなの、里でも見たことないぞ。ぽかーんと口を開けて。

GM：古びた鋼鉄艦はギシギシと音を建てながら、それでも空間の裂け目を乗り越えて池袋の上空に姿を現します。

GM：そして、そんな鋼鉄艦の上に佇む人影が二つ。

霧尾九郎：ええーどうしよう。そうだ、こういう時、街では「つうほう」とかするんだっけ……

霧尾九郎：若干混乱しつつ、人影を目視だ

GM：ひとりは、制服の上から白衣に身を包んだ少女。目が正気ではない。

霧尾九郎：正気ではない。

メアリー：「ドゥアーハッハッハッハ！！！！やったぞ！成功である！！！！」

メアリー：「いや、流石に北極圏から日本までとなるとさすがの私も次元の藻屑を危惧したが、なんのことはなかったな！」

メアリー：「流石は天才！さすがは“孤独の要塞”号だ！」

GM：もうひとりは、高笑いを続ける少女から2．5歩距離を取って傅く女性。その姿はメイドである。

シェリー：「流石です、メアリーお嬢様」

メアリー：「ウム、もっと褒めるがいい！自尊心が満たされるほど心地いいものはない！」

霧尾九郎：「なに、あれ……」さっきとはやや違うニュアンスで呟いた。

メアリー：「うん……？」チラリと地上に目をやって。

メアリー：「おお、見ろシェリー！第一村人発見である！なんとも幸先がいいぞ！」

GM：呆然とする九郎くんをズビシと指差して。

霧尾九郎：「お、おれなんか食べても美味しくないぞ！」関わったら危ないやつだこれ－！

霧尾九郎：じわじわ後ずさっていくぞ！

メアリー：「怖がることはない！我々は所在地を知りたいだけで……うん？」

メアリー：「第一村人よ！きみさては、人間ではないな？」

霧尾九郎：ぎく。…いや、今ここで普通に会話してる時点でそうなんだけども。

霧尾九郎：「お、おれはぜんりょうないっぱんしみんだよ」

メアリー：「善良！なんと素晴らしいことか！」

シェリー：「ええお嬢様。私の各種センサーを通しても、邪なものは感じません」

霧尾九郎：やべえ逆効果だ！

メアリー：「素晴らしい！それに見れば見るほどチャーミングでグルーミングな顔立ち！」

メアリー：「ちなみに年齢はお幾つかな！？」

GM：距離を感じさせない迫力があります。マイク越しなのに是非を問わないパワーがある。狂気が。

霧尾九郎：「え、えーと、17……」思わず答えてしまうおれ！

メアリー：「3つ歳上！それでいて親しみやすさを感じさせるこの空気！ますます気に入ったぞ！」

シェリー：「お嬢様。では……？」

メアリー：「ウム！決めた！」

メアリー：「この者を私の生涯の伴侶とする！！！！！！！！！！」

霧尾九郎：「……は？」

霧尾九郎：しょうがいの、はんりょ？間抜け面で数秒考えた。

霧尾九郎：それってあの、なんだっけ。けっこん？

メアリー：「言葉もないほど喜んでいると見える！無理もない、名誉なことだからな！！！！」

GM：ひとりで納得している！

霧尾九郎：「え、ちょ、ええええええええ！？」

霧尾九郎：「や、やだよ！ おれ、結婚なんて！」

メアリー：「恥ずかしがることはない。大丈夫、私も初恋だ！」よくわからないロジックだ！

霧尾九郎：「おれは君に恋してない！！」駄目だ逃げよう！

メアリー：「む。……いかん、アプローチを間違えたか」

メアリー：「シェリー、捕獲ネットの用意を！」

霧尾九郎：飛行戦艦に背を向けて走りだすぞ。

シェリー：「は。……捕獲ネット、投射」

GM：ガゴォン、と鈍い音が背後で響く。続いて、バシュッという音の後に九郎の身体に金属ワイヤー網が絡みつく！

霧尾九郎：「ぐわーっ！」じたばた

シェリー：「放電・回収開始」

GM：抵抗を封じるかのようにネットに電流が流れる！さらにそのまま上空の母艦に引き上げられていく！

メアリー：「大丈夫だハニー、痛いのは一瞬だけだぞ！」

霧尾九郎：「ばばばばば」ちょっと魔獣化してでも食い破ろうとしたところで、電撃を食らって落ちる。

霧尾九郎：何も大丈夫じゃない！！

シェリー：「回収、完了致しました」

メアリー：「よし、それでは早速我が花嫁の顔を見に行かねばな！いい加減ここで仁王立ちも寒くなってきたところだ！！！！」

メアリー：「やはり日本に来て正解だったな！ウム、楽しくなってきた！」

GM：プロペラの旋回音に負けじと高笑いを響かせて、二人も飛行戦艦の中へと消えていく。

GM：果たして、九郎くんの運命や如何に……！

GM：（つづく）

霧尾九郎：（たすけてー）

GM：OP2　11月の寂しい昼の出来事（裏）

GM：シーンプレイヤー　堂島丈二

堂島丈二：51-1d6

BeastBindTrinity : (51-1D6) → 51-4[4] → 47

GM：場所はお昼どきのルーナン。

GM：店の中は世界律により奇妙な静寂に包まれていますが、昼食を取りに来た魔物や半魔で繁盛しており、賑やかな雰囲気もあります。

GM：丈二さんが入店すると、あなたの方を見てテーブル席から手を挙げる初老の男性がひとり。

GM：依頼人であるウォルター・スミスです。

堂島丈二：「やあ、ミスター。今回も俺の方が後か。すまないな、毎回」

堂島丈二：軽く侘びを入れて席に着く。

ウォルター：「構わんよ。急に連絡を入れたのはこちらだ」

ウォルター：「単刀直入に行こう。お前に頼みたいことと言うのはまあ、その。」と、ここで珍しく一度口を噤んで。

ウォルター：「子守だ、早い話が」

堂島丈二：注文していた飲み物が届く。一口啜る。その間に少しだけ考えて。

堂島丈二：「自分で言うのも何だが、どちらかと言えば暴力沙汰向きだぞ、俺は」

ウォルター：「わかってる。そう怪訝な顔をするな」

GM：懐から二枚の写真を取り出して、テーブル上に並べる。

ウォルター：「むしろお前以外に適任はいない、と俺は思ってる。これを見れば」

GM：1枚は、巨大な洋館を背に自動人形に囲まれた少女が淑やかに微笑んでいる。写真の外縁に貼られたレッテルには英語で「ヨソ行き」とある。

堂島丈二：「…あの男に、子はなかったはずだ。となると、この娘は」

堂島丈二：建物に、自動人形の様式に、そして少女の面影に、見覚えがある。

GM：2枚めは、グルグル目で白衣を着た少女が嫌がって逃げる猫に電極を突き刺そうと追いかけている写真。

堂島丈二：そして何より、このマッドとしか言い様のない一枚に。

GM：研究室だろうか。あたりには奇妙な色の薬液が散乱し、悲惨な有様だ。写真には「本性」とある。

ウォルター：「“オリジナル”が復讐を遂げ北極に消えた後、博士の遺品は全て彼の実家に送られた」

ウォルター：「研究ノートもな。内容が内容だ、当時の一族は遺品ということでそれを葬ったが……」

ウォルター：「まあ、いつの時代にもバカはいてな。掘り起こして研究を再開したやつがいた」

堂島丈二：「なるほど。で、一族の娘がやって来る、と。なら確かに、守役が必要だ」

堂島丈二：苦笑い、と呼ぶには少々茶目っ気のありすぎる笑みを浮かべる。

ウォルター：「話が早くて助かる」

堂島丈二：「一応、正式に聞いておこうか。今回の仕事の内容と、条件があればそれも」

ウォルター：「そうだな、改めて。」

堂島丈二：グラスを干してから、姿勢を正す。

ウォルター：「お前には、このジャジャ馬娘の……メアリー・フランケンシュタインの護衛を頼みたい」

ウォルター：「……というよりも、こいつからの護衛だな」

ウォルター：「俺の経験から言えば、メアリーはまず間違いなく何かやらかす。とんでもないことをな」

ウォルター：「度が過ぎなければカバーに回り、度がすぎればその時は……一発カマしてこっちに連絡してくれ」

GM：そういうと、分厚いファイルの束を取り出す。書類には「強制帰国送還手続き」の文字。

堂島丈二：「こいつを参照せずに済むことを祈るよ」

堂島丈二：ひょいと持ち上げて、ぱらっと流し読み。それで内容は覚えて理解した、とばかりにファイルを閉じる。

ウォルター：「全くだ。……教立大学での特別講演、という名目で呼ばれているんだ、大人しくしていて欲しいもんだがな」

堂島丈二：「ともあれ、引き受けよう。これも縁…いや、絆のひとつだろうしな」

堂島丈二：テーブルに、自分の分の代金を置いて立ち上がる。

ウォルター：「すまん。本来ならこっちで片付けることなんだが、俺が出張ると逃げるからな。任せたぞ」

GM：と、堂島さんが立ち去ろうとしたところで携帯に連絡が入る。

堂島丈二：「その点なら俺も…ああ、だがもう世代が違えば流石に…ん？」

堂島丈二：発信者を確認してから、出よう。

GM：ひごろも荘の住人からですね。

GM：「堂島さん！？……よかった、やっと繋がった！」

GM：「大変なんです。ひごろも荘が！ひごろも荘が！」

堂島丈二：「どうした、まるで家に特殊部隊が攻めてきたみたいな慌て方をして」

GM：「それどころか家が……」ここでブツリ、という音がして、通話が遮断される。

GM：向かいのテーブルでは、同じく携帯を手にしたウォルターが渋面を作っている。

GM：受話器に手を当て覆い隠すと、丈二にだけ見えるように口だけを動かし、こう伝えてきた。

ウォルター：「やられた」

堂島丈二：「…家に戻る。こういうことに巻き込まれそうな連中に、何人か心当たりがあるからな」

堂島丈二：そう応えて、帰路につこう。

GM：OP3　11月の寂しい正午のできごと

シーンプレイヤー　幡ヶ谷美潮・ヤマモトさん

ヤマモトさん：56-1d6

BeastBindTrinity : (56-1D6) → 56-2[2] → 54

幡ヶ谷美潮：58-1d6

BeastBindTrinity : (58-1D6) → 58-5[5] → 53

GM：時間的にはお昼ご飯を終えるか終えないかの昼下がり。

GM：ひごろも荘では今日も住人たちが悠々自適の半魔生活を送っています。

ヤマモトさん：リビングのテーブルで仕事をしていよう。

幡ヶ谷美潮：「……ただいま」ちょうど学校から帰宅したところ。今日は午前のコマしか入っていなかったのだ。

ヤマモトさん：「おや、美潮くん。今日は半ドンなのだな」

幡ヶ谷美潮：「半ドンって何」今どきの若者には通じない！

ときえ：「おかえりなさい。お昼どうする？　まだなら一緒に焼きそばにする？」

幡ヶ谷美潮：「あー、えーっと。焼きそば、食べます」少し迷ってから頷く。

ヤマモトさん：「私も昼餉にしたいところだった。食卓を片付けておこう」

ヤマモトさん：なんかそんな感じでお昼とか食べたい

幡ヶ谷美潮：もぐもぐ！

竹久洋征：「あっお昼なら呼んでー

ヤマモト：もぐもぐしながら、「美潮くん学校ではどうなのだ。そろそろ考査などの時期では？」

幡ヶ谷美潮：「……そうだよ。レポートとかあるし、しばらく部屋に籠るから」もぐもぐ

幡ヶ谷美潮：「邪魔しないでもらえると助かる」もぐ

幡ヶ谷美潮：「……ときえさん、おかわりある？」よく食べる。

ときえ：「はいはい、ちょっと待ってね」

ヤマモト：「美潮くん、それは私よりもジャスミンくんや九郎くんに言った方がよろしい」

GM：そんなこんなでのほほんとした時間を過ごしていると、玄関口の扉から声が。

ジョセフ：「すいませーん」

ヤマモト：「む……これは私が行こう」

ヤマモト：玄関に向かうぞ

GM：玄関では前髪に赤いメッシュが入った不良然とした青年と、威圧的なフォルムを持つ黒塗りの戦闘ロボットが待ち構えていた。

GM：戦闘ロボットは玄関入口に頭をぶつけては「ネガティブ」の電子システム音声を発している。

ヤマモト：「誰かと思えば不良公僕か。御尊父はお元気かね？」

ヤマモト：「幾らここが半魔の住処だからといって、そんな物まで持ち込んで、何の騒ぎだ」

GM：青年の方が不機嫌そうな表情になり、背後のロボに肩を掴まれて

ジョセフ：「……チッ。ああ、元気だよ。」

ジョセフ：「ちょうどよかった。こっちはあんたを探してたんだ」

ヤマモト：「公僕から聴取されるような事をした覚えはないが」

幡ヶ谷美潮：不穏な様子に、玄関の方をこっそり見に行く。

ジョセフ：「アア？とぼけたって無駄だぞ、最近お前らがこの辺で妙な真似してるのは……」父親の話を持ち出されたからか、最初から喧嘩腰だ、

バッシュ：「先輩。ここは自分がお話します」

バッシュ：「初めまして、市民。自分は警察庁死霊課所属、型式番号AX-X2、“殲滅刑事”バッシュであります」

ヤマモト：「――名乗りは丁寧だが愛称が不穏だな。私はヤマモトという。ここの間借り人だ」

バッシュ：「階級は巡査。こちらはジョセフ・山河・スミス巡査長であります」

ジョセフ：「スミスは余計だ！」

バッシュ：「すいません、先輩。自分の名称登録機能は簡略か正式名称の二択のみで……」

ジョセフ：「わかったわかった、もういい！……ったく」すっかり毒気を抜かれて、気まずそうな態度で。

ヤマモト：「私は君達の漫談を聞きに居るわけでは無い。用件を言い給えよ」

ヤマモト：公僕ぎらいなのでこちらも喧嘩腰だぞ

ジョセフ：「聞きたいのはこれだ、これ」チラシを目前に差し出す。

ヤマモト：「何だ其れは」

GM：[駅から徒歩5分　都心の一等地に咲いた25階建てのオアシス　3LDK家賃1万5000円から！]

GM：ふたつ折りのチラシには他にも、家賃と立地条件、設備に反して豪華な仕様や優れた住宅情報と不動産業者の連絡先が書かれている。

ジョセフ：「このふざけたチラシを新聞やら街灯やらに配りまわってる幽霊が最近あちこちに出るって問題になってンだよ」

ヤマモト：「ほう……」

バッシュ：「雑司ヶ谷霊園にあるコミュニティでお話を伺ったのですが、誰もご存知無かったもので」

ヤマモト：「制作側から再三にわたる朝令暮改の内容変更でここ数日一歩も外へ出ていない私を捕まえて濡れ衣か良いだろう」

バッシュ：「当方では虱潰しに東京都全域で登録された半魔を中心にローラーを実施しているというわけであります、市民」

ヤマモト：「私の不在証明(アリバイ)なら、そこの美潮くん始め、他の住民達も保障してくれる……だろう？」

ヤマモト：最後の方でやや不安な表情になり振り返るぞ

幡ヶ谷美潮：「はっ」隠れていたのがばれてびくっとする。

幡ヶ谷美潮：「べ、別にヤマモトさんのこと信用してるとかそういうのじゃないけど……やってないって言うんだからそうなんでしょ」

幡ヶ谷美潮：「そっちこそ勝手にずかずかやって来て、ケンカ腰でなんなの？　ムカつく」ジョセフを睨み付ける。

バッシュ：「すみません、市民。自分たちの態度に非礼があったことを謝罪します」

ときえ：大家さんも、なにか揉め事かと様子をうかがいに出ています

バッシュ：「ただ、こちらの案件では既に被害者と思しき行方不明者が数名出ているのです。先輩は彼らの安否を思うと……」

ジョセフ：「バッシュ、もうお前ちょっと黙ってろ！」

幡ヶ谷美潮：「なら最初からそう言えばいいじゃん。なんなの？　素直じゃないっていうか」完全に自分のことは棚に上げているぞ。

ジョセフ：「……別にお前ひとり疑ってるわけじゃねえし、心当たりがないならそれでいいんだ」

ヤマモト：「七人岬よろしく、物件に住民が飲み込まれていると。それ自体は諸君ら公僕がしっかり働き給え。分かって貰えれば此方も事を荒立てるつもりは無い」

ジョセフ：「ただ、このチラシ随分いろいろばら蒔かれてるみたいでな。ひどいもんだと家賃500円だの10円だの……」

ジョセフ：「そんなもんに引っかかるバカはいないと思うが、まあとにかく心当たりあったら止めるようにしてくれ。それと通報頼む」

ヤマモト：「公僕、お前は馬鹿を甘く見ているぞ。通報については承った」

幡ヶ谷美潮：「通報ね。はいはい」

ジョセフ：「それじゃあ、邪魔したな」要は済んだとばかりに踵を返す。

ジョセフ：「……にしてもここもハズレか。どうする？」

バッシュ：「やはりルーナンで協力者を徴募すべきでは……」

GM：と、刑事ふたりがひごろも荘を後にしようとしたその時。

GM：猛烈なエンジン音と共に、ひごろも荘の眼前に止められたパトカーを装甲車が破砕！

ジョセフ：「なんだァ！？」

ヤマモト：「？！」

幡ヶ谷美潮：「な！？」

GM：さらに装甲車はギャリギャリとパトカーを引きずりながら門を破壊し、ぴったりとひごろも荘の正面を閉鎖してしまった！

幡ヶ谷美潮：「何これ！？」

ジョセフ：「お前らやっぱ何か隠してんじゃ……」美潮とヤマモトに振り返って凄もうとする。

ヤマモト：「私は兎も角大家と住民にまで喧嘩を売るなら……」

幡ヶ谷美潮：「知らないわよ！　それより何あの車っ」

ヤマモト：同じく凄み返すけどイマイチ迫力が無い

GM：一同が揉めていると、装甲車のハッチが開く。中から現れたのは……

機甲メイド部隊：「目標値を確認。作戦行動を開始します」

GM：メイド服に身を包んだ、無数の自動人形だ！

ヤマモト：「な、なんだこの……なんだ」

幡ヶ谷美潮：「うそお」

GM：自動人形たちは規則正しく一定の歩幅で、どう考えても装甲車内に収まらない人数が今週のビックリドッキリメカのように飛び出してくる。

ヤマモト：「お……大家！　大家、何か不穏だ、逃げたがいい！」

バッシュ：「照合開始……製造社・型式・ともに不明。アンノウンに登録します」

ときえ：「ヤマモトさん、どうしたの？　お客さんじゃなかった？」

ときえ：「……あら」

ときえ：大家さんも困惑しているようすだ

機甲メイド部隊：「奉仕対象を発見。奉仕活動　を　開始します」大家を確認して。

GM：次々と飛び出してきた機械メイドたちはひごろも荘内部へと雪崩込んでいき、そして……

幡ヶ谷美潮：「ぎゃー」押し流される！

竹久洋征：「うわあ、ぼくのソファー持ってかないで」リビングではバクの悲鳴が！

ヤマモト：「何事だこの怒濤の小間使い共は！」

機甲メイド部隊：「観葉植物・家具の選定完了。一部不適切な居住環境を改善。仮住開拓（ホームフォーミング）70%超」

機甲メイド部隊：「お嬢様をお迎えするに相応しい環境構築、完了」

幡ヶ谷美潮：「ちょっとっ、私の部屋に何したの！」食って掛かるが相手にされない。

GM：阿鼻叫喚の後、そこはまったく別の邸宅へと変貌を遂げていた！

ヤマモト：「……鹿鳴館か赤坂離宮かといったところか……」

機甲メイド：「ご心配なく、お嬢様。当家のゲストルームは人魔問わず快適に過ごせる環境となっております」

機甲メイド：「「「それではご主人様、どうぞ」」」

GM：機甲メイドたちが正面玄関前で左右一列に並び立ち、礼を作る。

GM：すると空間に亀裂が走り、ひごろも荘上空に巨大飛行戦艦が！

GM：アンカーを降ろし、ひごろも荘上空で静止するとタラップが展開される。

幡ヶ谷美潮：「……」口をぽかんと開けている。

ヤマモト：隣で同じようにあっけに取られている

GM：タラップからレッドカーペットが展開されると、ひとりの少女がメイドを連れて現れる。

GM：少女から少し引いた位置に立つメイドは、主と並び立つように簀巻きにされた少年を連行している。

ヤマモト：（（いやはや、まさに事実は小説より奇なり……これを題材に一本作ればもしや新手の空想科学小説として……))

ヤマモト：((無いな))

幡ヶ谷美潮：簀巻きが誰かはすぐ気付ける感じですか？

GM：気づけます気づけます

GM：九郎くんは気絶しててもいいしリアクションしてくれてもいいぞ！

幡ヶ谷美潮：じゃあ「ね、ねえヤマモトさん。あの巻かれてるのって……」と声を掛けます。

霧尾九郎：じゃあじたばたしてるぞ！

霧尾九郎：「ほーどーけー！ 拉致は犯罪だぞー！」

ヤマモト：「……九郎くんではないか……？」

メアリー：「何をいうか、ここは君の自宅だぞ！そして今日から私たちの自宅になるのだ、永遠に！」

霧尾九郎：「あっほんとだひごろも荘だ」今気づいた顔。

幡ヶ谷美潮：「ちょっとちょっと、わけわかんない。説明してよ！　なんなのこれ！　九郎も縛られてるんじゃない！」

霧尾九郎：「じゃなくて！！ なんか全然違う家になってるじゃん！」ぎゃー

GM：タラップを降りた少女は、礼をする機甲メイド達を前に息を吸うと朗々とした声で労いの言葉を掛ける。

GM：「ウム、ご苦労！諸君の働きには常日頃より感謝しているぞ！今後も一層の働きを見せて欲しい！」

GM：続いて、困惑する一同に向けて。

GM：2d10

BeastBindTrinity : (2D10) → 11[2,9] → 11

ヤマモト：「落ち着き給え美潮くん、なにやら演説でもぶつようだ」

メアリー：「そしてようこそ諸君、我が第11番目の邸宅へ！歓迎しよう、盛大にな！」

メアリー：「我が名はメアリー。メアリー・フランケンシュタイン！」

メアリー：「偉大なる人造生命開発の大祖、その正当なる後継者である！！！！！」

竹久洋征：「……よかった、やっと繋がった！」

竹久洋征：「大変なんです、ひごろも荘が！　ひごろも荘が！」

竹久洋征：「それどころか家が……わ、やめてスマホ壊さないで！」

幡ヶ谷美潮：「……ようこそって。えええええ」

ヤマモト：「人の住処を勝手に改築してようこそとは……」

霧尾九郎：「こいつ話聞いてくんないんだよー！ たすけて美潮ねーちゃん、ヤマモトさーん！」縛られたままびょんびょんして助けを求めた！

ヤマモト：「助けてやりたい気持ちは山々だが……」美潮さんと顔を見合わせます

幡ヶ谷美潮：「どうすんのこれ……」ヤマモトさんと顔を見合わせ、眉を顰める。

ヤマモト：小声で「どうにか九郎くんを奪還し、お引き取り願うしかなかろう。不本意だろうが手を貸してくれ」

幡ヶ谷美潮：「……私も自分の部屋が荒らされるのはたまったもんじゃないし……」

幡ヶ谷美潮：「仕方ないよね。めんどくさいけど、協力する」

GM：では全員のOPが終了した時点でSAまで配布したいと思います

GM：九郎くんにSA【婚約を取り消す】

GM：丈二さんにSA【メアリーの暴走を止める】

GM：美潮さんとヤマモトさんにSA【闖入者を追い返す】が与えられます。

幡ヶ谷美潮：いただきます

ヤマモト：いただきました

霧尾九郎：はーい。いただきます。

GM：では15分休憩で、17自前に再開して1時間シーン回せればという感じで。

霧尾九郎：了解です！

ヤマモト：わかりましたー

幡ヶ谷美潮：はい！

堂島丈二：うす、了解でー

GM：【ミドルシーン】

GM：シーン1

シーンプレイヤー　堂島丈二

堂島丈二：47-1d6

BeastBindTrinity : (47-1D6) → 47-3[3] → 44

GM：シーン的には堂島さんが他の3人と合流するシーンになります

GM：ので、途中からお3方も登場となります

GM：丈二さんがひごろも荘に向かうと、そこはまったくの別天地になっていました（背景画像参照）。

霧尾九郎：はーい

堂島丈二：改装ってレベルじゃねえぞ！

GM：巨大な正門を超えると噴水が立ち、駐車場にはいくつかの高級車と壊れたパトカーが停められている。

GM：幸い、頭上の巨大戦艦は一般人には見えないようなのですが魔物の目にはばっちり見えてるので、

GM：BBTが真・女神転生TRPGになる前にどうにかしなくてはいけません

堂島丈二：「ドイツ風…のはずなんだが、なんだこのしっちゃかめっちゃか感は」

GM：あなたが呆れていると、一体の自動人形がやってきました。

機甲メイド：「住人照合……一致。」

機甲メイド：「堂島　丈二さまですね。お嬢様がお待ちしております。こちらへどうぞ」

機甲メイド：「堂島　丈二さまですね。お嬢様がお待ちしております。こちらへどうぞ」

堂島丈二：「案内は要らない、と言いたいとこだが、これじゃあな…中もどうなっていることやら」

堂島丈二：おう、と鷹揚に頷いて、まずはついていこう。

GM：案内に従ってついて行くと、元は位置的にたぶん【応接室】あたりの空間へと通される。

GM：暖炉を備え、広々とした空間にソファーが配されたその場所には少女とメイド、なぜか縛られた少年と見知った顔がいた。

ヤマモト：54-1d6

BeastBindTrinity : (54-1D6) → 54-2[2] → 52

霧尾九郎：51-1d6

BeastBindTrinity : (51-1D6) → 51-6[6] → 45

霧尾九郎：グワーッ

幡ヶ谷美潮：53-1d6

BeastBindTrinity : (53-1D6) → 53-2[2] → 51

堂島丈二：「ただいま。そこで簀巻きになってるのは…ああ、九郎か」

霧尾九郎：「丈二にーちゃーん」うえーん。

ヤマモト：「丈二くん、帰ってきてくれたと言うべきか、帰ってきてしまったと言うべきか……」

ヤマモト：「ともあれ、此の有様だ」げっそり。

幡ヶ谷美潮：「ほんとどうにかしてほしい……」こめかみを押さえながら。

メアリー：「ようこそ客人！歓迎するぞ！」

堂島丈二：「ああ、まあ、事情は概ね知ってる。そしてそっちは…」

メアリー：「まずは暖かい紅茶など如何かな？肌寒い時期にはロシアンティーが大変に美味であるぞ！」

堂島丈二：「堂々としたもんだ。あの血筋からどうしたらこうなるのか…いや、茶はいい」

堂島丈二：メアリーの我が物顔の振る舞いに、少し頬を緩ませながら適当に着席。

メアリー：「そうか……残念だ。美味しいのに」

メアリー：「さて、ともあれ諸君に集まってもらったのは他でもない。婚礼を祝ってもらうためだ！」

幡ヶ谷美潮：「婚礼」

ヤマモト：「婚礼？」

堂島丈二：「…あー」　九郎に可哀想なものを見るような目線。

霧尾九郎：「だからおれはそんなのしないってばー……」力なく抗議する。

シェリー：「ええ。この度お嬢様……メアリー・フランケンシュタイン様は教立大学の講義と暇つぶ……もとい休息を兼ねてこの国へ来たわけですが」

シェリー：「さきほどこちらの霧尾　九郎さまに一目惚れなされまして。直ちにでも式を挙げたい、と望む所存であります」

幡ヶ谷美潮：「九郎は承諾してないみたいだけど、その辺どうなの」

メアリー：「いい質問だ！正直、そこが気になって仕方がない！」

ヤマモト：((嫌がる相手を拐かして婚礼に持ち込むのは大概悪漢のする事と相場は決まっている筈なんだがなあ))

メアリー：「これは自慢であるが、私は資産ならある！」

ヤマモト：「あー……私が思うに、九郎くんは婚礼に対する分別も付かぬ年頃では？」

メアリー：「毒々色の頭脳は常人の万倍の知性を讃え、肉体的にも至って健康。むしろ将来有望なほどだ！」

メアリー：「生物学的にも社会学的にも申し分ない存在だと思うのだが、どうか」

霧尾九郎：「さっき会ったばっかなのにそんなこと言われても…」

堂島丈二：「…変な部分で理詰めなのも、家系のなせる業か」

霧尾九郎：「ていうかいい加減ほどいてよー、これ」

霧尾九郎：びょんびょん。

メアリー：「解きたいのは山々だがすまない。適当に結んだら私にも解けなくなってしまった！」うはは、と大笑して。

霧尾九郎：「マジでー！！？」

幡ヶ谷美潮：「ハサミで切ればいいじゃん……」

メアリー：「うむ。なにせ、船も備品も骨董品であるからな！実はあんまりよくわかってないぞ！」

霧尾九郎：「常人の万倍の知性はどうしたんだよ！」

堂島丈二：「まあその、なんだ。一時の感情も大事だが、お互いを知る、というのも重要でな。どこぞの博士も、相互理解を怠って悲惨な結末を迎えたんだ」

メアリー：「言うな！確かに私の頭脳は優れてはいるが、偉大なる先祖の技術の前には抗えない！」

メアリー：「具体的には尊敬している相手に勝っちゃうと、ちょっと敬意が揺るぎそうで怖い！」

霧尾九郎：「そんなのどうでもいいよ！」うわーん！

GM：拘束については【肉体】で12以上出すとその場で解除できます

霧尾九郎：おお

堂島丈二：がんばれ…！

ヤマモト：肉体値の高い九郎くんか丈二くんに任せるしかない……

GM：もちろん九郎くん自身が判定してもいいし、ほかの人がちぎってあげてもいい

霧尾九郎：じゃあ振ってみる

霧尾九郎：2d6+9

BeastBindTrinity : (2D6+9) → 10[4,6]+9 → 19

霧尾九郎：(｀・ω・´)

堂島丈二：ナイスだ。

幡ヶ谷美潮：おおー

ヤマモト：おお

霧尾九郎：あまりの無体な扱いにヤケクソで踏ん張ったらちぎれた！

霧尾九郎：「あー、もー。窮屈だった……」ぐったり。見慣れないふっかふかのソファにもたれかかる。

メアリー：「な……なんという怪力……！」

メアリー：「いま私の知的好奇心が素晴らしく刺激されたぞ！もう一度縛っていいか！？もしくは婚礼後に少し解剖させてくれ！」

ヤマモト：「……ご苦労だったな……」肩ポン

メアリー：「筋繊維だけ！筋繊維だけでいいから！」

霧尾九郎：「縛るのもだめだし結婚も解剖も駄目！！！！」

霧尾九郎：ふしゃー！

幡ヶ谷美潮：「何この人解剖とかこわい……」

堂島丈二：「技術は後進に破られるのが常なんだよ。で、それはそれとしてだ」

メアリー：「し……仕方ない。検査は諦めよう」

霧尾九郎：危なかった。もう改造はごめんでござる

堂島丈二：「俺としては、ひごろも荘をすぐ元に戻して退散してもらえるとありがたいが、はいわかりました、という流れでもないだろう」

メアリー：「そうだな、それは困る」

メアリー：「いや、家を戻すのは吝かではないのだが。そうなると私は暫く適当なホテルにでも止まらねばなるまい」

メアリー：「すると退屈だ！退屈は困る！それに、私はこの家の住民が気に入った！」

ヤマモト：「それで宜しいのではないだろうか……」

ヤマモト：「宜しくなかった」

メアリー：「なにも宜しくはない！」

霧尾九郎：「元に戻してから普通に泊まればいいじゃん。ときえさんに頼んでさ。なんで駄目なの？」

メアリー：「知らんのか、ホテルで便座を爆発させたり小動物を持ち込んで遊ぶと、後でとても叱られるんだぞ！」

堂島丈二：「仮にここを元に戻した場合、別の建物がこうなりかねないな。もしサンシャイン60がこうなったら、目も当てられない」

堂島丈二：「ヴァンパイア対フランケンシュタイン一族、なんてのはちょっと、な」

GM：「どう説明したものか。いいか？枕が変わると寝れない人間がいたとする。というか、私がそうだ」

メアリー：「どう説明したものか。いいか？枕が変わると寝れない人間がいたとする。というか、何を隠そうこの私がそうだ」

メアリー：「旅行先に枕を持ち歩くだろう。そういうことだ！」

シェリー：「つまりお嬢様は、ご自宅でないと安心できないために移動した国に自宅の複製を建造する、ということでございます」

幡ヶ谷美潮：「私だってご自宅じゃないと安心できないし！」ぷい、と横を向く。

ヤマモト：「合点はいったが納得したかと言われると、まあ、否ではある」

ヤマモト：「せめて枕だけで勘弁して頂くことは出来なかっただろうか」

メアリー：「うぬぬ……なんたる平行線か！我が頭脳にあと1%の知性の閃きがあれば諸兄にも納得いただける弁明ができそうな気がするが！」

霧尾九郎：「人が住んでるところにこんなことしたらそりゃそうなるよ…」

シェリー：「お嬢様、いかがでしょうか。ここはひとつ、郷に行っては郷に従う、というのは」

メアリー：「それはつまり、この街の流儀に従うというわけだな？」

堂島丈二：「そうだな…お試し期間、とも言うが」

シェリー：「流石の理解力です、お嬢様」

メアリー：「よしわかった！つまり暴力ということだな！」

霧尾九郎：「つまりどういうことだってばよ」

堂島丈二：「こっちの理解力の斜め上を飛んだぞこの娘は！」

ヤマモト：「待って欲しい！　その発想は如何な物だろうか！」

メアリー：「私は自分のわがままを通したい！諸君は日常を守りたい！つまり、闘争である！」

幡ヶ谷美潮：「わがままって自覚があるならやめろっての！」

メアリー：「断る！！！！！！」力強いノーだ！

ヤマモト：「丈二君、如何する」

ヤマモト：額を抑えています

堂島丈二：「あちらは十分にやる気のようだし、言って聞くような一族（やつら）じゃないからな。ヤマモトさん、悪いが執筆はしばらく中断だ」

メアリー：「うむ、そうと決まれば話は早いな！相互理解の為にも、諸君にはこの風雲フランケンシュタイン城をご堪能して欲しい！」

ヤマモト：「……」丈二さんを見よう。

堂島丈二：「…しかもやたらと準備がいいと来た」

シェリー：「城ではなく邸ですが」

幡ヶ谷美潮：「試験勉強……」

霧尾九郎：「その闘争ってのに勝ったら、おれのことも諦めてくれる？」

メアリー：「…………」

メアリー：「け、検討しよう！」

GM：一瞬ものすごく検討する表情を浮かべて。

堂島丈二：「…まあ、よくよく考えれば、この状態が続くと俺たちもときえも困ったことになる。なら、こういう手段も無いことは無いな」

メアリー：「それでは諸君、私はラスボスらしく最後のステージで待ち構えているのでまた会おう！」

霧尾九郎：「……じゃあ頑張る。ここがこのままなのも困るし、おれのこともこのままじゃ困るし」

メアリー：「できるだけ早く来てくれると嬉しいぞ！」

幡ヶ谷美潮：「もう！　やるしかないんでしょ、どうせ！」

霧尾九郎：丈二の言葉を聞いて、だらけていたソファから立ち上がった。

ヤマモト：「まあ、九郎君のためにもな……それに、入居先が豪邸になって〆切りに遅れる等の言い訳をするのは辛い物があるのだ」

幡ヶ谷美潮：「それならさっさとやって、さっさと元に戻そう。こっちだって忙しいんだから」

霧尾九郎：「正直、おれも何がなんだか分かってないけど、みんなに迷惑かけてるのはおれがあそこで目あっちゃったからかもだし……みんな、ごめんけどよろしくな」

幡ヶ谷美潮：「何謝ってんの。私は私の部屋を戻したいだけだし。あんたのことは関係ないんだから」気にするなと言いたいようです。

ヤマモト：「少年が気に病む事では無い。惚れた腫れたは当人に儘ならぬ事もある。それに、私も畳の部屋が落ち着くので、元に戻るなら其れが良い」

GM：あ、さっきの発言を最後に《資産:帰還門》を発動してメアリーとシェリーは撤退します。

霧尾九郎：ラスボス部屋へ…

GM：演出的にはメアリーの座ってた椅子がジェット噴射で飛行船まで飛んでいった。シェリーは自力で飛んでいった。

堂島丈二：「俺もまあ、半分、身内の不始末みたいなものだからな。…まさか、ああいう方向に発展してるとは思ってなかったが」

霧尾九郎：フランケンシュタイン家は一体どういうセンスをしているんだ

堂島丈二：飛んでいく椅子を見上げながら、九郎の頭をぽんと撫でる。

霧尾九郎：撫でられつつ見上げ。そういえば知り合いっぽい反応だったなと思い出す。

堂島丈二：「…ここまで代が変われば覚えちゃいないだろうがな。それでも、こっちには理由があるのさ」

堂島丈二：九郎の頭から手を離して、頭の中で探索の算段をつけよう。

GM：シーン変更前に。

GM：エゴ申請とか絆申請とかあればどうぞ。あと調達判定も

霧尾九郎：PC間の絆は決めておいた方がいいかな？

ヤマモト：じゃあ此方は美潮君に〈同情〉で取ろうかな

ヤマモト：「期末考査もある大事な時期にこんな事になって……」的なニュアンス

幡ヶ谷美潮：ぐすんぐすん

霧尾九郎：僕は他には、ひとまずOKです。

霧尾九郎：まだ殺意を覚える時間じゃないぜ…

幡ヶ谷美潮：エゴ絆は今のところ大丈夫です。

堂島丈二：ＰＣ間絆は、美潮に共感で。そのスタンス、イエスだね。

ヤマモト：エゴは大丈夫です

堂島丈二：エゴロールは特になし、絆をメアリーに取っておこう。あえて初期絆のヴィクトルと同じく、悔悟で。

GM：了解です

GM：前回までのあらすじ

GM：1.ヘンなのが来た。

GM：2.アパートが大変なことになった。

GM：3.仕方がないので元に戻すため探索に出よう！

GM：というようなお話だったような。

霧尾九郎：だったと記憶しています

堂島　丈二：そのため風雲フランケンシュタイン城に挑むのであった…。

ヤマモト：風雲ひごろも荘

GM：それではミドルシーン2から。

GM：【ミドルシーン2】

GM：シーンプレイヤー　霧尾九郎

GM：全員登場可能です（というか前シーンからの地続き扱いで）

霧尾九郎：1d6-45

BeastBindTrinity : (1D6-45) → 3[3]-45 → -42

幡ヶ谷美潮：51-1d6 登場します

BeastBindTrinity : (51-1D6) → 51-2[2] → 49

堂島　丈二：1d6+44

BeastBindTrinity : (1D6+44) → 5[5]+44 → 49

ヤマモト：52-1d6

BeastBindTrinity : (52-1D6) → 52-4[4] → 48

GM：それでは、皆様が談話室を出ると

GM：廊下はさらに変質し、厳しい石造りの廊下に仄かに照明が灯る古城じみた様相になっています。

幡ヶ谷美潮：「何これ……こわ……」きょろきょろと見回す。

ヤマモト：『厳めしい石造りの廊下は、いずれ独逸か英吉利の堅牢な古城を彷彿とさせるものであった。蝋燭の灯火が暗がりに頼りない火影を……』

ヤマモト：タブレット端末にすごい速さのフリック入力でテキストを入力している

幡ヶ谷美潮：「こんな時まで書くの！？」

堂島　丈二：「ま、城なんてのは、普段住まいする場所じゃないからな。…ヤマモトさんの服装が執事服やらに変わらないうちに進んじまおう」

堂島　丈二：勝手知ったる、という程ではないものの、さほど驚く様子もなく歩く。

霧尾九郎：「元の作りと全然違くなってるのかな…」伸び上がって廊下の向こうを見た。

ヤマモト：「この臨場感を大切にしなくては世に私の作品を云々」

幡ヶ谷美潮：「うえ、足音響く。やだ……」歩きながら顔を顰める。

GM：では皆様がそれぞれ廊下に脚を踏み出したところで。

GM：カチリ、という音がして廊下が真っ二つに割れます。落とし穴だ！

霧尾九郎：ギャー！

GM：全員【肉体】判定で振って、14以上出してください。

堂島　丈二：お約束ゥー！

幡ヶ谷美潮：ひええ

堂島　丈二：誰か一人成功でいいんでしょうか。それとも全員？

ヤマモト：幽霊は非力なので非常に不味いぞ

GM：判定に成功した人は【地上】を、失敗した人は2ｄ6点のダメージを受けたあと【地下】を探索することになります。

GM：全員です！

霧尾九郎：なんという

幡ヶ谷美潮：分断！

堂島　丈二：なん…だと…

ヤマモト：なんと

堂島　丈二：したら、まず肉体の低い２人に振ってもらって、上手いこと２：２に分かれるよう試みますか。

霧尾九郎：それがよさそうですかね

幡ヶ谷美潮：私と丈二さんが同値かな？

ヤマモト：ですねー

ヤマモト：じゃあ振ってみますか

幡ヶ谷美潮：じゃあ私が低い組に入りましょうか

幡ヶ谷美潮：振りますー

幡ヶ谷美潮：2d6+7=>14

BeastBindTrinity : (2D6+7>=14) → 6[2,4]+7 → 13 → 失敗

幡ヶ谷美潮：1足りない！

霧尾九郎：おしい…！

堂島　丈二：では、こっちでブーストしましょう。どうせボス相手には効果が薄い。

堂島　丈二：て、駄目だ。《魔性の美》は判定直前だった。

ヤマモト：ワンモアチャンスしますか？

幡ヶ谷美潮：どうしましょうねーこれ

霧尾九郎：地下も、見ておくに越したことはないのかなと思わなくはないけれど…後から行けるのかな。

ヤマモト：まあ私が間違いなく地下には行くので

堂島　丈二：いっちゃっていいと思う。何なら、わざと失敗して地下に回ってもいい。

堂島　丈二：＜ワンモア

ヤマモト：よし、じゃあ美潮くんに〈ワンモアチャンス〉しよう

幡ヶ谷美潮：ありがたや……

幡ヶ谷美潮：ではもう一度振り直します。

幡ヶ谷美潮：2d6+7=>14

BeastBindTrinity : (2D6+7>=14) → 7[3,4]+7 → 14 → 成功

GM：ギリギリ成功！

幡ヶ谷美潮：おお！

ヤマモト：やったぜ

霧尾九郎：おおー

幡ヶ谷美潮：ありがとうー！

ヤマモト：じゃあ、次私が挑戦してみます

ヤマモト：4+2d6=>14

BeastBindTrinity : (4+2D6>=14) → 4+7[4,3] → 11 → 失敗

ヤマモト：計算通り……！

ヤマモト：「全く美潮くんは手がかかる……」って言う声がスッと消えてヤマモトさんの姿が見えなくなる

霧尾九郎：「や、ヤマモトさーーーん！」

幡ヶ谷美潮：「！」落ちかけて、背中を押されてなんとか床にしがみついている。

堂島　丈二：「お約束すぎるだろうが…！」

ヤマモト：＼うわあああああ！！！／

堂島　丈二：あ、今更ですが、「判定せずに失敗扱いでダメージ受けて下へ」ってのはＯＫですか。＞ＧＭ

GM：判定放棄してもOKですよ

幡ヶ谷美潮：「ちょ、ちょっとー！　なんで私なんかを！」

GM：それはそれとしてヤマモトさんは闇に吸い込まれて没シュートされてしまいました。ナムアミダブツ！

堂島　丈二：うす。では、次に九郎くんに判定してもらって、成功したらそのまま上へ。自分は放棄して下へ、という感じでどうでしょう。

霧尾九郎：2d6+9=>14 では振ってみるです！

BeastBindTrinity : (2D6+9>=14) → 7[3,4]+9 → 16 → 成功

霧尾九郎：期待値が出てよかった…

堂島　丈二：「適材適所、ということだろうさ。この中で、素のポテンシャルが高いのは美潮と九郎だ。…とはいえ、ヤマモトさんを独りにってワケにもいかないな」

堂島　丈二：「悪いが、上は頼む」

堂島　丈二：ヤマモトさんを追って、穴に飛び込もう。

幡ヶ谷美潮：「え」

霧尾九郎：「丈二にーちゃん、ヤマモトさんをよろしく…！」

ヤマモト：心強い……

霧尾九郎：パカーンしていない床に上がって、美潮をひっぱり上げよう。

幡ヶ谷美潮：「……どーも」引っ張り上げられます。

霧尾九郎：「美潮ねーちゃん、怪我してない？」だいじょぶ？と首かしげ。

GM：それでは、地下に吸い込まれた人たちは次シーンに探索パートを移していただくとして。

幡ヶ谷美潮：「別に、全然平気」スカートをはたく。

GM：先にダメージの方だけお願いします

堂島　丈二：2d6

BeastBindTrinity : (2D6) → 3[1,2] → 3

堂島　丈二：FP89へ。まだまだ元気。

ヤマモト：2d6

BeastBindTrinity : (2D6) → 8[5,3] → 8

霧尾九郎：でかい

ヤマモト：FP28になりました

GM：ありがとうございます。演出はまた後ほど！

メアリー：『ンハハハッハハハ！さっそく我が城の防衛機構を堪能していただいたようで何よりである！』

GM：どこからともなく微妙に音割れした笑い声が聞こえてくるぞ。

霧尾九郎：よろしくとは言ったものの、なんかすごい音してそうで地下を心配げに見下ろし……たところで声だぜ

幡ヶ谷美潮：「住人から防衛するとか何考えてんの」届くかどうかは知らないが言い返す。

霧尾九郎：「部屋のすぐ前に落とし穴はヒキョーだよ！」どこか分からないけどなんとなく上を見上げて返事する。

メアリー：『ふむ。何人かは見事第一の関門を2分の1切り抜けられたようであるな。お見事！』

メアリー：『だが安心するのはまだ早いぞ、そろそろ……』ザザーッ。

幡ヶ谷美潮：「第一」口を歪める。「まだあるんだ」

GM：肝心なところで通信遮断！

GM：続いて、ゴロゴロと何か転がってくるような音が聞こえてくる。

霧尾九郎：「あっ」察し

幡ヶ谷美潮：「うえっ」

GM：……というか、目の前の傾斜から転がってくる。岩石が。

霧尾九郎：「いつの間に傾斜にー！？」

幡ヶ谷美潮：「やだーーもうーー」

GM：ではシーンカット

GM：エゴロールとかあればどうぞ

ヤマモト：〈一発当てたい〉エゴを貰いたいです

堂島　丈二：あ、そうだ。こちらは人間性が４０を下回ったので、絆をエゴに変えます。

霧尾九郎：僕は特になしで。

幡ヶ谷美潮：なしです

GM：ヤマモトさん了解です。罪1点どうぞ

ヤマモト：ありがとうございます！

堂島　丈二：メアリー・フランケンシュタイン（悔悟）を「お仕置きしたい」に。

GM：お仕置き

GM：ともあれ了解です。

GM：それでは次シーン

GM：ミドルシーン3

GM：シーンプレイヤー　ヤマモトさん

堂島　丈二：出るぜー

堂島　丈二：1d6-39

BeastBindTrinity : (1D6-39) → 1[1]-39 → -38

ヤマモト：46-1d6

BeastBindTrinity : (46-1D6) → 46-4[4] → 42

GM：それでは、落とし穴に吸い込まれたヤマモトさんと追いかけて飛び込んだ堂島さん。

GM：それぞれ身体に衝撃が走り、洞窟じみた地下にたどり着きます。

堂島　丈二：「っと…無事か、ヤマモトさん」

ヤマモト：うめき声を上げながら起き上がる。いつの間にか鳥打ち帽、蝶ネクタイ、ワイシャツ、つりズボンに革靴姿だ。

堂島　丈二：衝撃を吸収した脚部から、バチリと電気の火花が飛ぶ。

ヤマモト：「些か腰を打ったらしいが、まあ、大事には至らずというところか。丈二くんは態々此方へ来たのか」

堂島　丈二：「いや、上は若い二人に任せて、だ。体力任せに出来ない分、ヤマモトさんには道案内が必要だろう」

堂島　丈二：服装が変わっていることいついては、ああまたか、的な生温い視線だけで済ます。

ヤマモト：「心遣い痛み入る」

ヤマモト：後生大事に抱えていたタブレットのフラッシュライトを使って周囲を照らしたりしよう

ヤマモト：「まあ、九郎少年も美潮くんもしっかりした若者だからな。その点は心配していないが……合流できるのだろうか」

GM：周囲を照らすと、鍵の空いた鉄格子が幾つも見えます。地下牢のようです。

堂島　丈二：「どうやらメアリーお嬢さんにとっちゃ、この仕掛けもアトラクションみたいなものらしい。なら。最高のクライマックスは用意してくれるだろうさ」

GM：周囲を見渡していると、堂島さんの携帯電話に着信が。依頼主であるウォルターからのようです。

堂島　丈二：失礼、とヤマモトさんに断ってから応答しよう。

ヤマモト：「！！！」突然の振動音にびくっと肩を振るわせて驚いている。

ヤマモト：手で出たまえと促しているよ

ウォルター：『聞こえるか？俺だ。　この通話は切らないようにしてくれ』

堂島　丈二：「こっちとしては、こんな場所でも電波が届くことに驚きだ。悪い、少しばかり派手なことになった」

ウォルター：『いや、あの娘が来るとわかった時点でこっちも警戒しておくべきだった。まさかあんなものを持ち出してくるとは……』

ウォルター：『その様子だとそっちは中にいるんだな？　俺たちは今、外で通せんぼを食らってる』

GM：派手な砲撃音がスピーカー越しに聞こえてくる。

堂島　丈二：「…その音で大体は理解した。こちらは―」

堂島　丈二：風雲フランケンシュタイン城を攻略せざるをえなくなった状況を説明しよう。

ウォルター：『……あのバカ娘』

堂島　丈二：「一丁キツいお灸を据えてやらんといかん、と思ってるんだがな。いかんせん、次に何が出るかも予測が付かない、というのが正直なところだ」

ウォルター：『状況は理解した。手を貸してやりたいが、こっちも足留めで手一杯だ』

ウォルター：『自力で脱出してもらうしかないが、手はある』

堂島　丈二：「聞こう。こちらとしちゃ、とっとと元の家に戻したい」

ヤマモト：話を聞きながら横で首を縦に振っている

ウォルター：『城の仕掛けや何やらは、ドミネーター級の魔物かそういう能力を持ってるやつじゃないと難しいだろう』

ウォルター：『だが、あの阿呆娘はそうじゃない。頭はキレるが、それ以外は普通の小娘だ』

ウォルター：『飛行戦艦だ。詳しい経緯は省くが、あれは昔ヴォイドを相手取るのに造られた艦でな』

ウォルター：『動力には“羽根”に近い、同等のエネルギー物質が使われてる。つまりあの船を止めれば、この馬鹿騒ぎは静まる』

堂島　丈二：「つまるところ、まずは上を目指さないとどうにもならない、と」

ウォルター：『こっちで見た限り、今のところ屋敷に向かって船からタラップが降りてる』

ヤマモト：「いよいよ伝奇活劇めいてきたな……」

ウォルター：『上に登っていけば、道なりに船につけるはずだ』

堂島　丈二：「了解だ。それじゃあ、まずはここから出るとしようか」

ウォルター：『上に登ったら、俺の代わりにあのじゃじゃ馬のケツを引っぱたいてやってくれ。健闘を祈る！』

堂島　丈二：応、と答えてから。

堂島　丈二：「…というわけだ、本当にどこぞの映画じみた流れだが、今回はそういうルールらしい」

ヤマモト：「つくづく、きみも難儀な因果であるな。まあ仕方ない。活劇物ということなら良かろう。足手まといにならぬよう留意する」

ヤマモト：革靴がブーツにマイナーチェンジだ（気分の問題）

堂島　丈二：ヤマモト探検隊…！

堂島　丈二：といわけで脱出したいのですが、牢を破れますかね。＞ＧＭ

GM：堂島さんたちの牢の鍵は空いてます。判定不要ですね。

堂島　丈二：では脱出だ…！

GM：軽く扉を押すとギィーッ、と軋む音がして開きます。

ヤマモト：周囲を伺いながらソロソロと外へ出てみる

GM：ほとんどの牢屋は処理待ちのゴミ置き場になってるようで、

GM：壊れたジェネレーターやロボットの廃棄パーツ、飽きた玩具、食べきれなかった食事の残りなどが

堂島　丈二：「活劇の舞台にしちゃ、所帯じみてるな…」

GM：ゴミ袋に詰められたり無造作に積まれたりしてます。

ヤマモト：「物々しい物置……」

GM：近くに有る牢の中を伺っていると、ガシャーン、ガシャーン、と牢屋を叩くような音がフラッシュライトの先から微かに響いてくる。

ヤマモト：「丈二くん」呼びかけつつ、ライトをそちらに向けてみたい

堂島　丈二：「友好的な先客、だとありがたいんだがな」

堂島　丈二：そうはいくまい、といったニュアンスで。

GM：では二人が音の発生源に向かって歩いていくと、そこには……

ジョセフ：「オラァー！ここから出せコラァーッ」

GM：頭から生ゴミをひっ被った、不良警官がそこにいた。

ヤマモト：「……」

堂島　丈二：「よし、放っておいてもなんら問題はないな」

ヤマモト：無言で先に進む見せる

ヤマモト：無言で進むそぶりを見せる

GM：シーンカット。

GM：絆とかエゴとかあればどうぞ

堂島　丈二：「お仕置きしたい」でエゴロールの申請を。

ヤマモト：丈二さんに〈信頼〉で絆取ろうかな

GM：罪一点どうぞ

GM：罪一点どうぞ

GM：ミドルシーン4

GM：シーンプレイヤー　幡ヶ谷美潮

幡ヶ谷美潮：49-1d6

BeastBindTrinity : (49-1D6) → 49-4[4] → 45

霧尾九郎：39-1d6

BeastBindTrinity : (39-1D6) → 39-4[4] → 35

霧尾九郎：っと現在値が違った。42-4で38になります。

GM：巨大な岩石から逃げ出したお二人。

GM：息を切らせる二人の背後では、誂えたように岩の塊が扉に挟まり動きを停止しています。

幡ヶ谷美潮：「……た、助かったの……？」ぜいぜいと肩で息をしている。走るのは苦手だ。

霧尾九郎：「死ぬかとおもった……」膝に手をついて息を整えている。

メアリー：『あの転がる岩を逃げ切るとは、なかなかやるな！』

霧尾九郎：「助かった……かもしんないけど、これじゃこっちには行けないかな…」岩の塊をぺちぺちして。

幡ヶ谷美潮：「九郎でも壊せない？」

メアリー：『試算では5回中4回はぺちゃんこになるという計算だったのだが』

霧尾九郎：「ぺちゃんこになってたまるかー！」うがー！

幡ヶ谷美潮：「最悪。人を実験台みたいに」

メアリー：『というか2回は私も下敷かれた！なので敬意を持って次の難関にご招待しよう！』

霧尾九郎：メアリーどんな肉体してんだよ…

幡ヶ谷美潮：ほんとだよｗ

GM：言うやいなや、二人の背後で床が裂け、見る間に巨大なプールができあがる。

幡ヶ谷美潮：「！　……あ、水」

霧尾九郎：ゴゴゴゴゴ…

霧尾九郎：「次はなんだよ～」

メアリー：『うむ。飛ぶ、走ると来ればお次は泳いでもらおう！トライアスロンである』

GM：トライアスロンは泳ぐ走る漕ぐだけど、細かいことを気にしてはいけない

幡ヶ谷美潮：「塩素入ってるのは気に入らない」鼻を動かす。

メアリー：『というわけで諸君にはこのエリートスイマー軍団と勝負して勝って頂きたい！』

霧尾九郎：「泳ぐのなら美潮ねーちゃんの得意分野だぞ！」ずびし、と虚空を指さし…スイマー軍団？

メアリー：『精鋭たちよ、来い！』

GM：ゴゴゴゴゴゴ、という音と共に上空から競泳水着を着た武骨なロボットが降下してくる。

GM：ロボット、ロボット、自動人形、ロボット、ロボットという隊列で。

幡ヶ谷美潮：「もうやだ、早く部屋に帰りたい。帰って一人で寝たい……」肩を落とす。

幡ヶ谷美潮：「……でも、帰るためにはやるしかないんでしょ。いいよ。やってやるよ」

メアリー：『素晴らしい心意気である。だが果たしてこの私が造った水泳マシン軍団を倒すことが出来るかな？』

霧尾九郎：「おれもがんばる！」美潮に頷いて見せる。

GM：ブリキの玩具じみたロボットが自慢げにポキポキとアームを鳴らしてみせる。

GM：というわけで、地上組は次に3回の対決判定を行ってもらいます。

霧尾九郎：おお、ガチ対決。

幡ヶ谷美潮：３回！

GM：敗北した場合のペナルティなどは特にありません。判定に出る順番はPLで自由に決めてもらってOKです

GM：水泳でマシン軍団に打ち勝つのに必要な能力は【肉体】もしくは【技術】による対決判定ですが

GM：幡ヶ谷さんは人魚なので【＋感情B】が達成値に加算されます

幡ヶ谷美潮：しゃ！

霧尾九郎：おおー

幡ヶ谷美潮：実質+11ですね。やったね。

霧尾九郎：つよい

GM：では一回目の対決！

GM：プールの監視台に、監視員っぽい格好をした自動人形が旗を手に陣取ります。

GM：併せて、降りてきたロボットの一体が前に。

幡ヶ谷美潮：「とりあえず、私泳ぐから」

霧尾九郎：「美潮ねーちゃん頑張れ！」こくこく。

幡ヶ谷美潮：本当は服を脱いだ方が速いのだが……この場ではちょっとな！

GM：背中にジェットパックを積み、両足をスクリュー、両手にも水泳機構を積んだ巨体が登場する。【技術】が得意そうだ！

霧尾九郎：精鋭っていうかさぁ…

GM：対する幡ヶ谷さんは【肉体】と【技術】どっちで対抗しますか！

幡ヶ谷美潮：【肉体】でお願いします。

GM：はい。ではまずロボットの技術判定！

GM：2D6+3

BeastBindTrinity : (2D6+3) → 9[4,5]+3 → 12

GM：なかなかの数字だ

幡ヶ谷美潮：ではこちらもいきます。

幡ヶ谷美潮：2d6+11

BeastBindTrinity : (2D6+11) → 7[6,1]+11 → 18

霧尾九郎：圧倒的だぜ…！

GM：勝者、美潮選手！

幡ヶ谷美潮：よかったｗｗ負けたらはずかしかったｗｗ

メアリー：『それでは第一回、位置について。ようい、ドン！』

幡ヶ谷美潮：綺麗なフォームで飛び込む。空中で、足は魚の尾に変わる。

GM：監視員自動人形が空砲で合図する。併せて飛び込む一人と一機！

幡ヶ谷美潮：そのまま、息継ぎもせずに水中を猛スピードで移動！

幡ヶ谷美潮：ゴール地点でざば、と頭を出し、息をつく。髪が貞子みたいになっている。

霧尾九郎：「美潮ねーちゃんすげー！」プールサイドで応援団しているのだ。きゃっきゃ。

GM：対するロボットはというと、折り返し地点で沈んだままになっている。サビ止めを塗り忘れたのだ！

幡ヶ谷美潮：おおいｗｗ

霧尾九郎：ダメじゃねーかｗｗｗｗ

幡ヶ谷美潮：「……結ぶべきだった」濡れた髪を絞る。

メアリー：『ぬぬぬ。防水加工を忘れるとは迂闊な。だが文句なしに見事な水中猛ダッシュであったのも確かだ！お見事！』

幡ヶ谷美潮：「まだやるなら早くしてよね」ざばっとプールから上がる。服はびしょ濡れだ。

メアリー：『だが、次の水泳マシンには勝てるかな？』

GM：指導員の格好をした自動人形たちが水泳マシンを回収すると、次のロボットが登場する。

GM：急いで防水加工を済ませた水泳ロボット二号が、自信ありげに胸を反らせて位置に着くぞ！

メアリー：『水泳マシン二号は水かきで50メートル10秒を記録した猛者だ！』

メアリー：『将来的にはライフセイバーして発売予定のこいつに勝てるかな？』

幡ヶ谷美潮：「じゃ、次は九郎がんばって」手を振る。

霧尾九郎：「お？　おー！」やるー、と手を振り上げ。

霧尾九郎：「犬かきならおれもできるぞ！」上着を脱ぎ捨てて、裸足でぺたぺたスタート位置へ。

幡ヶ谷美潮：ぺたん、と魚の尾のままプールサイドに座る。

GM：では第二判定は九郎くん！

GM：先ほどのような不覚は取るまい、というわけでロボット側は達成値が＋1されました。

GM：【肉体】もしくは【技術】で判定をどうぞ！

霧尾九郎：では肉体で！

霧尾九郎：2d6+9 ばしゃー

BeastBindTrinity : (2D6+9) → 7[4,3]+9 → 16

霧尾九郎：結構いったぞ

GM：2D6+4

BeastBindTrinity : (2D6+4) → 6[5,1]+4 → 10

GM：犬かきロボ無惨！

幡ヶ谷美潮：勝ったー

メアリー：『では第二戦、用意……ドン！』

霧尾九郎：「うおりゃああああ」飛び込みもフォームもおそまつであったが、とにかくがむしゃらに水をかきまくってばく進だ！

GM：犬かきロボの両腕が唸りを上げ、犬かきを開始する。そのブリキの玩具じみた見た目と合間って、ふざけた姿だが動きは素早い！

GM：物凄い勢いで水しぶきを上げる二本のコース！果たして勝利したのは……！

霧尾九郎：だいたい似たような速度で泳いでいたが、ちらっと横を見てから最後のスパートをかける。あぶなかったけど、先にゴールにタッチした！

幡ヶ谷美潮：「……意外とやるじゃん」髪を結びながら。

霧尾九郎：「よっしゃー！」水しぶきのやんだプールでガッツポーズし、美潮に向けてピースしてみせる。いえい。

メアリー：『う……うぬぬぬ』

メアリー：『思ってたより結構やられて正直ちょっと泣きそうだが、次は負けんぞ！』

幡ヶ谷美潮：「……私の方が速く泳げるし。今の、悪くなかったけど」ぷい、と横を向く。

霧尾九郎：ぶるぶる、と頭を振って水を飛ばし、プールから上がってくる。

霧尾九郎：悪くなかった、だけで割と嬉しいので、えへへーって顔している。

霧尾九郎：「次もおれたちが勝つもんね！」

幡ヶ谷美潮：「今度はどんなポンコツが出てくるの？　早くしてよね」尾びれをぱたぱたさせる。

？？？：『それはどうかな？』

GM：プールサイドに渋い声が反響する。

メアリー：『３号は趣向を変えて、タフな海の男を用意してみたぞ！』

霧尾九郎：しゃべった…だと！？

3号：『お嬢ちゃんたち、ちっとはやるみたいじゃねえか。だが次は……俺たちが勝つぜ』

幡ヶ谷美潮：「む」

メアリー：『ふふふ。そして3号には必勝ギミックを用意させてもらったぞ。見よ！』

GM：合図に併せて、3号が取り出したのは……ビート板だ！

幡ヶ谷美潮：「……」

霧尾九郎：「……」

幡ヶ谷美潮：「……九郎、絶対こっち見ないでよね」九郎の頭をべしっとはたく。

メアリー：『見たか！恐ろしさのあまり声も出るまい！』

幡ヶ谷美潮：そのまま、ロングスカートを脱ぎ捨てる。

霧尾九郎：「ねーちゃん、あれなに……あいてっ」

幡ヶ谷美潮：「いいよ、こっちだって本気でかかってやる」

霧尾九郎：わわわ、と慌ててむこうを向く。

幡ヶ谷美潮：「絶対見るな！　見たらお腹ぶつからね！！」九郎に。

3号：『ほう、本気というわけか……面白い』

霧尾九郎：「み、見ない！ 見ないよ！」こくこく。

GM：ピポポビポー、とビート板に内蔵されたサポートコンピュータも機械語でその本気に応える。

霧尾九郎：コンピュータ制御ビート板

幡ヶ谷美潮：ずりずりと飛び込み台のところまでやって来る。

GM：3号はサポートメカとタフな海の心で一味違う強さだ！というわけで判定値に＋1ｄ6（最低補正2、最大補正4）かかります

GM：1D6

BeastBindTrinity : (1D6) → 4

幡ヶ谷美潮：ひゃー

GM：最大補正だ！＋8！

幡ヶ谷美潮：こわい！

霧尾九郎：つ、つよい…！

GM：ではロボットから行くぞ！

GM：2D6+8

BeastBindTrinity : (2D6+8) → 10[5,5]+8 → 18

幡ヶ谷美潮：つよっ

GM：つ、強い！強いぞ3号！

霧尾九郎：しかも出目がいいな…

幡ヶ谷美潮：がんばる！【肉体】で判定します！

霧尾九郎：負けるな－！

幡ヶ谷美潮：2d6+11

BeastBindTrinity : (2D6+11) → 8[4,4]+11 → 19

GM：来い！

堂島　丈二：おお…！

幡ヶ谷美潮：うおおあぶない

霧尾九郎：勝った…！

幡ヶ谷美潮：やったぜ！

GM：人魚としての面子を保った！

メアリー：『それでは行くぞ……最終勝負、よういドン！』

幡ヶ谷美潮：飛沫を上げて飛び込む。

幡ヶ谷美潮：横目に３号の姿を見ながら、懸命に腕と尾を動かす。

幡ヶ谷美潮：（……九郎だって頑張ってたんだもん。得意分野で負けたら……）

GM：対する3号は、ビート板を手にクロールも息継ぎも自由自在！その圧倒的出力でグングン突き進むぞ！

幡ヶ谷美潮：（めちゃくちゃ、格好悪い！）加速！

3号：『なにィ！？』（ピボボピー！？）

幡ヶ谷美潮：そのまま高速でゴール地点にタッチ！

GM：負けじと追いすがるも、3号はコンマ1秒の差でタッチが遅れる！

メアリー：『は……判定は！？』

幡ヶ谷美潮：「……」ざば、と水面から顔を出す。

GM：監視員役の自動人形が美潮側の旗を掲げる。勝者、幡ヶ谷美潮チーム！

GM：というわけで第二関門も突破！

幡ヶ谷美潮：「ふー」ほっとする。

霧尾九郎：「や、やったー！」接戦の気配に監視員の方を向いて、判定を見て飛び上がる。

3号：『やるじゃねえかお嬢ちゃん……』

幡ヶ谷美潮：「うん。まあ、あなたも結構、速かった」

GM：勝者を称える3号とサポート板。限界を超えて接戦を繰り広げた彼のボディは限界だ。

幡ヶ谷美潮：「ポンコツっていうのは、取り消す」

3号：『フッ……次に勝負するときは……ビート板じゃなくて……自分の力だけで挑みたいもんだぜ……』（ピピー）

GM：スリープモードだ。

幡ヶ谷美潮：「……また、ね」軽く笑って言ってから「いや、ここで勝負するのはもうやめたいなあ……」

GM：併せて、ガシャン、と音がして第二の扉が開く

幡ヶ谷美潮：べちべちとプールサイドに戻って、スカートを履いてから魔獣化を解きましょう。

霧尾九郎：九郎の背中から、もういい？　もういい？　というオーラを感じる。

シェリー：『お見事でした。予想外のドラマに感動したお嬢様に代わって、ご案内させていただきます』

幡ヶ谷美潮：「オッケー、もういいよ、九郎」

霧尾九郎：「美潮ねーちゃんすごい！ おつかれさま！」えへへ、と嬉しそうに寄ってきて。

シェリー：『その扉を超えれば、次の関門に向かうことができます。ご健勝をお祈りします』

GM：モニターがブラックアウトし、先程まで賑わわせていたロボットたちもそれぞれ持ち場に帰っていく。

幡ヶ谷美潮：「別にすごくないし。こんな状況でもなければ、あんたと行動とかしたくないんだから」腕を組み。

幡ヶ谷美潮：「でも、とりあえずあの先に進まなきゃいけないみたいだね」

霧尾九郎：「おれは美潮ねーちゃんと一緒で楽しいよ」すっかり楽しんでいる。

霧尾九郎：「うん…次は何やるんだろうね」開いた扉の先を見やった。

霧尾九郎：あ、人間性40切ったので、絆：居場所をエゴ：ひごろも荘に帰りたいに変更しておきます。

GM：了解です

GM：絆・エゴロール申請あればどうぞ

幡ヶ谷美潮：エゴ「人と付き合いたくない」ロール申請します。

幡ヶ谷美潮：あと絆を九郎くんに取得。関係は「幼子」で。

GM：美潮さんに罪1点。

GM：九郎くんはなにかありますか？

霧尾九郎：あ、こっちも美潮に絆を取っておこう。「信頼」で。

霧尾九郎：エゴロールは申請ありません。

GM：ミドルシーン5

GM：シーンプレイヤー　堂島丈二

堂島　丈二：1d6-38

BeastBindTrinity : (1D6-38) → 1[1]-38 → -37

堂島　丈二：や、安い…！

ヤマモト：42-1d6

BeastBindTrinity : (42-1D6) → 42-4[4] → 38

ヤマモト：変異入りましたので、祐子ちゃんの絆を〈ひごろも荘を元に戻す〉に変更します

GM：はーい

GM：--------------

GM：檻に閉じ込められてグルルルル、と唸る不良警官を前にしたところから再開ですね。

堂島　丈二：「俺としては、放っておいて上に行っても問題ないとは思うんだが…」

堂島　丈二：「こんなナリとはいえ、ここはひごろも荘の中だ。そういうわけにもいかないか」

ヤマモト：「そうだな。出してやれば、多少なり戦力にもなりそうだ。何やら外も大変らしいし……」顎をさすりながら

ヤマモト：「この際だ。公僕の手も借りたいところではある」

GM：開錠には【技術】もしくは【肉体】判定で12必要になります

ヤマモト：技術も肉体も低い……

堂島　丈二：ではこちらですねー。

ヤマモト：「まあ、お願い致しますの一言でもあれば、丈二くんとて開錠も吝かでは無かろう」牢のジョセフくんに向かって言う。

堂島　丈二：「と、いうわけでだ。ここから出たくないならそれもよし、そうでないなら―わかるな？」

ジョセフ：「……頼む。開けてくれ」

ジョセフ：苦々しげに吐き出す。

堂島　丈二：「よろしい」

堂島　丈二：というわけで、念のため《魔獣化》してから判定します。

ヤマモト：後ろで満足そうに笑っている

堂島　丈二：2d6+9

BeastBindTrinity : (2D6+9) → 8[2,6]+9 → 17

堂島　丈二：よし。

ヤマモト：ありがたい！

堂島　丈二：では、扉の覗き窓に無造作に手を突っ込んで、そのまま扉を引きちぎる。

ジョセフ：「助かった。礼ってわけじゃないが、ここから出るんだろ？出口まで案内してやるよ」無愛想に

ヤマモト：「君にかかると飴細工か何かの様だな」

ヤマモト：「ほう。出口が分かるとは僥倖だ」

堂島　丈二：「ま、力だけが獲り得だからな。…ああ、そうだ、出口に向かうなら、ついでにひとつ」

堂島　丈二：「表じゃ、今ちょっとばかり派手な砲撃戦が展開されててな。無事外に出れたら、そっちの対応も頼む。俺たちは―」

堂島　丈二：くい、と立てた親指で天井を指して。

堂島　丈二：「上に行かにゃならん」

ヤマモト：「丈二くんの言う通りだ。下宿を救うのは店子に任せて、君らは外の民間人を救い給え」

ヤマモト：「このままでは、おちおち原稿も出来ないのでな。其れでは私も頗る困る」

ジョセフ：「このままじゃ、捜査にも戻れそうにないしな。わかった」

ジョセフ：「銃撃戦か。となると俺の銃も取り返せればいいんだが……」

GM：先導して二人の前を歩いていたジョセフが、突如立ち止まる。

ヤマモト：「わっぷ」背中にぶつかる

ヤマモト：「止まるなら止まると言ってくれ」眼鏡を直しながらジョセフの背中ごしに前を見たい

堂島　丈二：「ん、どうした。まさか迷った、なんてことはないだろう？」

ジョセフ：「シッ……あれを見ろ」

GM：物陰に隠れて、ジョセフが指で示した先には……

GM：工業レーンに沿って、無数のロボットが製造されている。

GM：一体一体自動人形が手作業で頭部を胴体に締める光景はかなりシュールだ。そしてそのレーンを辿ると

ジョセフ：「あいつ……牢屋に放り込まれてなかったと思ったらなんてこった」

GM：ジョセフの相棒であるロボット刑事バッシュが電源の代わりに利用されている！

ヤマモト：「カレル・チャペックかと思ったが、余計酷いな」

堂島　丈二：「…俺にとっちゃ、あまり人事とは言えんな。それに―」

堂島　丈二：「あいつがこの城の動力の幾ばくかを賄っているなら、開放してやれば、空の鉄塊を引き摺り下ろす一助になるかもしれん」

ヤマモト：「一理ある。どうにか彼を救う手立てを見つける必要があるか」

ジョセフ：「そうは言っても、あの数を相手に正面からはまずいぞ。何か方法を考えないと」

堂島　丈二：ヤマモトさんの頭脳労働（感情）の出番か…！

GM：といったところで行為判定ですね

GM：ここでは得意な行為判定で14以上達成でクリアとします。

GM：【肉体】で自動人形たちの前で踊ってもよし、【技術】で工場を停電させてもよし、

GM：【感情】で自動人形たちの注意を引きつけたり【加護】の幸運パワーでナントカ倒してもいいし

GM：【社会】でSNSに画像をアップロードして訴えてもいい。

堂島　丈二：「…となると、力任せの俺より、ヤマモトさんの出番だな。幸い、ここにはモノが沢山あるし―相手は、機械だ」

ヤマモト：「先だって君には助けて貰ったことだしな。私も少しは発奮せねば」

ヤマモト：では、今回は感情で判定させてください

GM：どうぞ！

ヤマモト：9+2d6

BeastBindTrinity : (9+2D6) → 9+4[3,1] → 13

ヤマモト：あっ

堂島　丈二：うお…自分にワンモアは出来ないんでしたっけ。

ヤマモト：できないのだ……

堂島　丈二：では、こちらが肉体で判定を《魔獣化》済みなので９スタート。

堂島　丈二：2d6+9

BeastBindTrinity : (2D6+9) → 7[3,4]+9 → 16

堂島　丈二：よし。

ヤマモト：「ぬぬぬ……」心を静めてポルターガイストを起こそうとするが「機械の音が五月蠅い……！」

ヤマモト：上手くいかないのだ！

堂島　丈二：「いや…十分だ」

作業メイド部隊：「じーーーーーーーーーーーーーーっ」

堂島　丈二：転がっていた鉄パイプを拾う。不完全なポルターガイストで、近くにふわりと浮いた金属塊に狙いを済まして…

GM：判定に失敗したヤマモトさんを不審な目で見ている。かなり気まずい！

堂島　丈二：「馬鹿野郎。こっちだよ…！」

堂島　丈二：フルスイング。打ち出された鉄塊が、ロボット刑事に接続されたケーブルを悉く引きちぎる！

GM：ケーブルが切断されたと同時に、フロアに供給されていた電力喪失！停電！

作業メイド部隊：「停電。停電。非常マニュアルに従い、地上へと退避します」

ヤマモト：「全く、今日は丈二くんに不甲斐ない所ばかり見せているな」メイドの視線を誤魔化していた半透明の体を元に戻しながらぼやいている。

GM：自動人形たちがザッザッと規則正しく地上めがけて避難していく。

ジョセフ：「よし、しめた！」

ジョセフ：「俺はあいつを回収してから上に行く。お前らはあれを追って地上に出てくれ」

堂島　丈二：「上の二人にも言ったがな、適材適所だよ、ヤマモトさん。それに…今回の件については、やる気にならざるを得ないのさ、俺は」

ヤマモト：「万事休すだったが凌げたな。実に助かった。官憲も上手くやれよ」

堂島　丈二：「あいよ。そっちもまあ…気を付けてな。或いは、外の方が大変かもしれんが」

堂島　丈二：鉄パイプを放り捨てて、撤退していったメイドを追いかけよう。

ジョセフ：[]

ジョセフ：「そっちこそ、上手くやれよ」

ヤマモト：「こちらも君の事情も斟酌し、出来る限りの事をやらせて貰うよ。丈二くん」

GM：背を向けて手を振ると、相棒の方に駆け出していく。

堂島　丈二：地下の暗闇と刑事たちに、背中越しに手をひらりと振ってから。

堂島　丈二：「…済まないな。迷惑をかける」

堂島　丈二：ヤマモトさんに、そう詫びてから、歩き出す。

ヤマモト：「何を言う。君には色々と助けて貰っている。ボイラー修理だの雨樋の修理だの。こんな時ぐらいは恩返しさせ給え」

GM：ミドルシーン6

GM：シーンプレイヤー　全員登場

堂島　丈二：1d6-37

BeastBindTrinity : (1D6-37) → 1[1]-37 → -36

霧尾九郎：38-1d6

BeastBindTrinity : (38-1D6) → 38-2[2] → 36

幡ヶ谷美潮：45-1d6

BeastBindTrinity : (45-1D6) → 45-3[3] → 42

幡ヶ谷美潮：減らないなあ

ヤマモト：38-1d6

BeastBindTrinity : (38-1D6) → 38-2[2] → 36

霧尾九郎：刻むぜ…

ヤマモト：減らないな……

堂島　丈二：みんな安い…

GM：堂島さん今日ダイス凄いね！？（二周連続1）

GM：それでは最初は美潮さんと九郎くんに登場していただいて、

GM：途中で合流するという形で行きたいと思います。

堂島　丈二：了解です。

霧尾九郎：はーい

幡ヶ谷美潮：はい！

ヤマモト：わかりました！

GM：------------------

GM：九郎くんと美潮さんがプールに改造された部屋を抜けて第三の間に続く扉を超えると、

GM：（たぶん）元は二階へ通じる階段だった長い階段が姿を表します。

GM：従って登っていくと、（たぶん）二階だったエリアに。

霧尾九郎：「階段はなくなってなかった！」よかったー、と登りつつ。

幡ヶ谷美潮：「歩きにくい……」服はまだ濡れているのだ。

GM：二階は西洋風の豪邸になっていること以外は特に違和感はない。

霧尾九郎：「風邪引く前に、元のひごろも荘に戻さないとだね…」

GM：……本来、壁があるはずだった空間をぶち抜いて機械的な階段が伸びている以外は。

霧尾九郎：「……三階ってあったっけ」ぽかんと見上げる。

幡ヶ谷美潮：「何この階段」不審な顔をする。

幡ヶ谷美潮：「しかもなんか、インテリアに合ってないよね？」

霧尾九郎：「なんだろ、急ごしらえだったのかな」

GM：二人がぽかんとしていると金属製の階段の真横、空き部屋のはずの扉がガチャリと内側から開かれる。

霧尾九郎：なんだなんだ、と身構えるぞ。

幡ヶ谷美潮：「！」そちらを振り向く。

GM：扉の内側から、物理法則を無視して2列横隊の自動人形がゾロゾロと群れをなして3階？に通じる階段へと昇っていく。

幡ヶ谷美潮：「なっ、何これ」ぽかんとしながら。

GM：なんらかのプロトコルに従っているのか、目の前のあなたたちには特に目もくれず虚ろな表情で淡々と3階へ向かう自動人形たちは、さながら兵隊アリのようだ。

霧尾九郎：「えっ……ええ？」置いてけぼりを食らうおれたち！

堂島　丈二：では自動人形ズが通り過ぎた後に！

堂島　丈二：「おう、ここに繋がってやがったか。物理法則も何もあったもんじゃな……」

堂島　丈二：のっそり出てきて。

堂島　丈二：「…服を着たまま泳ぐ趣味でもあるのか、お前らは」

ヤマモト：「おや。濡れ鼠ではないか」

霧尾九郎：「丈二にーちゃん！ ヤマモトさん！」生きてた！って勢いで指をさす。

幡ヶ谷美潮：「ヤマモトさん、丈二さ……」駆け寄ろうとして、はっとして横を向く。

ヤマモト：「その様子では、随分気を揉ませた様子か。丈二くんのおかげで、この通り無事だ」足はちょっと透けてるけど無事

幡ヶ谷美潮：「別にいいじゃない、人がどんな目に遭ってようが！」ぷい。

霧尾九郎：「泳いde！ 」

霧尾九郎：「泳いで勝ったんだよ！」

堂島　丈二：「ま、下は下で色々あったが、とりあえずは問題ない。そっちもまあ、服以外は大丈夫そうだな。で、だ」

ヤマモト：「君達も大変な目に遭ったようだが、一先ずは無事で何よりだ」

堂島　丈二：よしよし、と九郎の頭を撫でながら。

霧尾九郎：えへへ褒められた。美潮の活躍とかを喋り始めそうになったが、話の始まる気配に一旦やめて。

堂島　丈二：このまま上に向かって、飛んでる飛行戦艦、更に言えばその動力部分をどうにかしないといけないことを説明しよう。

堂島　丈二：「…というワケで、あのメイドどもを追って上に行かなきゃならん」

幡ヶ谷美潮：「この階段、そこに繋がる階段なのね」見上げる。

GM：見上げると、タラップの上からはゴオン、ゴオンというローターの旋回音が聞こえてくる。

ヤマモト：「ううむ、易々と通してくれると有り難いが……」

霧尾九郎：「あの子、やっぱあそこにいるのかなあ」見上げ。

ヤマモト：「最後のステージと言っていたし、恐らくそうだろうな」

幡ヶ谷美潮：「じゃ、行かなきゃどうしようもないよね」

堂島　丈二：「だろうな。…ああ、なら、その格好はちょいと拙いか」

堂島　丈二：濡れ鼠二人を見て、苦笑い。

堂島　丈二：というわけで、お金撒くよ！

堂島　丈二：《頼もしき住人たち》→《黄金伝説》で全員に財産点＋７を。

幡ヶ谷美潮：わおー

ヤマモト：ありがたや……

霧尾九郎：お小遣いだー！

堂島　丈二：「そこらの部屋で、適当に服でも見繕うといい。気になるなら、代金か何かを置いておけばいい」

堂島　丈二：「…まあ、その辺りには頓着しないだろうがな。あの娘だけじゃなく、一族総出でそんな気質だよ、奴らは」

ヤマモト：なぜか一緒にしれっとした顔でお小遣いを貰う大人……！

幡ヶ谷美潮：「じゃ、じゃあちょっと着替えてくる！」その辺の部屋に入り、ドアをパタンと閉め。

幡ヶ谷美潮：数分後、ドアがゆっくりと開き、仏頂面が覗く。

幡ヶ谷美潮：「……笑わないでよね」

幡ヶ谷美潮：白地に赤い薔薇の柄の、可愛らしいドレスを着て現れる。

堂島　丈二：「…ほう、いいんじゃないか」

堂島　丈二：うんうん、と頷く。

幡ヶ谷美潮：「こ、これしかなかったの！　これでもマシな方なの！」顔を赤くする。

霧尾九郎：「美潮ねーちゃん、きれー」ほわー、と呟く。自分は下だけスラックスか何かを見つけてきて着替えておいた。

ヤマモト：「いやいや、これは麗しいお嬢さんになったな」タブレットを小脇に挟んで拍手する

幡ヶ谷美潮：「うるさい！　は、早く先にいくよ！」階段を指差す。

ヤマモト：「もう少し険が取れると尚良いが、まだ難しいか」

堂島　丈二：「いや、むしろこのままの方が美潮らしい…っと、睨まれる前に口を噤んで、先に進むとするか」

幡ヶ谷美潮：もう睨んでいます！

霧尾九郎：「聞こえてる聞こえてる」

ヤマモト：「くわばらくわばら」

GM：それでは着替えも済んだところで、丈二さんを先頭にタラップを昇っていきます。

GM：いよいよ敵地の中心、飛行戦艦へ殴り込みです！

GM：ではこのシーンの終了前に

GM：メアリーのオリジナルアーツ《資産？:わがまま》が発動します。

GM：

【効果】このアーツは経験点配布時、Dアーツ・資産として扱う。

GM：1シナリオに1回、望んだ物や人物を同意なしに取得・引き寄せる。このアーツはシーン中に登場していなくても発動できる。

GM：思ったことは必ず実行、欲しいものは必ず手に入れる魔物ばりのわがままが成し遂げる神秘の奇行。

GM：ということで、丈二さんを先頭に長いタラップを登っていた一同が中腹に来た頃。

GM：突如天井が開き九郎くんがマジックアームに捕獲されます！

霧尾九郎：「うおあっ！？」ガシーン！

堂島　丈二：「なん…だと…」

ヤマモト：「なっ九郎くん？！」

幡ヶ谷美潮：「九郎！？」手を伸ばす。届かない！

GM：遠ざかる九郎くんの絶叫を残し、何事もなかったように天井は閉まってしまう。

霧尾九郎：「た、助けてえええぇぇぇぇぇ……」バタム

ヤマモト：「幾ら何でも此は」

堂島　丈二：「…ま、まあ相手の目的が目的だ。危害を加えられるようなことはないだろう。…きっと。おそらく」

ヤマモト：「花泥棒にしても実力行使が過ぎるのでは無かろうか」

幡ヶ谷美潮：「で、でも早く」助けに行かないと、と口の中でもにょもにょと。

堂島　丈二：「そういうこと、だな。…疲れてるとこ悪いが、急ごう」

堂島　丈二：タラップを登る脚を、若干早めて。

幡ヶ谷美潮：後ろから、二人を押すような勢いで。

ヤマモト：「ご心配召されるなご令嬢。九郎少年はきっと我々で助けられよう」ほとんど小走りで真ん中に挟まれる

GM：-------------

GM：ではえごロール・絆・購入判定あればどうぞ

霧尾九郎：「ひごろも荘に帰りたい」のエゴロール申請します！

堂島　丈二：まず「平穏に過ごしたい」でエゴロール申請。若干緩いけど、事件を解決して元に戻りたいという意思は示した…！

GM：ではお二人にそれぞれ罪1点。

幡ヶ谷美潮：丈二さんに絆を取得します。興味で。

霧尾九郎：あと、ヤマモトさんに絆を取得します。尊敬かな。

幡ヶ谷美潮：あと購入判定、神経加速剤を買いたいです。

堂島　丈二：九郎に絆を取得。ここは、庇護で。

GM：購入判定どうぞ

幡ヶ谷美潮：2d6+4=>20

BeastBindTrinity : (2D6+4>=20) → 4[3,1]+4 → 8 → 失敗

幡ヶ谷美潮：ぜんぜんだめｗｗ

幡ヶ谷美潮：あっ財産点全部はたけばぎりぎり買える……買ってしまいましょう！

霧尾九郎：こういう時の財産点だ…！

堂島　丈二：障壁符を狙おう。

幡ヶ谷美潮：あっ間違い、1点足りない！

堂島　丈二：2d6+5

BeastBindTrinity : (2D6+5) → 11[5,6]+5 → 16

堂島　丈二：あっ、クリティカルした。

幡ヶ谷美潮：失敗ですね。失礼しました。

幡ヶ谷美潮：おお

ヤマモト：すごい

霧尾九郎：おおー

堂島　丈二：あ、財産点の融通が可能なら、渡して使ってもらってもいいのですが。

ヤマモト：こっちでも神経加速剤挑戦してみましょうか

霧尾九郎：僕も調達物のアテないので、何かあったら挑戦してみますよー。

幡ヶ谷美潮：ありがたい……

ヤマモト：4+2d6

BeastBindTrinity : (4+2D6) → 4+10[4,6] → 14

ヤマモト：丈二さんからもらった財産点から6点ねじ込めば買える！

霧尾九郎：お小遣いぢから！

堂島　丈二：これが、金の力だ！

幡ヶ谷美潮：あがめる！

ヤマモト：ありがたや……ありがたや……

ヤマモト：これを渡すなら次のシーン表の方がいいのかな

GM：ここで渡しちゃって大丈夫ですよ。（次クライマックスですし）

ヤマモト：じゃあここで神経加速剤を美潮さんにお渡しします

幡ヶ谷美潮：ありがとうございます……！　受け取る！

霧尾九郎：じゃあせっかくなので自前でも障壁符チャレンジしとこ

霧尾九郎：2d6+4

BeastBindTrinity : (2D6+4) → 8[3,5]+4 → 12

霧尾九郎：お小遣いを払ってゲットだ！

霧尾九郎：（8点チャリン）

霧尾九郎：以上デース

堂島　丈二：こちらも以上でございます。

幡ヶ谷美潮：同じく！

ヤマモト：同じく！

GM：ではクライマックスに行きましょう

GM：【クライマックスフェイズ】

GM：シーンプレイヤー　全員登場

堂島　丈二：1d6-32

BeastBindTrinity : (1D6-32) → 3[3]-32 → -29

幡ヶ谷美潮：42-1d6

BeastBindTrinity : (42-1D6) → 42-3[3] → 39

霧尾九郎：36-1d6

BeastBindTrinity : (36-1D6) → 36-3[3] → 33

ヤマモト：36-1d6

BeastBindTrinity : (36-1D6) → 36-6[6] → 30

幡ヶ谷美潮：やっと40以下になった

GM：まずは九郎くん一人だけ登場してて、そこに追ってきたお三方が登場、という形になります。

幡ヶ谷美潮：日数豺蔵への絆を「エゴ：ひごろも荘を元に戻したい」に変更します。

霧尾九郎：了解ですー

堂島　丈二：あいあい。

幡ヶ谷美潮：はーい

GM：--------------------

GM：飛行戦艦のブリッジ。

GM：マッドサイエンティストの手により《超改造》されたそこは、なぜか結婚式場と化していた。

メアリー：（ドキドキ）

GM：興奮冷めやらぬといった様子で忙しなく衣装を確認する少女。

GM：そこに、ワーグナーの結婚行進曲に併せて伴侶となるべき人物が登場する。

霧尾九郎：死んだ目でメイドロボに連行されてくる伴侶こと、おれ！

GM：両脇をスーツに着替えた自動人形に固められ、入場してくる九郎くん。

GM：その衣装はなぜかウェディングドレスである。

霧尾九郎：「うう……もうお婿にいけない……」

メアリー：「おお、来たか我が生涯の伴侶！待ちわびたぞ！」

GM：タキシード姿で興奮した様子の少女が大仰に叫ぶ。

霧尾九郎：何度か抵抗しましたが、最初に縄を引きちぎったときに対策されたのか無力化されました

霧尾九郎：「てゆーか！ 逆じゃないの！？ ねえ！？」

メアリー：「うむ、ドレスの丈も問題なかったようで何より！」

メアリー：「何を言う、フランケンシュタインの伴侶といえば花嫁と相場が決まっているだろう」

メアリー：「それとも……その……私に霧尾性を名乗れと、そういう情熱的なアプローチか！？」

霧尾九郎：「やだああ！ プールとかでちょっとだけ楽しいかなって思ったけどやだ！ やっぱり！」

霧尾九郎：「だから－、おれはそういう気ないんだってば……」無駄と分かっているが抗議はする。ぐったり気味に。

メアリー：「わからん……何がそんなにダメだというのだ」

メアリー：「こういってはなんだが、私は将来有望だぞ」

メアリー：「頭も切れるし、会社も持ってるし、遺伝子学的にもかなり問題がない」

霧尾九郎：「何がダメっていうか……」

メアリー：「もしや……」ハッと真顔になる。

メアリー：「自身が半魔であることや、半ば機械であることに負い目があるのか？」

メアリー：「心配するな。私はむしろ興奮するタイプだぞ！」

霧尾九郎：「逆にこわい！」ギャー！

霧尾九郎：ノー、ノー解剖！

霧尾九郎：「あ、あのね。君がすごいのは、おれも分かったよ。ひごろも荘もあっという間にこんなにしちゃうし」なんかいろいろすごいし…

メアリー：「だろう？」フフン、と鼻を鳴らして得意げな表情。

霧尾九郎：「でも、おれの話聞いてくんないし……」これとか…と、ドレスのスカート部分をちょいとつまむ。

霧尾九郎：「その……おれにも、好きな人がいるっていうか……」もにょもにょと言葉を濁した。

霧尾九郎：「だから、君と結婚はできない」

メアリー：「な……なんと……」ガーン。

霧尾九郎：真面目な顔で言った。無理のあるウェディングドレス姿だが。

メアリー：「…………だ」

メアリー：「だが……そんな……い……イヤだ……」

霧尾九郎：「ごめん…」さすがに、ちょっと申し訳ないな…という気がしてきた。

シェリー：[]

シェリー：「お嬢様、今回ばかりは」

シェリー：「それに、そのようなお顔を人前で見せるなど、お嬢様らしくありません」

メアリー：「シェリー……」

メアリー：「うむ、そうだな！よし！」

メアリー：「九郎くん！君の言いたいことはよくわかった！」

霧尾九郎：「そっか、それじゃあ……」

メアリー：「だがそれはそれとして、私はこの感情の赴くまま、やりたいようにやらせてもらうぞ！最後までなァーハハーッ」

霧尾九郎：「今ちょっとわかり合えたみたいになったじゃん！！」えええええええ！！

GM：言うやいなや、両脇の自動人形がグイグイと九郎くんを新郎前に連行する。

メアリー：「神父。もう面倒くさい手続きは全部飛ばして、指輪の交換からはじめよう！」

霧尾九郎：「た、たすけてええええ！！」

GM：ではここで教会の扉っぽく改造された鉄扉が押し開けられる！

ヤマモト：「其の婚礼、待った！」何故かモーニングを着たヤマモトさんからの待ったが掛かる！

幡ヶ谷美潮：「待ちなさいよっ！　もう、いろいろ言いたいことあるけどとにかく待てーっ！」ドレスの裾を軽く持ち上げて入場！

堂島　丈二：「正直、もう少し見ていたい気がしないでもないが、いい加減埒が明かないからな…」

メアリー：「出たな、文学者っぽい顔の幽霊その他諸君！さては婚礼の邪魔をしに来たと見た！」

堂島　丈二：唯一普段着姿で、目の前の光景をどう表現したものか困っているような表情。

メアリー：「婚礼を祝いに来たのであれば、歓迎もしようものだがその反対であるというのならそれなりの対応をせざるを得ない！」

ヤマモト：「未来有る若者の色々な物の危機は、店子のよしみで見過ごせぬということ」

幡ヶ谷美潮：「ダメでしょ、結婚式は、ちゃんと好きな人同士でしなきゃ！　九郎嫌がってるんじゃないの！」

ヤマモト：ざっと見て九郎君の服装はともかく怪我がなさそうなのは安心している

霧尾九郎：「みんなあ！ た、たすけて！ 結婚させられる！！」あんまり見られたくなかったけどそういうことを言っている場合ではない。

霧尾九郎：自動人形たちの間から扉の方へ手を伸ばす。

堂島　丈二：「他人の話をロクに聞かずに物事を進めたがるのは、血脈の為せることだな。…まあ、そういうわけだ。悪いがそっちの期待通り、邪魔をさせてもらう」

メアリー：「うぬぬ。外にはウォルターの爺様も来ているし、なんだかよくわからんのもいるし、こうなれば仕方ない！」

メアリー：「かくなる上はこの飛行戦艦の恐ろしさをたっぷり思い知らせてくれる！シェリー、対侵入者用戦闘準備！」

シェリー：「了解。船内の戦闘機工を展開します」

堂島　丈二：何やら指令を飛ばしている隙に、ずかずかと進んで、自動人形から九郎を引き剥がそう。

GM：ロボメイドたちがコンソールを凄まじい勢いでタイプし、戦闘準備を始める。

艦船AI：「戦闘モードへ移行。周囲の魔物を自動索敵します。」

幡ヶ谷美潮：「むっ」来るなら来い！と構える。

メアリー：「フハハ、この船が大叔父様から伝え聞いたとおりのものなら、この一撃でお前たちなんかひと捻りだぞ！」

メアリー：「北極で試した時も、正直ちょっと漏らすかと思うほどの火力だった！」

ヤマモト：「物騒な三三九度もあったものだな！丈二くん！九郎くんは無事かね」

霧尾九郎：「な、なんとか～……」よろよろしながら三人の方へ駆けよる。

メアリー：「やれい、対魔物重機関銃展開！」

GM：聖堂が崩れ、船内の戦闘ギミックが起動する。

堂島　丈二：「格好はともかくとして、な。…にしても、遺産を活用しすぎだろう、いくらなんでも」

艦船AI：「自動索敵終了。近辺にヴォイドの存在を感知。優先順位を変更します」

メアリー：「なに！？ヴォイドなぞ船内のどこにも……おい、待て！」

霧尾九郎：「え、ちょ、やばい…！？」きょろきょろ

艦船AI：「――主砲選択。目標、池袋市内。ドミネーター支配領域化の建造物。発射します」

ヤマモト：「よもや公僕の言っていた件のマンション……？」

GM：凄まじい轟音に続き、船内が揺れる。外には激しい光芒が見える。

霧尾九郎：なるほどｗｗｗｗｗｗｗｗ

堂島　丈二：あっ…（察し）

幡ヶ谷美潮：「わわわわ」

堂島　丈二：「…見事にやらかしたもんだな、おい」

ヤマモト：「……確かに筆舌尽くしがたい威力ではあったが……これは……」

幡ヶ谷美潮：「あーあー……。あの辺の人、かわいそう……」

GM：主砲の反動で、崩れかけていた急場凌ぎの改築がさらに剥がれ落ちる。

メアリー：「め、目が回る……」

霧尾九郎：「うわあ……」ごめんなさい…と心の中で手を合わせた。

メアリー：「ともかく、見たか！これがこの船の威力だ！ところでシェリー、状況は！？」

シェリー：「は。どうやら近辺に存在した奈落堕ちしたドミネーターの存在を優先して感知するよう設計されていたようで」

シェリー：「ドミネーター及び配下の魔物の気配が完全に消滅しました。一般人やその他の半魔には被害が出ていないようなので、ご安心ください」

メアリー：「う、うむ。ホッとした！」

シェリー：（……まぁ、ひとつ反応の怪しいシグナルがありますが。死んではないようですし、大丈夫でしょう。たぶん。）

堂島　丈二：「…となると、次は本格的にこちら、というわけか」

メアリー：「その通り！これでもはや障害は完璧になくなったというわけだ！」

メアリー：「あとはお前たちのみ！このメアリー・フランケンシュタインとシェリー部隊が直々にお相手しよう！」

メアリー：「……コンソールの操作も怖いから私がやる！」

シェリー：「ということですので、お覚悟を」

GM：両手にバルカン砲を持ったシェリーを筆頭に、戦闘仕様の自動人形がゾロゾロやってくる！

堂島　丈二：「よくよく考えると、理不尽この上ない宣戦布告だが…まあ、これも因果、だな」

幡ヶ谷美潮：「考えなくてもおかしいでしょ。ここ、私たちの家なんだよ！」

ヤマモト：「然り然り。それに実は、一度結婚式をぶち壊してみたかったのだ」

幡ヶ谷美潮：「絶対元に戻してみせるから。それで、ゆっくり部屋で一人で休む！」

霧尾九郎：「いろんな意味であんまし戦いたくないけど……話きいてくんないんだったらしょうがない！」

霧尾九郎：「おれだってこれは譲れないんだからな！」ずびし、と指をさした。

GM：では、早速戦闘に入っていきましょう！

堂島丈二：おういえー！

幡ヶ谷美潮：ごー！

ヤマモト：やるぜー！

GM：開始時のエンゲージは[堂島さんたち]-距離-[シェリー]-距離-[メアリー]

GM：となっております

ヤマモト：むむ、メアリーくんとシェリーくんのエンゲージが別か

GM：ここはそれぞれ別エンゲージになってますね。

GM：飛行船のコンソール制御をしているメアリーを守護る形でシェリーが立ち塞がってます。

霧尾九郎：ふむふむ

ヤマモト：お二方の行動値って、こちらでわかりますか？

GM：イニシアチブ入れ忘れてた！メアリーが12、シェリーが9です

堂島丈二：ハヤーイ

ヤマモト：ハヤーイ

幡ヶ谷美潮：oh

霧尾九郎：天才はIVも高いのか…

堂島丈二：あ、シェリーのエンゲージをスルーしてメアリーに接敵することは出来ない（封鎖されてる）と思ってよろしいですか。＞ＧＭ

GM：そうですね。シェリーはエネミーアーツ《封鎖能力》で場を塞いでいます。

堂島丈二：了解です。

霧尾九郎：おお、了解。

ヤマモト：シェリーくん強そうだなあ

GM：ではほかに質問がなければ戦闘進行して行きたいと思いますが大丈夫でしょうか？

堂島丈二：ＯＫです。

霧尾九郎：うぃっす！

ヤマモト：大丈夫です！

幡ヶ谷美潮：はい！

GM：【セットアップ】

GM：セットアップにアーツ宣言行う方いらっしゃいますか

ヤマモト：メアリーくんに〈ディレイトラップ〉使用。行動値を3d6低下させるぞ

メアリー：ははは！来い！

霧尾九郎：あ、こちらは《魔獣化》を使用します。

GM：どうぞー

ヤマモト：12-3d6

BeastBindTrinity : (12-3D6) → 12-7[4,1,2] → 5

ヤマモト：よし！　メアリーくん行動値５まで下がった

霧尾九郎：おお?！

GM：行動力が5低下して行動値7！

ヤマモト：あっ、ごめんなさい、１２から７引いて５なのだ……

幡ヶ谷美潮：すごい！

ヤマモト：あと人間性３引いて現在27になりました

GM：おっとすいません。計算式でこっちの行動値入れてくれたんですね。ありがとうございます

GM：では一気に5にまで低下！

ヤマモト：ヤマモトさん金縛りがんばってるよ！　以上で！

シェリー：こちらは《制圧射撃》を。

GM：武器:デストロイガトリングを使用して《制圧射撃》を行います。

GM：対象は3体指定で、至近型の九郎・丈二・あとひとりは……ダイスで決めます！

GM：1d6振って奇数ならヤマモトさん,偶数なら美潮さんに。

GM：1d6

BeastBindTrinity : (1D6) → 3

GM：奇数なのでヤマモトさんですね。

ヤマモト：私か……

GM：では九郎・丈二・ヤマモトさんの三人はこのラウンド中に移動を使用した場合、マイナーアクションを行うことができなくなります

霧尾九郎：ぬおお。

幡ヶ谷美潮：なんと

堂島丈二：ヌゥーッ

ヤマモト：マイナー潰れるか

GM：こちらはこのラウンド中、武器としてデストロイガトリングが選択不可能に。

霧尾九郎：うー、と低く唸って獣人化。骨の軋むような、金属の擦れるような音をさせて背丈が伸びる。ぴったりだったドレスが破れるぜ！

シェリー：「威嚇射撃を行います。お覚悟を」二門のガトリング砲が唸りをあげ、鋼鉄の雨を撒き散らす！

GM：といったところでこちらはセットアップ終了。

GM：【イニシアチブ】

幡ヶ谷美潮：イニシアチブで《魔獣化》します。

ヤマモト：こちらも人間性1減らして《魔獣化》します。

GM：行動値は美潮（12）→ヤマモト（11）→堂島（10）→九郎（10）→シェリー（9）→メアリー（5に低下）の順ですね

幡ヶ谷美潮：しゃがみこむような形になり、足が尾に変わる。長いドレスの裾で、尾びれくらいしか見えないかもしれませんが。

幡ヶ谷美潮：人間性2低下します。

ヤマモト：体がスッと透けて足が見えなくなり、宙にふわふわと浮く。〈幽体〉の効果が発動。飛行状態になって、肉体と技術属性のダメージは-5されるようになります

メアリー：では折角なのでさっそく《世界律:神速》を使用するぞ！

幡ヶ谷美潮：あ、こちらも《水棲種族》の効果でアーマー値が+2、水中の不利がなくなります（関係ない）。

堂島丈二：神速自体は通しますか。シーン攻撃が来たら消すし、単体または範囲攻撃なら庇う。

GM：ではコンソールをカチャカチャ弄ってクロックアップだ

メアリー：移動はなし、マイナーで《パワーチャージ》。

メアリー：コンソールを操作すると、飛行船内部の電力がスパークしエネルギーがブリッジ内部に集中していくぞ！

メアリー：そしてメジャー攻撃！《大災厄:技術》を発動。

GM：射程:シーン、対象:範囲の特殊攻撃扱いで選択した能力値を基準に命中判定というやつですね。

堂島丈二：なるほど、範囲攻撃。

メアリー：というわけでくらえ命中判定

メアリー：14+2d6

BeastBindTrinity : (14+2D6) → 14+7[1,6] → 21

メアリー：うーん。固定値がなければ死んでいたところだが。どうか！？

堂島丈二：あ、ちょっと待って…！

GM：はーい。では待機

堂島丈二：ほんとは判定直前なんですが、その攻撃を《きらめきの壁》で自分ひとりに収束させたい。

GM：了解です。ではリアクションあればどうぞ

GM：【技術】でドッジに挑戦できます

堂島丈二：お、では…技術は低いんだよ！と言いつつ、《きらめきの壁》と同時に《魔獣化》。

堂島丈二：7+2d6

BeastBindTrinity : (7+2D6) → 7+6[3,3] → 13

堂島丈二：うむ、駄目だった！

GM：ではダメージ入りますね。

メアリー：28+5d6

BeastBindTrinity : (28+5D6) → 28+20[1,6,6,1,6] → 48

GM：《技術》属性の48点ダメージですね

堂島丈二：アーマーで１５点引いて、３３点受領。ＦＰは残り５９に。

メアリー：「うはははは！これでまとめてパシャンコだぞ！」ということで、ターンッとコンソールを弾いて重力波攻撃を行います。

堂島丈二：「くそ、フランケンシュタインと言えば電撃と相場が決まっているだろうに…滅茶苦茶だな、本当に！」

GM：こちらの行動は以上になるので、次は美潮さんですね。どうぞ！

堂島丈二：ぼやきつつ、拳で床板を粉砕。舞い散る石片が重力波を盾として受け、丈二の体に、突き刺さるように降り注ぐ。

幡ヶ谷美潮：ムーブで後退。エンゲージを離脱します。

幡ヶ谷美潮：マイナーは今回はなし。

幡ヶ谷美潮：メジャー、《海の怒り》で攻撃。属性肉体。シーン攻撃です。人間性7消費。

ヤマモト：あっ、そこに〈グレムリンエフェクト〉積みます

幡ヶ谷美潮：ありがたい！

ヤマモト：命中＋３して、種別：機械の相手に命中したら【BS:暴走】を与えることができます

幡ヶ谷美潮：やったぜ！　では命中判定を行います。

幡ヶ谷美潮：2d6+11

BeastBindTrinity : (2D6+11) → 8[6,2]+11 → 19

幡ヶ谷美潮：まあこんなものか

GM：うむむ。どうしたものか

堂島丈二：あ、ここでダメ押ししておきますかね。シェリーに《魔性の美》、ドッジの達成値を?２で。

幡ヶ谷美潮：た、たすかるー！

GM：うーん、特殊攻撃だからメアリーはガード。シェリーはドッジ。

GM：2d6+10

BeastBindTrinity : (2D6+10) → 7[3,4]+10 → 17

GM：惜しい！

幡ヶ谷美潮：よ、よし！

ヤマモト：よかった！

堂島丈二：よし…！

霧尾九郎：着実に効いている…！

幡ヶ谷美潮：ではダメージ出します。

幡ヶ谷美潮：4d6+7 シーン。機械相手に命中で【BS:暴走】。

BeastBindTrinity : (4D6+7) → 17[2,3,6,6]+7 → 24

GM：ダメージ属性は肉体でアーマー値は有効ですよね？

幡ヶ谷美潮：おっとっと

幡ヶ谷美潮：そうです。肉体で有効！　あと狼狽付与でした。忘れてた。

GM：メアリーに21点、シェリーに14点入ります。

GM：さらにメアリーに狼狽、シェリーに狼狽＋暴走付与。

幡ヶ谷美潮：よしっ

堂島丈二：ナイスだ…！

メアリー：[]

ヤマモト：やったぜ！

メアリー：「こらーッ！貴重なロステクの中でなにをするかーッ！」

幡ヶ谷美潮：「いいから、元に戻しなさいよここをっ！」美潮の背後から、幻の海が現れる。潮の香り。高い波。

幡ヶ谷美潮：波は皆のところを通り抜け、敵の眼前で実体を持ち、覆いかぶさる！

幡ヶ谷美潮：「私のお部屋！　返してもらうからね！」腕を組み、口をへの字にする。

幡ヶ谷美潮：「エゴ：ひごろも荘を元に戻したい」でエゴロールを申請します。

GM：エゴ了解です。罪1点どうぞ

幡ヶ谷美潮：いただきます。こちらは以上です。

GM：お次はヤマモトさんですね。どうぞ

堂島丈二：「???」　津波が迫る中、機械人形のメイドに視線が刺さる。曰く?“動くな”、と。

シェリー：眼光に射抜かれ、一瞬身動きが止まる。直後鉄砲水が直撃！

ヤマモト：「うむ。細工はりゅうりゅうだな」

ヤマモト：行動しますねー

ヤマモト：ムーブで１エンゲージだけ前に出ます。マイナーなし。

GM：では巻き戻して待機宣言、ということで。

ヤマモト：すみません、其れでお願いします

GM：お次は堂島さんですね。どうぞ

堂島丈二：ん、行動値が同じで調整が効くなら、先に九郎くんに行動してもらえると助かります。

GM：では九郎くんに先に動いてもらいましょうか。どうぞ

霧尾九郎：はいよ！

霧尾九郎：ムーブでシェリーにエンゲージ。

霧尾九郎：マイナーは…使えないので、そのままメジャーで《パーフェクトソルジャー》だ！

霧尾九郎：2d6+8+2+2+2

BeastBindTrinity : (2D6+8+2+2+2) → 5[2,3]+8+2+2+2 → 19

霧尾九郎：ぬん。白兵で19

GM：暴走食らってるからガードできないんですよね

霧尾九郎：支援が効いているぜ…！

堂島丈二：そしてドッジの達成値も、狼狽で?５ですね…。

GM：一応やるだけやってみましょうか。もしかしたらクリティカルとか出るかもしれない

GM：2D6-1

BeastBindTrinity : (2D6-1) → 6[3,3]-1 → 5

GM：はいダメー！

霧尾九郎：セーフ！

GM：ダメージどうぞ

幡ヶ谷美潮：ダメージロール直前に《アタックアシスト》使用します。九郎くんの与ダメージに+1d6+8。

霧尾九郎：おっと、ありがとうございます！

幡ヶ谷美潮：あ、こちらの人間性2低下します。

霧尾九郎：うん、気力充填ないから《魔獣の殺意》を使用しておきます。

堂島丈二：で、そのダメージロールにこっちからブーストを。

堂島丈二：愛と罪、１点ずつでダメージ＋５Ｄ６、アーマーも無視。

霧尾九郎：ドンドン来る！

GM：以上で決定ならダメージどうぞ

霧尾九郎：9d6+11+8+2+4

BeastBindTrinity : (9D6+11+8+2+4) → 36[5,5,5,5,4,3,1,2,6]+11+8+2+4 → 61

霧尾九郎：さすがの9D　61点アーマー無視で！

シェリー：大ダメージ。ですがまだ立っています。

霧尾九郎：「……ロボ、かたい……」切りつけた爪がじ～んってする。

シェリー：「乙女の柔肌になんてこと言うんですか。剥製にしますよ」

霧尾九郎：「あんないかつい銃使っておいて何を…！」

霧尾九郎：ともあれ、行動は終了です！

GM：お次、堂島さんですね

堂島丈二：「九郎、そいつはな、“鋼鉄の”が付く方の乙女だ。多少手荒にやっても問題は無い。俺が、保障する」

堂島丈二：ムーブで九郎とシェリーのエンゲージに移動。マイナー不可。メジャーで九郎に《彼の出番だ》。

霧尾九郎：「乙女にもいろいろあるんだな……」

堂島丈二：「だから?やっちまえ」

霧尾九郎：「おう！ そういうことなら、やってやる！」

霧尾九郎：ムーブが使えるので《ウルフヘジーク》を使用。シーン中白兵攻撃ダメージ+【肉体B】、効果中ガード不可

霧尾九郎：マイナーなしの、メジャーで《パーフェクトソルジャー》。もう一度、シェリーに攻撃します。

霧尾九郎：2d6+8+2+2+2

BeastBindTrinity : (2D6+8+2+2+2) → 6[2,4]+8+2+2+2 → 20

GM：ダメージどうぞ！

GM：あ、その前に命中でした。失礼

霧尾九郎：白兵で20です！

GM：ここはドッジしかない！

GM：2d6-1

BeastBindTrinity : (2D6-1) → 2[1,1]-1 → 1

GM：ウワッファンブル！

GM：ダメージどうぞ！

堂島丈二：ウワアアアアア！

霧尾九郎：フフフ

幡ヶ谷美潮：やったぜ

霧尾九郎：《魔獣の殺意》使用で+1Dしつつ

霧尾九郎：3d6+11+2+4+4

BeastBindTrinity : (3D6+11+2+4+4) → 5[1,3,1]+11+2+4+4 → 26

霧尾九郎：肉体で26点

メアリー：ではダメージ算出直後に私が《それは非論理的だ！》を使うぞ

霧尾九郎：なん…だと…

堂島丈二：ＭＡＤだ！

GM：技術じゃないから26-7点ダメージで19点に変更、

GM：19点ダメージをシェリーに適用。アーマー値の10点を減らして9点ダメージ。未だ倒れず！

霧尾九郎：低く構え、助走を付けてシェリーに噛みつく……が、牙が通らない！

霧尾九郎：「うっそだろ…」

メアリー：「ぬはは、そう簡単に倒される私のシェリーではない！」

霧尾九郎：そして人間性が19になったので、メアリーへの絆をエゴ：負けたくない　に変更します。

GM：了解です。

GM：では次、こちらの反撃ですね。

霧尾九郎：「くっそ～～～！」

シェリー：ムーヴなし、マイナーで《BS:暴走》を解除。

シェリー：メジャーで《戦乙女のたしなみ》を使用。

シェリー：対象は九郎と丈二さんのふたり。

GM：命中判定前にカバーリングなどの宣言ありますか

堂島丈二：特にバッドステータス付与はなさげかな。九郎が開放状態になりたい、というのでなければカバーリングしますが。

霧尾九郎：よろしくお願いしたい…！

堂島丈二：ではカバーリング。ダメージが２倍になりますね。

GM：命中判定行きます。

シェリー：2d6+8

BeastBindTrinity : (2D6+8) → 10[6,4]+8 → 18

堂島丈二：あ、順番としては、命中判定→リアクション→カバーリング宣言→ダメージ算出、なので

堂島丈二：一応、ドッジだけ振っておいてもらえると。こちらはガードします。

霧尾九郎：はい。

霧尾九郎：2d6+5

BeastBindTrinity : (2D6+5) → 4[1,3]+5 → 9

霧尾九郎：うん、出目自体がダメだな！

堂島丈二：では改めてカバーリングだ！

堂島丈二：ダメージをくださいな。

GM：ダメージ直前に《ヒートハート》使用。ダメージ＋感情B。

シェリー：21+2d6

BeastBindTrinity : (21+2D6) → 21+2[1,1] → 23

堂島丈二：出目が…死んでいる…

GM：追加でダメージ直後に《限界突破》。

シェリー：14+3d6

BeastBindTrinity : (14+3D6) → 14+8[4,3,1] → 22

ヤマモト：下がった……

シェリー：45点ダメージ、アーマー値無視。

GM：《限界突破》はダメージに追加ですよ

霧尾九郎：3Dはでかい…

ヤマモト：追加で２２来るのか……

堂島丈二：アーマー無視は武器の効果ですかね。

GM：アーマー値無視も《限界突破》の効果ですね

GM：アーマー値無視というか、防御側のアーマー値を0として扱います

GM：デメリットで自分にもダメージ適応されるんですが、せっかくだ。

堂島丈二：おおう。では、４５からガード値８を引いて３７、倍化して７４になる。

シェリー：ダメージ適応時に《心理のe》起動。自身へのダメージを0に変更。

堂島丈二：ＦＰは５９なので、今のままだとマイナス１５点。まずは自前の障壁符を使う。

堂島丈二：1d6

BeastBindTrinity : (1D6) → 6

ヤマモト：〈ディフェンスアシスト〉を使います。ダメージを4+2d6減らせる！

ヤマモト：人間性減らして、現在22だ

堂島丈二：お願いします…！

ヤマモト：4+2d6

BeastBindTrinity : (4+2D6) → 4+8[5,3] → 12

ヤマモト：12点軽減できます！

堂島丈二：ありがとう…！ＦＰ２で立っている！

霧尾九郎：よ、よかった…！

ヤマモト：よかった！

幡ヶ谷美潮：ナイスコンビネーション

堂島丈二：シェリーと九郎の間に立ちはだかり、弾丸を一身に受ける。心魂機関をオーバーブーストさせた射撃に、膝を折りかけるが?

シェリー：「お命、頂戴します」マウントした二丁のソードオフショットガンを抜くと、至近距離で接射するぞ！

幡ヶ谷美潮：「じょ、丈二さん！　ちょっと、大丈夫！？」思わず叫ぶ。

霧尾九郎：「にいちゃん…！」迫り来る弾丸に顔を背け、瞬間、目の前に立つ丈二の背を見上げる。あまりの猛攻に一瞬青ざめて名を呼んだ。

ヤマモト：丈二さんと銃口の間に船の装甲板を割り込ませて、致命傷だけはなんとか回避させる！

ヤマモト：「間に合ったか？！」

堂島丈二：美潮と九郎に、そしてヤマモトさんに。一瞬だけ振り返り、血塗れの美貌が、ニヤリと笑う。

ヤマモト：(今度は上手くいったか……)胸をなで下ろす。

メアリー：しかし次も私の手番だー！

幡ヶ谷美潮：ほっ、と息をつく。

メアリー：ムーヴなし、マイナーで《パワーチャージ》。

メアリー：メジャーで《ストレンジアーツ:機神無双》。

メアリー：武器は《フランケンシュタインの怪物》L3。

堂島丈二：…おお。

メアリー：対象はランダムで決めよう。偶数でシェリーのエンゲージ、奇数でヤマモトさんのエンゲージ

メアリー：1d6

BeastBindTrinity : (1D6) → 5

メアリー：奇数なので後方二人にダメージが飛ぶぞ！

GM：その前に命中

メアリー：7+2d6

BeastBindTrinity : (7+2D6) → 7+9[4,5] → 16

幡ヶ谷美潮：あ、GM。こちらはヤマモトさんとは別エンゲージです

堂島丈二：こんなこともあろうかと、散開しておいたのさ！

GM：あれ、移動してたか！

GM：宣言しちゃってるからこのダメージはヤマモトさんの方に飛びますね。

GM：リアクションどうぞ

ヤマモト：回避できるかな。とりあえず回避で素振りだ

ヤマモト：5+2d6

BeastBindTrinity : (5+2D6) → 5+6[4,2] → 11

ヤマモト：失敗したー

堂島丈二：カバーリングは必要ですか。まだ開放状態じゃないので、あと１発は耐えられる。

ヤマモト：ダメージください

メアリー：20+2d6

BeastBindTrinity : (20+2D6) → 20+5[4,1] → 25

ヤマモト：カバーリングはだいじょうぶです

メアリー：ダメージ属性は《技術》で25点。アーマー有効。

堂島丈二：あいさ。まだ誰も解放状態じゃかったなそういえば…

ヤマモト：技術なら〈幽体〉の効果で-5されるし、アーマーが1あるからこちらのダメージは19点

ヤマモト：なんとか生きてる！

ヤマモト：FP９まで下がりました

メアリー：「行けい！シェリー部隊よ！無粋な輩たちをボコボコにしてやれ！」

GM：シェリーと同型機の自動人形たちが画面端から雪崩込んできて、ボカボカと土煙を立てて攻撃してきます。

霧尾九郎：コミカル

ヤマモト：「ウワアーッ！」

堂島丈二：「や、ヤマモトさん…！？」

幡ヶ谷美潮：「や、ヤマモトさんっ」

ヤマモト：土煙から☆とか半透明の腕とかが飛び出している！

GM：一通り攻撃するとまた画面端に走り去っていきます。

幡ヶ谷美潮：画面端

霧尾九郎：画面

堂島丈二：無表情のメイドロボ軍団が突撃する光景に一瞬ドン引きして、カバー間に合わず！

堂島丈二：画面。

メアリー：見えない？水色の透明のやつ

ヤマモト：「い、いや……そこまででは……」フラフラと立ち上がるヤマモトさんの頭の上にはヒヨコが飛んでいる

GM：ともあれ、こちらの手番はこれで終了ですね。次は待機してたヤマモトさん！

霧尾九郎：「ヤマモトさん、しっかり！」

ヤマモト：「ううん……視界が酩酊しているが……」戦うのは私ではないのだ！

幡ヶ谷美潮：「もうっ、みんな無茶する……！」後方でハラハラしている。

ヤマモト：ムーブなし、マイナーなし。〈チャンスメイク〉で九郎くんを動かすぞ！

ヤマモト：「九郎くん、私は見ての通りなので後は頼んだ！」明後日の方向を指さしながら九郎君を未行動にします。がんばれ！

霧尾九郎：「わ、わかった！」

霧尾九郎：では再び、シェリーに攻撃だ！

ヤマモト：人間性-3、変異第二段階入るので〈エゴ：なぜあの時死んでしまったのか〉を〈エゴ：とにかくどうにか生き残る〉に変更します

霧尾九郎：あ、ムーブとマイナーはなしで。

ヤマモト：ごめんなさい、書き換える絆の訂正。〈ジョセフ・山河・スミス：帰って下さい〉の絆を〈エゴ：とにかくどうにか生き残る〉に変更します

霧尾九郎：そんでは、メジャーで《パーフェクトソルジャー》る！

霧尾九郎：2d6+8+2+2+2

BeastBindTrinity : (2D6+8+2+2+2) → 5[3,2]+8+2+2+2 → 19

霧尾九郎：出目がだいたい同じだ…白兵の19

シェリー：暴走から回復しているのでガード。

霧尾九郎：そうだった…通るかな。《魔獣の殺意》載せます。

シェリー：《イージスリフレクター》を宣言します。ガード値が9点上昇して合計11。

霧尾九郎：うーん、罪1点入れてダメージ増強しときます。

シェリー：はい。《イージスリフレクター》の効果で宣言時に攻撃側は上昇後のガード値と同点のFPを喪失するのでよろしくお願いします

シェリー：11点ダメージが入る扱いですね。

霧尾九郎：おお…了解です

霧尾九郎：8d6+11+2+4+4 ではダメージ

BeastBindTrinity : (8D6+11+2+4+4) → 24[4,5,1,2,2,4,1,5]+11+2+4+4 → 45

霧尾九郎：うーん、伸び悩んだか。肉体で45

堂島丈二：だが、アーマーもガードも無効の素通しだ…！

GM：罪のぶん入ってるからアーマー・ガード無視ですね。

シェリー：残りFPは20。流石に限界なので機能停止します。

霧尾九郎：「これ以上、あんたが立ってると困る…！」勢いを付けて飛びかかり、腕に食らいつくと頭を振って思い切り噛みちぎる！

霧尾九郎：腕を破損させた時にバチッ、と大きく散った火花で吹っ飛ばされ、床にたたきつけられて甲高い鳴き声を上げた。

シェリー：メイド手甲に内蔵された電磁バリアで頭を殴りつけて離そうとしますが、腕を噛みちぎられてこちらも蹴り飛ばされます。

霧尾九郎：FP-11して28に。

幡ヶ谷美潮：「九郎！　ああっもうみんな……」ハラハラそわそわ。

シェリー：「そ……損耗が限界点を突破。戦闘継続は不可能。自己修復のため、休眠に入り……ま……」プスプスと煙を立ててガックリ項垂れる。

霧尾九郎：「いってぇ……」よろよろ立ち上がって、頭を振る。動かなくなった自動人形を見て、なんとかなったことにホッと息をつく。

メアリー：「あわわ……」

GM：これで1巡目終了ですね。2ラウンド目ー

霧尾九郎：「あとは、君だけだぞ…」余裕がなくなって、金の目がぎらりと光る。

メアリー：「ええい、まだ負けてない！まだ負けてないぞ！」

GM：というところで【セットアップ】。

GM：なにかあればどうぞ

幡ヶ谷美潮：特になしです

霧尾九郎：セットアップ、こちらはなしです。

ヤマモト：〈ディレイトラップ〉使います。

堂島丈二：こちらも無しで。

ヤマモト：対象はメアリーくんで、行動値-3d6します

ヤマモト：12-3d6

BeastBindTrinity : (12-3D6) → 12-12[5,2,5] → 0

ヤマモト：人間性-3して、こちらは終了です

メアリー：了解。こちらはシェリーが戦闘不能になったことで《常時:スタンドアローン》LV3が起動。

メアリー：達成値＋2に攻撃ダメージ＋15が加算される。

堂島丈二：ワオ…

ヤマモト：つよい……

ヤマモト：で、でも行動値-12したからナントカなるかもしれない……

幡ヶ谷美潮：攻撃前にボコれれば……

霧尾九郎：が、がんばろう…！

GM：ここで【イニシアチブ】ですね

メアリー：こちらは《世界律:神速》を起動。

ヤマモト：さすがにそちらが速いか……

幡ヶ谷美潮：きたー

堂島丈二：止める。《エゴを阻む者》を使用。

GM：こっちを止められたか！仕方ない。

GM：では次、美潮さんに手番が移りますどうぞ

堂島丈二：「?なるほど、ここはお前の城だ。何もかもが思い通りになるんだろうさ。だがな」

ヤマモト：その前に、イニシアチブプロセスで罪を１支払って〈スピリチュアルアンプ〉使用

堂島丈二：「フランケンシュタインの名を冠するなら。ここは、俺の城だ」

堂島丈二：強大なエゴを、暖かで、かつ悲しみを宿す意志が、包み込む。

ヤマモト：「となれば、彼の心を無駄には出来んな」

メアリー：「なに、コードを……しまっ……ええい！」コンソールの制御を奪われて取り乱す。

ヤマモト：〈スピリチュアルアンプ〉で、即座に九郎くんにメインプロセスを行って貰います。「九郎少年、行き給え！」ヤマモトさんが鬼火を従えて青白く発光する！

霧尾九郎：「よおーし！！」答え、灯火に勇気づけられたように疾走する。

霧尾九郎：ムーブでメアリーにエンゲージ。

霧尾九郎：マイナーが使えるぞ！《気力充填》を使用して、メジャーで《パーフェクトソルジャー》。

霧尾九郎：「よそ見してると、おれが勝つよ…！」

霧尾九郎：2d6+8+2+2+2

BeastBindTrinity : (2D6+8+2+2+2) → 12[6,6]+8+2+2+2 → 26

GM：クリティカル出た

霧尾九郎：あっほんとだ

霧尾九郎：そしてついでに「エゴ：負けたくない」のエゴロールを申請だ！

GM：ドッジ！

GM：2d6-5

BeastBindTrinity : (2D6-5) → 6[4,2]-5 → 1

GM：《世界律:超越》切っても21かー

GM：ダメージどうぞ！

堂島丈二：ではそこに、愛罪でダメージ＋５Ｄ６をブーストだ！

幡ヶ谷美潮：ではこちらも愛と罪を1点ずつ消費してダメージブースト！+5d6！

ヤマモト：私も愛と罪を１消費して、ダメージブーストさらに+5d6！

霧尾九郎：ブーストだらけだ！

霧尾九郎：《魔獣の殺意》も微力ながら入れておくぞ

霧尾九郎：18d6+11+2+4+4

BeastBindTrinity : (18D6+11+2+4+4) → 64[2,1,5,6,4,5,1,3,4,3,3,3,1,3,5,5,5,5]+11+2+4+4 → 85

霧尾九郎：出目が微妙！　肉体で85点

GM：残りFP59点、ガード・アーマー値無視なので直撃ですね

幡ヶ谷美潮：いった！

霧尾九郎：よし…！

GM：演出をどうぞ

堂島丈二：ＧＪ…！

霧尾九郎：コンソールに乗り上げて、メアリーの眼前に迫る。

霧尾九郎：にやっと笑ってから、盤面を叩き壊し、彼女の肩をつかんでその場に押し倒すと、禍々しい爪の先を突きつけて、はっきりと口にする。

霧尾九郎：「お前の負けだ！メアリー！」

メアリー：「…………」暫く、呆然としていたが。

メアリー：「……うん。負けた！見事に負けたぞ！」すぐにいつもの調子を取り戻し、呵々大笑とばかりに笑い始める。

霧尾九郎：「だからおれの言うことを……お……？」急に笑いだすので、しかめていた顔が困惑に緩む。

メアリー：「いやあ、負けを認めるなどいつぞやぶりだろうか！随分久しい感覚だな。うむ、これはこれで心地良い！」

霧尾九郎：きょとんとした顔で体を起こして、メアリーの上から退く。

メアリー：「と、いかん。私は負けたのだ。では、敗者らしく振舞うとしよう。だがその前に、ひとつだけ」

霧尾九郎：「な、なんだよ」

メアリー：組み敷いた九郎の頬に手を触れ、そっと額に唇を。

霧尾九郎：数度、目を瞬かせる。

メアリー：「すまん！お前の顔を見るとどうしても抑えきれなかった！最後のわがままということで、どうか」

霧尾九郎：「お、おわ…わ……」赤くなっている。

メアリー：「それと、今回の婚約は取り消す！」

霧尾九郎：「……お、おおう！ うん！ それ！」

メアリー：「……私に勝ったのだ、花嫁には私より優秀な相手を選び給えよ」九郎に背を向け、白衣の端で目をゴシゴシしながら。

霧尾九郎：もう一度、軽く頭を振って気を取り直す。

霧尾九郎：「別に、優秀とかそういうので好きな人を決めるわけじゃないけど……」

霧尾九郎：「えっと、コンヤクとか、あと今回みたいにひごろも荘を改造しちゃうのはダメだけど」

霧尾九郎：「水泳勝負とか、おれもちょっと楽しかったから。また遊ぼう」

霧尾九郎：こういう時の慰め方が分からない。ふにゃっとした顔で苦笑して、手を差し出した。

メアリー：「では今後は、お友達ということでひとつ」目元を抑えた顔は向けないが、もう片方の手を差し出す。

霧尾九郎：「うん。友達だな！」その手をとって、しっかりと握手した。

GM：【バックトラック】

堂島丈二：各自、ＳＡは達成したと考えて大丈夫そうですかね。

GM：はい。問題なく皆さんSA達成したと言えるでしょう

GM：あと今回オリジナルアーツに《バクトラで触れるダイスが2個になる》って設定つけちゃってるので

GM：絆が足りないとかいう方はこちらで2ｄ6追加振りしてもらっても大丈夫です

霧尾九郎：はーい！

ヤマモト：はーい！

幡ヶ谷美潮：はいっ

堂島丈二：私の人間性は２２あります。

堂島丈二：なので、絆５つで素振りするのみにします。

堂島丈二：5d6+22

BeastBindTrinity : (5D6+22) → 20[3,2,3,6,6]+22 → 42

幡ヶ谷美潮：絆は4で素振りします。

堂島丈二：40ha

堂島丈二：は越えちゃったか。

幡ヶ谷美潮：4d6+28

BeastBindTrinity : (4D6+28) → 16[2,3,5,6]+28 → 44

幡ヶ谷美潮：まあよし

ヤマモト：こちらも残った絆４つで素振りします

ヤマモト：4d6+16

BeastBindTrinity : (4D6+16) → 19[3,4,6,6]+16 → 35

霧尾九郎：最後の攻撃でも人間性11なので、僕も素振りでいけそうです。

霧尾九郎：4d6+11

BeastBindTrinity : (4D6+11) → 12[6,1,3,2]+11 → 23

霧尾九郎：23で帰還デース

GM：全員帰還ですね。おめでとうございますー！

堂島丈二：わーい。

ヤマモト：やったぜ！

幡ヶ谷美潮：いえーい！

霧尾九郎：よかったー！

GM：【エンディング】

GM：ED1

GM：シーンプレイヤー　堂島丈二

GM：場所は改めてルーナンでしょうかね。

堂島丈二：ですね。仕事の報告って感じで。

ウォルター：「すまんな。あのじゃじゃ馬娘がとんだ迷惑をかけた」

堂島丈二：「いや、結局は俺の住処に関わる問題になった。それに…ああ、もう言ったか。丸っきり他人事、というわけでもない」

堂島丈二：「縁と言うなら、俺ほどあの一族と縁のある半魔はいない。…だから、ある意味、俺向きの仕事だったんだろうさ」

堂島丈二：適当に注文した、聞き慣れない銘柄の洋酒を、舐めるように飲みながら。

ウォルター：「フランケンシュタインの一族、か」

ウォルター：「あの家の連中には、いつも面倒を掛けられる」煙草を一本取り出して、苦笑いを浮かべつつ

堂島丈二：「……。そうだな。他人に迷惑をかける、それに関しちゃ世界一の血筋だ」

堂島丈二：「正直なところ、とっとと滅びてしまった方が世のため人のためかもしれん。そう、思っていたんだが」

堂島丈二：半分ほどグラスに残る酒を、少しの間見つめてから。一気に飲み干す。

堂島丈二：「どのような形であれ、絆は人と人を、魔物と魔物を、或いは…人と魔物を結びつける」

堂島丈二：「例えエゴまみれの一族であろうと、それが最後の一欠片であろうとも。絆を忘れない限り、必ず救いはある」

堂島丈二：「…そう信じてもいいかもしれん。あの娘を見て、俺はそう思った」

ウォルター：「……あの娘の大伯父と俺は、短い間だが同じ釜のメシを食ってた頃があってな」

ウォルター：「その縁もあってあの娘の面倒をこうして見ているわけだが……まぁ、なんだ」

ウォルター：「お前の知ってるあの一族がどうかは知らんが、今の連中はあれで中々、悪いやつらでもないんだ」

ウォルター：「……クソ迷惑だけどな」

堂島丈二：「そこは未来永劫変わらんだろうさ。…だがミスター。あんたにそう言ってもらえることも、また救いだ」

堂島丈二：笑って、席を立つ。

堂島丈二：「さて、悪いがそろそろ行くよ。大家からの頼まれごとがあってね」

堂島丈二：懐から、チラシを一枚取り出す。半魔たちに向けた、ひごろも荘の、入居者募集のチラシ。

ウォルター：「そうか。……それじゃ、また会おう」

ウォルター：「良き隣人に恵まれることを祈ってるよ」

堂島丈二：「お互いにな、ミスター」

堂島丈二：背を向け、さっと手を振り、店を出る。

堂島丈二：さてどこにチラシを置こうか。そんなことを考えながら歩き出し、少し店から離れたところで立ち止まって。

堂島丈二：「?良き隣人はすぐ傍にいた。それに気付けていれば、あるいは、結末は変わっていたのかもな、ミスター」

堂島丈二：閉ざされた扉を振り返り、薄く笑って。また歩き出す。

GM：ED1

GM：シーンプレイヤー　霧尾九郎

GM：時間軸は前後して、メアリーが九郎くんたちに負けた直後になります。

霧尾九郎：おっと、はい。

GM：豪邸になったひごろも荘は元の家っぽく偽装するシートが貼られ、

GM：「残業フル稼働」「私が責任者です」「1日48時間勤務」などと書かれたハチマキを締めた自動人形たちが改装作業に当たっています。

霧尾九郎：マッポー感

霧尾九郎：「変える時はあっという間だったのに、戻すのは大変なんだなあ……」世の中の心理をひとつ学んだ九郎。

ウォルター：「すまん。この娘が迷惑を掛けたな」穴だらけになったコートを着た初老の男性が、九郎くん達に頭を下げる。

メアリー：「痛い！痛い！……ええい、私は反省したのだ！それ相応の振る舞いというものがあたーッ」

GM：メアリーはというと、ウォルターに担がれ、尻を百叩きされている。

霧尾九郎：「えっと…まあうん、迷惑はかかったけど、あんまりひどくしないであげてね」いたそー、という顔をして苦笑している。

ウォルター：「ともかく、この屋敷は責任を持ってこちらで元に戻す。費用もこの娘が全額負担すると言っていたと、大家には伝えておいてくれ」

メアリー：「うう……敗者はかくもむごい仕打ちを受けるのか。しかしこの屈辱をバネに再び立ち上がることを固く誓う私なのであった」

霧尾九郎：「うん、わかった。ときえさんも喜ぶと思うよ」

ウォルター：ため息を零すと、担いでいたメアリーを床に降ろして。

ウォルター：「それじゃ、予約してた当初のホテルに行くぞ。自動人形は……」

GM：九郎たちの脇を、非現場労働の自動人形がゾロゾロとパトカーで連行されていく。その長蛇の列は果てしない。

霧尾九郎：どんだけいるんだ…

GM：明らかに色々と自然法則を無視した数の自動人形がいますね。現場労働とその支援だけでもかなりいます。

霧尾九郎：「ていうか、どこにこんだけ入ってたんだ……」

ウォルター：「……馬鹿息子に任せるか」

メアリー：「これぞ、天才の天才たる所以であるな」自慢げに。

メアリー：「さて、それでは私はこれで失礼するが、九郎！」

霧尾九郎：「うん？」

霧尾九郎：天才って不思議だな～って思いながら長蛇の列を眺めていたが、呼ばれてメアリーに向き直る。

メアリー：「私たちは友達ということで、落ち着き次第また遊びに来るからな！」

霧尾九郎：「うん。改装が終わったら、今度は普通に遊びに来なよ。結構いいところだからさ、ひごろも荘は」えへへ、と笑って。

メアリー：「暇さえあれば遊びに来る！流行りの遊びを《超改造》して持ってくるからな！覚悟しておくがいい！……ふぎゃっ」

GM：げんこつを食らい、目に見えるサイズの漫画っぽいたんこぶを浮かべて涙目。

霧尾九郎：「おう！ 覚悟してるぞ～！」やられてやんの、と苦笑してから、

霧尾九郎：「じゃあ、またな」

GM：それから3歩進むごとにひごろも荘の方を振り向いていたが、観念したように用意されたリムジンに乗り込む。

メアリー：「うむ！また会おう！」

ウォルター：「……これまで人生の大半を自動人形に囲まれて暮らしてきた娘だからな。仲良くしてやってくれ」

GM：走り去るリムジンを見送りながら九郎に。

霧尾九郎：「あんまり無茶苦茶するなよ～」走り去っていくリムジンに向けて手を振って。

霧尾九郎：「うん。……正直、最初はびっくりしたけど」

霧尾九郎：「嫌いだとは、なんだか思えなかったからさ」

霧尾九郎：「おれも、友達が増えて嬉しい」ウォルターの言葉に、しっかりと頷いて見せた。

霧尾九郎：その辺りで、中で作業している住人から声がかかる。

霧尾九郎：「はーい。……じゃあ、おれも家の中手伝ってくる！」

霧尾九郎：「メアリーによろしくな！」そう言って、玄関へと引っ込んでいった。

霧尾九郎：次会うときは、ひごろも荘のことをいっぱい教えてあげよう。そんな風に考えながら。

GM：ED3　

GM：シーンプレイヤー　幡ヶ谷美潮・ヤマモト

GM：メアリーの騒動から暫くして。

GM：ひごろも荘は無事元の少し寂しい感じの建物に戻りました。

ヤマモト：「いやはや、ようやく落ち着いたな……」リビングでうーん、と伸びをしています

幡ヶ谷美潮：「ほんと、もうあんなのこりごり」同じくリビングで雑誌など読んでいます。

幡ヶ谷美潮：「……勉強もなかなかできなかったし。練習も間が空いたし。最悪」

幡ヶ谷美潮：仏頂面でページをめくる。

ヤマモト：「美潮くん、中々ドレスが似合っていたではないか。学科の発表だの定演だので着てみたらどうだね」

幡ヶ谷美潮：「なっ……」顔が真っ赤になる。

幡ヶ谷美潮：「や、やだ！　絶対嫌！　に、似合ってなんかなかったし、あんなひらひらで歩きにくくて……」

幡ヶ谷美潮：クローゼットの隅にこっそりしまい込んだドレスのことを思う。

幡ヶ谷美潮：「やめてよ！」ぶんぶん手を振る。

ヤマモト：「ふむ……まあ、君がそう云うのならまあ、そういう事にしても良いが。私は良かったと思う」忍び笑いをしながら、圧縮したファイルを共有フォルダにアップ。

幡ヶ谷美潮：「ヤマモトさんだってなんだか、きちっとした格好してたくせに」

ヤマモト：「ああ、あれは、気分だ。ふさわしい格好の方が臨場感が出て楽しいのだ」

幡ヶ谷美潮：「意味わかんない」ばっさり。

ヤマモト：「そうか……」しょんぼり。

幡ヶ谷美潮：（……でも、大変だったけど。悪いことばっかりじゃなかったかもしれない、のかな）ドレスだとか、水泳勝負だとかに思いを馳せる。

幡ヶ谷美潮：（いや、またあんなことされても困るけど……）

ヤマモト：「まあ、こんな破天荒な事もそうそう無かろうからな。しばらくは美潮くんの活躍もお預けだろう」

幡ヶ谷美潮：「ほんと、学校に集中させてほしい。……大家さん、新しい人探してるんだっけ」

ヤマモト：「空きを遊ばせておくのも勿体なかろう。今度はどんな輩がやって来るやら」

幡ヶ谷美潮：「静かで迷惑がかからない人がいい。これ以上騒がしくなるのはうんざり」

ヤマモト：「美潮くんはジャスミンくんで相当懲りたと見えるな。私もおおむね同感だが、創作意欲が刺激されるならばそれも面白い」

幡ヶ谷美潮：「ええー？　それも意味がわかんない」呆れた顔をする。

幡ヶ谷美潮：「ほんと、変な人と変なことばっかりで……大丈夫なのかな、ここ」ぶつぶつと呟く。

幡ヶ谷美潮：「どうせまたわーって歓迎会とかするんでしょ。わかってるんだから。まったく」

GM：そんな話をしていると、ひごろも荘に一通の電話が掛かってくる。

ヤマモト：自分より近くにいる美潮くんに目配せ。

幡ヶ谷美潮：はいはい、という顔で電話を取りましょう。

幡ヶ谷美潮：「はい、ひごろも荘です」

？？？：「あ、もしもし！？入居者募集のチラシ見てお電話させてもらったんですけども」

幡ヶ谷美潮：「え、あ、はいっ、ちょっとお待ちください！」あたふたとメモ帳とペンを用意する。

幡ヶ谷美潮：「はい、大丈夫です。どうぞ……」私が取っていいのかな、という顔で続ける。

幡ヶ谷美潮：「あ、あの、今大家が出ておりまして、私は代わりに出ている者なので、とりあえずお話だけ聞かせてください」

？？？：「ああ、住人の方でしたか！えーっと、少しお尋ねしたいんですけれども」

ヤマモト：興味深そうに耳をそばだてています

幡ヶ谷美潮：「はいっ」緊張して声が少し裏返る。

？？？：「このチラシに書いてある風呂・トイレ共用で中庭付きで一室4万5千円って本当なんですかね？」

幡ヶ谷美潮：「え、ああ、はい。それはその通りです」実際自分も毎月支払っている。

幡ヶ谷美潮：（やっぱり安いよね、ここ……）

？？？：「おおーっ良かった！いや、ちょうど都内で安いところ探してたんですよ！」

幡ヶ谷美潮：（……男の人。どんな人だろう……いい人だといいんだけど）嬉しそうな声に、少し気が楽になる。

幡ヶ谷美潮：「お名前とお電話番号をいただければ、後ほど大家の方から連絡差し上げますが……」

？？？：「すんません、助かります！えーっと、電話番号は……」12桁の携帯番号を伝える。

幡ヶ谷美潮：「はい、はい。わかりました。確かにお伝えします」メモをしっかり取る。

木崎 銀二：「名前は木崎 銀二って言います。よろしくお願いします！」

幡ヶ谷美潮：「木崎、さんですね」

幡ヶ谷美潮：「ありがとうございました」ふう、と息をつく。

ヤマモト：「どうしたね？」

幡ヶ谷美潮：（……なんか、もう一言言っておけば良かったかな……でも、まだ決まったわけじゃないし）

幡ヶ谷美潮：「入居希望の人からの電話だった」

ヤマモト：「ほう、噂をすればか。ときえくんが帰ってきたら伝えなくてはな。責任重大だぞ美潮くん」

幡ヶ谷美潮：「う、うん。ちゃんとメモした。大丈夫」

幡ヶ谷美潮：ちらりと名前を見る。木崎銀二。

幡ヶ谷美潮：（まあ、歓迎会があればその時……誰か言うよね）

幡ヶ谷美潮：（『ひごろも荘にようこそ！』……とか）

GM：------------------------------------------------------

GM：BBT「ある騒がしい11月のできごと」fin

GM：----------------------------------------------------------

ヤマモト：――やれやれ。

初冬の珍事はこれで一先ず幕引きだ。九郎くんは災難としか言い様が無かったが。

ヤマモト：結婚は人生の墓場と云うが、墓に入るのは死人だけで充分だろうに。

ヤマモト：とはいえ、私の様に墓から蘇る者も居るから、始末が悪いと言えば、そうなのだろう。

ヤマモト：物語の為に未練がましく常世にしがみつく哀れな亡者が私、ヤマモトだ。

ヤマモト：――さて、ひごろも荘には、私の他にもう一人亡霊が居る。

ヤマモト：彼が己をなんと云うかは知らぬが。

ヤマモト：彼は、知的好奇心と冒涜と懺悔の果てに幕を閉じた物語の残滓が蘇ったものだ。

ヤマモト：そうである、はずだった。

ヤマモト：　　　　次回、ひごろもそうのこもごも　「フランケンシュタインの花嫁」

ヤマモト：堂島丈二くん。

ヤマモト：終わらせたはずの物語は、まだ続いたようだよ。

GM：------------------------------------------------

GM：【アフタープレイ】

GM：はい、それでは経験点を配布します

堂島丈二：はーい。

ヤマモト：はーい！

GM：最後まで参加　1点

GM：SA達成　9点

GM：Dアーツの数　絶望1・超越1・神速2・オリジナルアーツの効果（Dアーツとして扱う）

GM：で5点ですね。ここまでで15点

GM：最終人間性による経験点は各自

堂島丈二：４０点を上回ったので、３点ですね。

GM：九郎くん23ヤマモトさん35美潮さん44丈二さん42

霧尾九郎：最終人間性は23なので、4点かな。

ヤマモト：こちらは４点か

幡ヶ谷美潮：3点ですね

GM：40を上回ったふたりは3点・それ以外のおふたりは4点ですね

GM：よいロールプレイ・進行を助けるプレイはもちろん皆さんに配布します。

堂島丈二：わーい！

GM：こちらが1点ずつで合計2点。

ヤマモト：ありがたや……！

幡ヶ谷美潮：ありがとうございますー

GM：それと今回、スケジュール管理・場所の提供などについての項目なのですが。

霧尾九郎：ありがとうございます！

GM：2月頃の私事に始まり、その後のGMの不手際もあって開始から終了まで4ヶ月も引っ張ってしまって大変申し訳ありませんでした。

GM：なのでこちら今回はお詫びの意味も兼ねて本来1点のところを5点の形でお付き合いいただいた皆様に配布したく。

堂島丈二：うす、ではそれで頂きます。楽しく遊べたので、結果オーライだと思っております。

霧尾九郎：僕も4月に融通してもらって、長引かせてしまったので申し訳ないです。

幡ヶ谷美潮：いえいえ。こちらもなんだか急かしてしまいすみません。

ヤマモト：こちらも都合着けられず申し訳なかったです。

幡ヶ谷美潮：ありがたくいただきます！

ヤマモト：経験点ありがたくうけとります！

霧尾九郎：ともあれ経験点ありがたく頂戴いたします。今後に生かしたいと思います！

GM：以上で経験点配布は終了となります。次のシェアハウス卓かその次のシェアハウス卓で使ってネ！

幡ヶ谷美潮：25点かな。ありがとうございました！

堂島丈二：イタダキマス！

ヤマモト：２６点ちょうだいいたします。ありがとうございます！

霧尾九郎：26点、かな。ありがとうございますー！

堂島丈二：２５点か。ダメージ軽減アーツを狙うか…。

霧尾九郎：前のと合わせると結構あるなあ。

幡ヶ谷美潮：美潮はだいぶ中途半端だと今回気付いたので、強化していきたい！