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クトゥルフ神話TRPG - わたしのかわいいハ|TRPGセッションログバンク

aoringo tools

aoringo作成のTRPG中心ツール置き場


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わたしのかわいいハーメルン【魚卓】|クトゥルフ神話TRPG


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!!! あてんしょん !!!

八重樫アキノ様作、pixivにて公開されているシナリオ
『わたしのかわいいハーメルン』の
テニヌなりきりプレイのログです。


*このシナリオのネタバレを含みます。

*また、なりきりですので各キャラクターには中の人が存在します。
*内容一部改変あり
*解釈違い等の問題がある方は閲覧を御控え下さい。
*解釈次第で腐要素ととれる表現あり
(その様なシナリオではありませんが当リプレイでは念のために注意を記載しておきます)

以上をご理解いただいたうえでご自由に閲覧してください。

KP 橘桔平
PL 千歳千里

どどんとふ:全チャットログ削除が正常に終了しました。

:CCB<=70 アイデア
Cthulhu : (1D100<=70) → 5 → 決定的成功/スペシャル

どどんとふ:このサーバでは24.0時間以上ログインすると接続が切断されます。

:【パステルハウス】

【KP】橘 桔平:あー、千歳もういるか?

【KP】橘 桔平:チャットパレットはメモに準備したものを使ってくれ

【KP】橘 桔平:文字色はこちらは黒系統と使うからそれ以外ならなんでもいいぞ。

【PL】千歳千里:何から何まですまんばいね~

【KP】橘 桔平:なに、構わんさ

【KP】橘 桔平:準備が出来たらテストダイスを振ってみてくれ

【PL】千歳千里:んー、なら...

十勝千影:CCB<=50 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=50) → 62 → 失敗

【PL】千歳千里:よし!準備はできたばい!

【KP】橘 桔平:ハハ、まあ数字は小さいからな。きっと大丈夫だろう。

【KP】橘 桔平:なら始めるぞ。

【PL】千歳千里:ははっ、頼むったい

:【パステルハウス】

 :十勝千影はなんとも穏やかな休日の朝を過ごしている。

 :そんな中、テレビをつけた十勝は不可思議なニュースを目撃する。

 :ニュースキャスター曰く、十勝の住む町で「子供の行方不明事件」が多発しているようだ。

 :警察では誘拐事件として捜査を続けているらしいが、まったく犯人の足取りはつかめていないらしい。

 :そんな話を見ながら朝食をとり、さて今日は何をしようか、と思ったとき、携帯電話が鳴った。

 :どうやら友人の吉椛裁平(ヨシバナタッペイ)からの連絡だとわかるだろう。

【KP】橘 桔平:吉椛は友人NPCだ。どのレベルの友人かは千歳が好きに決めてくれ

【PL】千歳千里:なんだか気恥ずかしかね~。仲は良くありたいばい。

【PL】千歳千里:電話にはもう出ていいと?

【KP】橘 桔平:ああ、なら親しい友ということにしよう。

【KP】橘 桔平:いや、これはメッセージアプリの連絡だな。

【KP】橘 桔平:描写を続けるぞ

【PL】千歳千里:なるほど。ん、頼む

 :メッセージアプリには、

 :「信じられないかもしれないんだが、朝起きたら体が子供になっていて困っている」

 :「十勝が暇なら助けに来てほしい」

 :と書かれている。

【KP】橘 桔平:以上だ。

【PL】千歳千里:急展開ばいね~

【KP】橘 桔平:ハハ。どう返事をする?

十勝千影:「(...あいつにしてはらしくない冗談ばい。とりあえず、暇やけん遊びに行く、ち返しとくかね)」

【PL】千歳千里:半信半疑ばってん、あいつが冗談なんて珍しか、ち思うやろうね

【KP】橘 桔平:そうか。なら…

 :十勝が吉椛の家に向かう旨を返信すると、彼はお礼を述べた後「服とかは特に必要ないから来てほしい」と十勝に伝える。

【KP】橘 桔平:といった趣旨の返事がかえってくるぞ。

【PL】千歳千里:ん?吉椛は子供とか小さな親戚とかはおっとね?

【KP】橘 桔平:そうだな、十勝が知る限りではいないんじゃないか?

【KP】橘 桔平:だが、彼が1人暮らしをしている事は知っていて構わない。

【PL】千歳千里:そ、そうね...

十勝千影:「(服はいらんて....普通、服がないから外に出られんくて俺を呼ぶんじゃなかと?)」

十勝千影:「(何かいるもんはないってこつか?っち返信しとくかね)」

 :すると

 :「今は特にはない。」

 :と返ってくる

十勝千影:「(...了解っと。とりあえず、出かける準備ばすっかね~)」

【PL】千歳千里:家出る準備すったい!

【KP】橘 桔平:おう、好きな持ち物をもっていっていいぞ。何かRPを挟むか?

【PL】千歳千里:なら、せっかくやし、ペットの様子でも見てくっかね

【KP】橘 桔平:ハハッ、例の『ペット』だな

【PL】千歳千里:ははは、そういうこったい

【KP】橘 桔平:十勝が放し飼いにしてなければ例の金庫にまだいるだろうな

十勝千影:「必要なもんはなかち言いよったし、財布とスマホと...ライターは持っとかんと...」

十勝千影:「出かける前に様子でん見ていくかね。」

【PL】千歳千里:一旦、金庫にいくたい

十勝千影:「出かけてくるけん、おとなしく頼んばい!」

【PL】千歳千里:て声掛けとくたい

【KP】橘 桔平:何かリアクションするかはわからないが、きっと大人しく待ってるくれるんじゃないか?

【PL】千歳千里:うんうん、ならよか

十勝千影:「さて、行くばい!」

【KP】橘 桔平:よし、シーンを吉椛の家の前に移すぞ。

 :彼の家に向かい、チャイムを鳴らすとドアが開く。

吉椛 裁平:「ああ、来てくれたのか。十勝…」

 :そう言う声はいつもよりも幼く、高い。

 :目の前に現れた彼はあなたよりも明らかに背が低い。年のころとしては12歳程度だろうか。

 :それでもどことなく、吉椛の面影を残している。

 :幼少からの知人でなくとも確信するだろう。

 :昨日まで大人だった彼が、子供になっていることを。

 :SANc(1/1d2)

【KP】橘 桔平:さあ、早速SANcだ

【PL】千歳千里:待ってたばい

十勝千影:CCB<=50 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=50) → 56 → 失敗

【PL】千歳千里:ん~、惜しか~

十勝千影:1d2
Cthulhu : (1D2) → 1

【PL】千歳千里:SAN値は49になったばい

 :あなたが驚くのを見ると、彼自身も驚いているようでこほん、と咳払いをする。

 :そして彼は話し出すだろう。

吉椛 裁平:「朝起きたらこの姿になっていて…でも服とかが大きく思えた気がしないんだ…」

吉椛 裁平:「クローゼットの中身も子供服ばっかりでな…。まるで、ずっと子供だったようで……」

吉椛 裁平:「加えて近所の人も特に驚いた様子はない…。だから、十勝はどうだろうと思ったんだが…」

吉椛 裁平:「正常なようで良かった…」

 :彼はそういって咳払いをひとつする。

【KP】橘 桔平:以上だ

十勝千影:「うおっ、裁平!本当やったとね!...まあ、嘘をつくやつじゃないとは思っとったばってん...」

十勝千影:「...不思議なこつもあるもんたいね。ただでさえ裁平がそうなったのも不思議やとに...」

十勝千影:「」

十勝千影:「周りん人や服までとは」

【PL】千歳千里:って驚くばい

【PL】千歳千里:見た目や部屋ん様子で気付けるこつは他になかと?

【KP】橘 桔平:描写以上の事は見る限りでは特にないな。

【PL】千歳千里:ほう、とりあえず中に入るばい

【KP】橘 桔平:普段通りに通してくれるだろうな。

十勝千影:「服がぴったりち言いよったばってん、他に違和感とか変わったこつは」

十勝千影:「なかと?」

吉椛 裁平:「朝起きたらこの状況になっていた。他に思い当たることは特にないな…。」

十勝千影:「家ん中は調べてみたと?」

吉椛 裁平:「ああ、一通りはな。まるでずっとこの背格好で、この家で生活していたかのようになっていた…」

【PL】千歳千里:家ん中は調べられんと?調べられんのなら、近所の人に話を聞きたか。

【KP】橘 桔平:一緒に改めて探したければ可能だぞ。

【PL】千歳千里:お、なら探すったい!

十勝千影:「もう一回、部屋ん中調べてみらんね」

十勝千影:「今のお前の背なら、見落としがあるかもしれんばい」

吉椛 裁平:「あ、ああ。改めてお前の背で見てもらった方が正確だろうしな。」

十勝千影:「うんうん、なら、善は急げばい!」

【PL】千歳千里:吉椛の家はどんな感じね?部屋の数とか

【KP】橘 桔平:部屋の作りはシンプルな1DKだな。

【PL】千歳千里:なら、まず今いる部屋から見てみるかね

【PL】千歳千里:目星でよかと?

【KP】橘 桔平:なら目星を…と、行きたいところだが先に言うと、部屋からの情報収穫は0だ。ハハハ、すまんな。

【PL】千歳千里:思わせぶりはいかんばい、桔平!他の部屋ならいけると?

【KP】橘 桔平:残念ながら情報はないな。ただ、探そうとするロール事体は可能だから俺は止めはしないぞ

【PL】千歳千里:せっかくやけん、なにかしら探すことにはするたい。

【KP】橘 桔平:なら目星を振ってみてくれ

【PL】千歳千里:それで、吉椛がいってることが本当だって再認識したこつにするばい

十勝千影:CCB<=85 目星
Cthulhu : (1D100<=85) → 73 → 成功

【PL】千歳千里:へへっ、成功ったい

【KP】橘 桔平:成功だな。なら、吉椛が言っていた通り服や靴などが子供サイズになっている事がわかる。

十勝千影:「本当に子供サイズしかなかね~」

吉椛 裁平:「だろう?…一体何がどうなっているんだ…」

【PL】千歳千里:あ、桔平、部屋や十勝たちのスマホに吉椛が大人だった時の写真はなかと?

【KP】橘 桔平:そうだな…部屋に写真を飾るような奴かは…

【KP】橘 桔平:1d100
Cthulhu : (1D100) → 87

【KP】橘 桔平:部屋には特に写真を置いていないだろうな。だが、吉椛のスマホにある吉椛の写真はすべて子供になっているな。

【KP】橘 桔平:十勝のスマホの方は変化がない

【PL】千歳千里:これはこれは...

十勝千影:「...裁平!見てみなっせ」

吉椛 裁平:「…!」

十勝千影:「俺んスマホの画像には、ちゃんと大人のお前が写っとーと!」

十勝千影:「ばってん、裁平ん方は...ますます謎が増えたばい」

吉椛 裁平:「俺の身の回りにあるものは全て今までもずっと俺が子供だったようになっている…ということか」

【PL】千歳千里:外に出て話を聞いたり、他ににたようなこつが起こっとるか調べたりできると?

【KP】橘 桔平:うーん…そうだな。なら少し吉椛から話が聞けるぞ

【PL】千歳千里:お、聞きたか

吉椛 裁平:「…正直本当に心当たりがないんだ。」

 :そう呟くと、リビングのソファに腰かける。

十勝千影:「昨日は普通に過ごしとったと?」

吉椛 裁平:「…ああ。昨日は普通に生活していて、帰りがけにカフェに寄った程度だ…」

吉椛 裁平:「あ…」

吉椛 裁平:「……そういえば、男性に声をかけられたな」

吉椛 裁平:「「迷子の子供を探している」という事だったが……。だが、本当にその程度だ。」

吉椛 裁平:「他に特別変わった事があった記憶はない…」

十勝千影:「そういやニュースで子供の行方不明が多発しとるって言いよったね」

十勝千影:「(ばってん、それと何の関係が...)」

 :2人で思案していると、くう、と吉椛のお腹が鳴る音がした。

 :時刻は午前10時。

吉椛 裁平:「…ハハ、すまん。昨日まで泊り仕事で、家の食材を切らしてるんだ」

吉椛 裁平:「朝起きたらこの身体で…すっかり空腹を忘れていた。」

吉椛 裁平:「この見た目で一人で外食するとなると、支障があるだろうからな…」

吉椛 裁平:「一緒にどこかに食べに行ってくれないか?」

【PL】千歳千里:ははっ、そういや子供になっとたばいね。

【KP】橘 桔平:そういうことだ。

十勝千影:「仕方なかね~。今日は奢ってやるたい。」

十勝千影:「何か食べたいもんはあるとね?」

吉椛 裁平:「ハハ、ありがとな。…身体に影響されているのか分からないが、我儘を言ってよければ、今むしょうにハンバーグが食べたい。」

十勝千影:「はっはっは、よかよか~、そりゃ、早く行かんといかんばいね。」

:【のんきな日常】

十勝千影:「んで、行きたい店はあっとね」

吉椛 裁平:「普段は外食をしないからな…お前に任せていいか?」

十勝千影:「なら、評判のいいレストランに連れてってやるたい」

吉椛 裁平:「それは楽しみだ。」

 :十勝が向かう場所に彼はついてくる。

 :子供の姿になり視界が変わった事で不安なのか、移動するときは十勝の服を掴み、少し落ち着かない態度だ。

 :店に何か食べに行くと、店の中には様々なチラシが貼られている。

 :どうやら近隣に遊園地などが出来たようだ。

 :チラシの内容は「水族館」、「遊園地」、「映画館」の3種である。

 :どれも非常に楽しそうなものだ。

 :食事をしながら吉椛はだいぶ落ち着いたのかのんきに、

吉椛 裁平:「こんな姿になってしまったし、どこかで遊びにいってみないか?」

 :とチラシを指さすことだろう。

 :彼はとくには焦っていないようだ。

 :原因がわからず、解決手段もわからない状況では何かわかるまで遊ぶことしか出来ないだろう、と言ってくることだろう。

【PL】千歳千里:ははっ、なんだかむぞらしかね

【KP】橘 桔平:ハハッ、まあ小さい子供だからな

十勝千影:「随分のんきになったばいね。ま、俺は暇やけんね、付き合うばい。そんかわり、それこそ、誘拐されんごつ、俺から離れてうろちょろせんとよ。」

吉椛 裁平:「まあ、考えても何もわからないからな…。いっそ順応してみようかと思ってみたんだが…」

吉椛 裁平:「ハハッ、気を付けるさ」

【KP】橘 桔平:どこに行くかは千歳が決めなっせ

【PL】千歳千里:個人的には水族館が好きばい

【KP】橘 桔平:なら、水族館を吉椛から提案させるぞ

【PL】千歳千里:ありがたか~

吉椛 裁平:「んー、そうだな。久々に水族館に行ってみたいんだが…どうだ?」

十勝千影:「俺も久しく行っとらんけん、よかよ」

十勝千影:「ハンバーグはどぎゃんやったね?満足したなら早速行くばい」

吉椛 裁平:「なら決定だな。フフ、なんだか一周回って楽しみになってきた」

吉椛 裁平:「ああ、残りも食べてしまうのがもったいないくらい旨いな…。今度作ってみるか。」

 :食事中、小さくなった体に慣れていなかったのか、吉椛が顎のあたりを汚してしまったりといったハプニングもあった。

十勝千影:「色々楽しみばいね。」

 :そんなアクシデントに吉椛は少しだけ苦笑しながらも持っていたハンカチで口元を拭くことだろう。

【KP】橘 桔平:これで良ければ水族館にどうだな

【KP】橘 桔平:移動、だな。

【PL】千歳千里:俺ん中ではてがかり無しやけんね、移動するったい

:【くらげの呼吸】

 :リニューアルオープンしたらしい水族館である。

 :休日であるせいか、人はかなり多い。

 :一番目玉の展示はクラゲの大水槽らしい。

 :吉椛は、「これを見に行きたい」とマップに表示されたクラゲの大水槽を指さすだろう。

 :クラゲの大水槽に行くまでには水中トンネルがあり、様々な魚が優雅に泳いでいるのが見える。

 :柔らかい青色に照らされた世界の中で、吉椛が上を見上げながらきょろきょろと歩いていくのがわかるだろう。

吉椛 裁平:「……」

十勝千影:「裁平!」

【PL】千歳千里:駆け寄って腕をつかむばい

十勝千影:「うろちょろせんち言ったやろーが...」

【KP】橘 桔平:なら声をかけられて驚いて振り返るだろうな

吉椛 裁平:「…あ、悪いな」

【KP】橘 桔平:そういうと少し申し訳なさそうに十勝の隣を歩く

 :しかししばらくしてまた上を見ながら歩き始めたせいか、転んでしまいそうになるだろう。

 :<DEX*5>に成功すれば、転びそうな吉椛のことを支えることが出来る。

【KP】橘 桔平:が、腕をつかむ宣言があったからな、自動成功だ

【PL】千歳千里:手のかかるやつばい...

【KP】橘 桔平:ハハッ、子供だからな

十勝千影:「あぶな!」

吉椛 裁平:「…!」

 :受け止めることが出来れば、彼は恥ずかしそうに笑いながら

吉椛 裁平:「…子供の体の感覚に慣れていなくて」

 :ということだろう。

十勝千影:「大丈夫ね...?」

十勝千影:「はぁ~、思ったより人が多いけん、悪いがこうさせてもらうばい。」

【PL】千歳千里:ニュースも見てるし、このままはぐれると面倒やけんね、繋がせてもらうばい

【KP】橘 桔平:おお…構わないぞ。

 :クラゲの大水槽はかなりの人数がいる。

 :カップルや子供連れなど、休日に合わせてきたのだろうということが予想できる。

吉椛 裁平:「…十勝、肩車してくれないか?」

 :と笑うだろう。

十勝千影:「ん?あ、ああ、よかよ。さっきもボーっと眺めっとたが、どうかしたと?」

吉椛 裁平:「いや、単純に久々にきたせいか…身体のせいかわからないんだが、純粋に楽しんでいるだけだぞ」

十勝千影:「(...まさか、心まで子供になりよっと??)」

十勝千影:「ん、ならよか。ほら、乗りなっせ」

 :大水槽の中には大小さまざまなクラゲが泳いでおり、幻想的な光景が広がっている。

 :吉椛も十勝もそれに目を奪われることだろう。

 :クラゲの水槽以外も様々なものがあり、水族館内はかなり広い。

 :もう帰ろうか、という時間になったとき、吉椛が十勝の腕を引いた。

吉椛 裁平:「ショップに寄っていかないか?」

 :そういって、十勝のことを水族館内にあるショップに誘うことだろう。

【PL】千歳千里:この水族館の展示で変なもんはなかと?調べられるこつとかは。なかったらショップに行くばい。

【KP】橘 桔平:ああ、特別なにか気になることはなかった、という事で問題ないぞ。

【PL】千歳千里:了解ばい

 :様々なものを真剣に見ていた吉椛だが、クラゲのストラップをふたつ、十勝の元へと持ってくる。

十勝千影:「ショップ?何か欲しいもんでもあると?」

十勝千影:「って、もう行ったとね」

吉椛 裁平:「ハハッ、せっかくの久々の水族館観光だった、と思ってな。これおそろいで買わないか?」

十勝千影:「子供は目を離すとすぐおらんくなるったいね。」

 :彼は、そういって笑っていった。

十勝千影:「ははは、たまにはお揃いも悪くなか。よかよ。」

 :それを購入して、2人は帰路につくことだろう。

:【君の手のひら】

 :気付けば時刻は夕暮れになり、茜色に空が燃えていた。

 :そんな中、2人は家に帰ることになるだろう。

吉椛 裁平:「何の収穫もなかったが…十勝が来てくれなかったら途方に暮れて、家でふさぎ込んでいるだけだったろうからな。」

吉椛 裁平:「今日は一日、すごく楽しかった。その…ありがとな」

 :そういって彼はゆっくりと十勝とともに歩いている。

十勝千影:「俺も楽しかったから、おあいこばい。ま、家に帰るまでが遠足やけんね。あんまうろちょろせんとよ」」

吉椛 裁平:「まったく、心配しすぎだぞ。…あっ」

 :会話の途中で、ふと彼が持っていたハンカチが風に流されて飛んで行ってしまった。

吉椛 裁平:「あ、すまん。とってくる。少し待っていてくれ」

十勝千影:「実際、こけかけたとは誰やろうね..って、おい!」

 :そういって彼は路地裏へと駆け出す。

 :十勝が追いかけるよりも先に彼は走って行ってしまうことだろう。

【KP】橘 桔平:注意された先から何も聞いていないな、吉椛。

【PL】千歳千里:まったく、...追いかけられると?

【KP】橘 桔平:ああ、構わない。

十勝千影:「....言ったそばから。裁平!待たんね!!」

 :彼の走り去った路地裏に十勝も追いかけて入る。しかし、その路地裏は思いのほか入り口が狭く、入り組んでいる様子でたどり着いたときには既に吉椛の姿は見つけられなかった。

 :十勝は周囲を探すかもしれないし、入り口で声をかけるかもしれない。

 :しかし、1分、2分、3分……。

 :10分経っても、彼はもどってこなかった。

:【嫌な予感】

 :あなたは、少し不安に思うことだろう。脳裏によぎるのは、今朝見たニュースだ。

 :そこには人の姿はなかった。

 :まさか、もっと路地の奥へと行ってしまったのだろうか?

 :そんな不安を覚え路地の奥へと踏み出したあなたの足に、こつん、と何かがあたった。

 :何かと思って見て見れば、それは、先ほど吉椛とおそろいで買ったくらげのキーホルダーだ。

 :あなたの背筋に冷たいものが走る。

 :あなたの手元に残されたのは――彼の持っていたキーホルダーだけだ。

 :焦りと積み重なった不安から確実に、誘拐されてしまったと思うことだろう。SANc(0/1d2)

十勝千影:「くっ...油断したばい...」

十勝千影:CCB<=49 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=49) → 97 → 致命的失敗

【PL】千歳千里:あー

十勝千影:1d2
Cthulhu : (1D2) → 1

【KP】橘 桔平:あぁ…。因みに、SANcは適応外だからそのままで構わないぞ

【KP】橘 桔平:で、ここで目星を振ってくれ

【PL】千歳千里:よしよし、とりあえずSANは48になったばい。目星か。

【PL】千歳千里:今から三回目...クリティカルを出すまでの回数たい。

十勝千影:CCB<=85 目星
Cthulhu : (1D100<=85) → 48 → 成功

【PL】千歳千里:とりあえず、成功たいね

 :地面に落ちているものを発見するだろう。どうやらそれは、古びたしおりのようなものである。

 :鳥のような頭に人間の体を持つ何かの絵柄が描かれているのがわかるだろう。

【KP】橘 桔平:以上だな

十勝千影:「これは...」

【PL】千歳千里:知識として、何か知っとたりせんと?

【KP】橘 桔平:知識か歴史が振れるな

【PL】千歳千里:知識45か~、まあ振ってみるったい

十勝千影:CCB<=45 知識
Cthulhu : (1D100<=45) → 89 → 失敗

【PL】千歳千里:知らんかったばいね

【KP】橘 桔平:ああ…なら、描写を続けるぞ

:【Gion Massive】

 :吉椛の姿はどこにもなく、また警察に電話をしたとしても「子供の行方不明事件に関しては現在調査中である」ということしか返ってこない。

 :これでは、自分で探すしかないということがわかるだろう。

 :時刻は夜にほど近い時間となっており、このままここにいる意味もない。

【KP】橘 桔平:これ以上、ここで情報は出ないから、家に帰って調べた方が良いと、KPから促していいとのシナリオ指示だ。

【PL】千歳千里:なら、おとなしく帰るばい

:【停止】

:【【手繰り】】

【KP】橘 桔平:なら、自宅での描写に移るぞ。

【PL】千歳千里:頼んばい

【KP】橘 桔平:と言っても、何かしたいことがあればできる…というだけだが、どうする?

【PL】千歳千里:とりあえず、しおりについて調べたかね

【KP】橘 桔平:再挑戦か。…それなら、アイデアもしくは図書館だな

【PL】千歳千里:ちょっとだけ図書館の方が高いばい。

十勝千影:「裁平が失踪....行方不明事件と裁平の幼児化は関係があるっちゃろうか...とりあえず、今んとこ、てがかりはこんしおりくらいしか...」

十勝千影:CCB<=74 図書館
Cthulhu : (1D100<=74) → 14 → スペシャル

【PL】千歳千里:有言実行。とまではいかんかったばってん、成功で何よりたい。リミッターば外させてもらうばい。

【KP】橘 桔平:おお…なら

 :描かれている物がエジプト神話の神である「トート」であるということがわかる。

 :トートは多くの地域で信仰され、知恵の神や書記の守護者、時の管理人、楽器の開発者、創造神などとされており、トキもしくはヒヒの姿であらわされるということを知っているだろう。

【KP】橘 桔平:以上だ

【PL】千歳千里:そこへんで売ってそうなもんね?

【KP】橘 桔平:…そうだな。なら追加情報だ

 :古びたトートのしおりだ。かなり昔のものであることがわかる。

 :調べてみると、このしおりが近隣の博物館のものであることがわかるだろう。

 :近隣の博物館で一時期やっていた「エジプト展」での記念品としてショップに並んでいたものだ。

【KP】橘 桔平:更に目星がふれる

十勝千影:「...博物館で売られちょったやつとそっくりばい」

十勝千影:CCB<=85 目星
Cthulhu : (1D100<=85) → 86 → 失敗

【PL】千歳千里:くっ

【KP】橘 桔平:惜しかったな

【KP】橘 桔平:失敗の場合は特に情報はない

【PL】千歳千里:しかし、明日向かう先は分かったばい。

【PL】千歳千里:エジプト展については調べられんと?

【KP】橘 桔平:調べても情報はないな。

【PL】千歳千里:子供の行方不明事件や不審な男についても同様ね?

【KP】橘 桔平:ああ、『子供の行方不明事件』に関しては調べるという宣言だけで情報があるぞ。

【PL】千歳千里:お

【KP】橘 桔平:ああ、『子供の行方不明事件』に関しては図書館で情報があるぞ。

【PL】千歳千里:なら、いかせてもらうばい

十勝千影:CCB<=74 図書館
Cthulhu : (1D100<=74) → 23 → 成功

 :▼子供の行方不明について

 :最近探索者の住む地方で多発している子供の行方不明事件。

 :かなりの人数の子供が行方不明になっているようだが、警察も犯人の行方を掴めていない。

 :理由としては、目撃者が極端に少ないことがあげられる。

 :夕暮れの路地裏や人のいない場所で行方不明になっているようで、目撃者は殆どいない。

 :そのせいで捜査は難航しているようだ。

 :現状、行方不明になった子供が多いのは、近隣にある博物館である。

 :博物館としては非常に小さい場所であり、あまり訪れる人もいない。

 :最近まで閉館していたようだ。理由としては、館長の身内に続けて不幸があったらしい。

 :居なくなった子供の最後の目撃報告はこの博物館に集中している

【KP】橘 桔平:以上。

【PL】千歳千里:あ、あやしか~

十勝千影:「裁平も夕方...博物館、ここまで来たら匂うばいね」

十勝千影:「明日は、博物館に行ってみるしかなか」

【KP】橘 桔平:よし、ここでもう一度図書館を振ってみろ。

【PL】千歳千里:ん?おう

十勝千影:CCB<=74 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=74) → 63 → 成功

 :検索を続けていると、「朝起きたら子供になっていた」というオカルト掲示板のスレッドが発見される。

【PL】千歳千里:よし!

 :内容を要約すると、朝起きたら子供になっており、周りの大人や友人たちは全く違和感を覚えていなかった、というもののようだ。

 :信じがたい話ではあるものの、どこか吉椛と似通った状況であることがわかるだろう。

 :スレッドの最後は「とりあえず近場の博物館にでも行ってみる、子供料金だし」というのんきな一文で締めくくられている。

【KP】橘 桔平:いい調子だな。その勢いで、今度はアイデアを振ってくれ。

【KP】橘 桔平:そうだな…状況を鑑みて+20してかまわないぞ

【PL】千歳千里:そろそろ、クリティカルを出すばい。

【PL】千歳千里:+20で90になるったいね

【PL】千歳千里:いくばい!

十勝千影:CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) → 77 → 成功

【PL】千歳千里:なんとも絶妙な...補正で助かったと

【KP】橘 桔平:クリティカルはまだ先に取っておきなっせ

 :<アイデア>に成功…書き込みが途絶えた日と最初に子供が行方不明になるというニュースが流れてきた日付が同じだということに気が付くだろう。

 :この書き込みの人物は博物館に行った後行方不明になったのかもしれない、と思う。

【KP】橘 桔平:アイデア情報は以上だな。

【PL】千歳千里:クリティカルは、....そういうことにしとくったい。にしても、疑惑が確信に変わるちやつやね

十勝千影:「(博物館...やっぱり怪しかね)」

 :しばらく調べものに集中していた十勝だったが、ふと確認すればもう時刻はかなり遅くなってしまっている。

 :眠れる気がしないが、それでも眠らなければならない時間だろう。

 :あなたは不安な気持ちを抱えながらも、眠りにつくことになる。

十勝千影:「(とりあえず、今日は寝ったいね)」

【KP】橘 桔平:一応、これ以上の技能を使った調査はできないが何かRPしたければして構わないぞ

【PL】千歳千里:一応、吉椛の携帯に着信を入れてみるばい

【PL】千歳千里:出ないなら、明日助けに行く、とメッセージをいれるったい

 :電話はコール音が響くだけであったが、メッセージは送信ができたようだ。

十勝千影:「あと一日...お前を連れ戻すのにかかる日数ばい。待っとけよ、裁平。」

【PL】千歳千里:寝るばい。

【KP】橘 桔平:頼もしいな。よし、翌日の朝に時間を飛ばすぞ。

【PL】千歳千里:おん

 :朝、目が覚めても吉椛に送ったメッセージに既読が付いてはいなかった。

 :どうしようもない焦燥感が十勝を包む。

【KP】橘 桔平:自由行動だ。好きに動いてくれ。

【PL】千歳千里:博物館に誘拐犯がおると思っちょるけん、武器なり防具が欲しいとこばってん、どぎゃんね?

【KP】橘 桔平:そうだな…十勝なら構わないか。好きな物を持っていていいぞ。

【PL】千歳千里:武器に関しては技能がないけん、飛び道具は無理そうやね

【KP】橘 桔平:そうだな。

【PL】千歳千里:とりあえず、護身用のこん棒でも持っていくったい。

【KP】橘 桔平:抜き身で持っていくつもりか?

【PL】千歳千里:流石に今回は、リュックでも背負っていくばい。防具は、レザー系の硬めの服を着こむことにすると。

【PL】千歳千里:キーホルダーもしおりも持っていくつもりやけんね

【KP】橘 桔平:防具のつもりで着こむ、ということなら…そうだな。装甲に+1の補正をいれてくれ。

【KP】橘 桔平:その他の持ち物も了解した。

【PL】千歳千里:助かるばい

【KP】橘 桔平:…これで、博物館に向かう、ってことでいいか?

【PL】千歳千里:ああ

:【星の降り積もる街】

 :博物館の中はひどく殺風景な印象を受ける。

 :人がほとんどいないのだ。

 :休日にも関わらず、人がいない。それにどこか物悲しい気分になる。

 :入館料を払い、中へと入る。ごくごく一般的な、こじんまりとした博物館だ。

 :2階部分が住居スペースになっており、1階で博物館を経営しているようだ。

 :現在この博物館では「エジプトの神々展」をやっているらしい。

 :ふと目をあげた先に、しおりに描かれていた神「トート」の像があるのがわかるだろう。しかし、その像はどこか不気味だ。見ていると頭痛がするような、そんな感覚に襲われる。

 :その像が、あなたのことを嘲笑っている。

 :そんな錯覚に陥り、背筋が冷たくなるのだ。SANc(1/1d3)

【PL】千歳千里:早速ばいね

十勝千影:CCB<=48 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=48) → 86 → 失敗

十勝千影:1d3
Cthulhu : (1D3) → 3

【PL】千歳千里:45になったばい

【KP】橘 桔平:最大値だな。…ならそこで、しおりとその像を見比べてくれ。

十勝千影:[]

十勝千影:「こん像は、しおりの....」

 :拾ったしおりを取り出してまじまじと眺めてみても、確かにどことなく印象が違う。

【PL】千歳千里:見比べたばい

 :そんなことを考えていると、

 :「すみません、そのしおりは…」

 :と探声をかける人物がいた。

 :40代半ばの男性だ。どうやら十勝の持つしおりを見て、困ったような顔をしている。

 :「そのしおり……どこで見つけたものですか?」

 :そう尋ねたあと、男性は慌てたように「ジェフティ・アイビス」と名乗り、自分がこの博物館の館長であることを言う。また、そのしおりが自分のものであることを明かすだろう。

ジェフティ:「数日前から見当たらなくて……実は、それは息子の形見なんです」

 :彼はそういって、「拾っていただけたのですか?」と探索者に尋ねる。

十勝千影:「これが息子さんのち何で分かったとね?」

【PL】千歳千里:少し警戒しとるばい

ジェフティ:「ああ…いきなりお客様に…すみません。その…しおりの後ろに薄くなってしまっていますが名前が…」

【PL】千歳千里:裏を見るばい

 :指摘されてみてみると薄く何かが書いてあるのが解る。かろうじて読み取れるのは「アイビス」という子供の書いたような文字だ。

十勝千影:「なるほど...。返すばい。」

【PL】千歳千里:そん男に不審な点はなかと?

【KP】橘 桔平:ああ、普通の男性だな。

【PL】千歳千里:少なくとも十勝は、こん男が何かをにぎっちょるっち思っとるばい

 :十勝がそれを返せば、彼は喜んで何度も礼を言うことだろう。

 :そして彼は、

ジェフティ:「実はこの博物館で現在やっている展示は私の実家のものなんです」

ジェフティ:「ごゆっくりどうぞ」

 :と声をかけてくることだろう。

【KP】橘 桔平:会話がこれ以上なければ彼は受付に戻るぞ

十勝千影:「展示は1階だけね?」

ジェフティ:「はい、個人で営んでいるので狭いですが…」

十勝千影:「なら、ゆっくり見させてもらうばい。」

ジェフティ:「ええ、ごゆっくりとお過ごしください。」

【PL】千歳千里:質問はなかよ

 :会話が終われば、彼は探索者から離れて受付へと戻る。

:【水底の】

【KP】橘 桔平:ここで、目星を頼む。

十勝千影:CCB<=85 【目星】
Cthulhu : (1D100<=85) → 44 → 成功

【PL】千歳千里:は~、緊張してきたばい

 :2階、住居スペースへと続く階段のあたりに何かが落ちているのがわかる。

 :ハンカチだ。

 :そこに昨日の朝食の時に吉椛が口を拭ったときの汚れがついているのを発見し確信する。

 :これは彼のハンカチだ、と。

 :彼とは昨日ここに来ていない。

 :まさか、ここに連れてこられたのでは?と思うことだろう。

 :2階に何か手がかりがあるのかもしれない。

【KP】橘 桔平:以上だ

十勝千影:「(これは...デミグラスソース。やっぱり、裁平はここに)」

十勝千影:「(2階に行くしかなかね)」

【KP】橘 桔平:二階に行く場合は<忍び歩き>もしくは<隠れる>、<DEX*5>を振ってくれ。

【PL】千歳千里:館長に気がつかれんように、2階に行くばい。

【PL】千歳千里:おう

十勝千影:CCB<=(7*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=35) → 34 → 成功

【KP】橘 桔平:おお!

【PL】千歳千里:正直、自分のDEXの低さを忘れとったと

【KP】橘 桔平:それでも成功だ。やったな

【PL】千歳千里:結果オーライたい

 :博物館2階の居住スペースだ。

 :かなり広めの居住スペースだが、使っている場所は少ない。

 :全体的に埃が目立ち、掃除もまともにしていないのだろうと思うだろう。

【KP】橘 桔平:探索可能箇所は【寝室、書斎】の二か所だ。

【PL】千歳千里:順番に調べるとするかね。寝室にいくばい。

 :【寝室】

 :寝室である。使った形跡はあまりない。

 :部屋にはキングサイズのベッドがある。

【KP】橘 桔平:以上

【PL】千歳千里:技能は振れんと?

【KP】橘 桔平:ああ、目星を振れぞ

【PL】千歳千里:なら、いくばい

十勝千影:CCB<=85 【目星】
Cthulhu : (1D100<=85) → 64 → 成功

【PL】千歳千里:調子よか~

 :ベッドのあたりに携帯端末が落ちているのを見つける。

 :日記をつける程度にしか使用していなかったのか、ほとんどアプリなども入っていないタブレットである。

【KP】橘 桔平:確認するか?

【PL】千歳千里:正気が削れようが、トラップだろうが関係なか!確認すったい!

 :▼寝室の日記

 :こまめにつけられていたのだが、ある日を境にして記述が少なくなっている。

 :記述が少なくなる直前の日記は、息子が事故にあったというものだ。

 :事故にあってから記述が少なくなり、そしてその数週間後に「妻が」とだけ書かれている。

 :それ以降は断片的な記述のみだ。

 :「トート」「時の管理人」といった記述や、「黒い肌の男」といった文字が踊っている。

 :そして最後には、「私はあの時に戻らなければならない。妻と息子のいる生活に」という文章と、

 :「どんな罪を重ねてもあの時に戻るんだ。待っていてくれ」と書かれている。

 :その日記は人間が徐々に狂っていく様子を克明に描いていた。

 :日記の合間には理解できない言語が書き込まれていることもあり、十勝に恐怖を覚えさせるには十分だろう。SANc(1/1d2)

十勝千影:「(時を戻そうとしちょっと?)」

十勝千影:CCB<=45 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=45) → 66 → 失敗

【PL】千歳千里:1回も成功しちょらん気がすったい

十勝千影:1d2
Cthulhu : (1D2) → 2

【PL】千歳千里:43になったったい

【KP】橘 桔平:元々が低めだからな。にしても最大値で結構減っているな。

【PL】千歳千里:ま、何とかなるたい

【KP】橘 桔平:なるといいな。で、寝室での情報は以上だが、移動でいいか?

十勝千影:「(さすがに、気味が悪か~。ばってん、館長は黒ってこつはわかったと)」

【PL】千歳千里:ああ、移動するたい

 :◆書斎

 :かなり使い込まれた様子のある書斎だ。

 :読みかけの本など様々なものが放置されている。使った皿などもそのまま放置されており、飲みかけの紅茶が置いてあるところなどからここで生活していたのではないか、と思うことだろう。

 :書斎の探索可能箇所は【机、本棚】である。

十勝千影:「(ここが書斎やね。机から見てみるかね。)」

【PL】千歳千里:ってことで、机からいくばい

 :→机

 :引き出し部分に鍵がかかっているのがわかるだろう。

 :<鍵開け>もしくは<STR*5>に成功すると開けることが出来る。

【PL】千歳千里:力はあるったい!

十勝千影:CCB<=(17*5) 【STR】
Cthulhu : (1D100<=85) → 39 → 成功

 :成功:中には鍵が入っている。かなり古い鍵だ。

【PL】千歳千里:開けられたと!

十勝千影:「(鍵?こん引き出しの...なわけないばってん、どこんやっちゃ?)」

【PL】千歳千里:机の引き出しはここだけね?

【KP】橘 桔平:引き出し、はな。

【PL】千歳千里:ん?何か机の上にあっとか、そういうこつね?

【KP】橘 桔平:ああ、目星をふってくれ

【PL】千歳千里:おお、ビンゴか!なら失敗はできんばい!

十勝千影:CCB<=85 【目星】
Cthulhu : (1D100<=85) → 83 → 成功

【PL】千歳千里:...ハラハラすったい

 :机の上に<目星>…成功すると博物館の館内図が見つかる。

 :しかし、どこか1階に掲示されているものとは違うように見えるだろう。

【KP】橘 桔平:知識か、アイデアだな。

【PL】千歳千里:アイデア振るばい

十勝千影:CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) → 73 → 失敗

【PL】千歳千里:ぐっ

【KP】橘 桔平:そうだな…ひとまず今は何も思いつかない。が、時間をおいての再挑戦ならよかよ。

【PL】千歳千里:桔平が方言出るほど動揺するってこつは、よほど重要な情報やったばいね。はっはっは。

【KP】橘 桔平:ハハッ、KPらしく、と思って気にしていたんだがな。

【KP】橘 桔平:まあ、時間をおいて再挑戦してくれ。

十勝千影:「(こん地図何か違和感が....ああ分からん!とりあえず今は本棚を調べるこつが先ったい)」

【PL】千歳千里:なら、本棚を調べてまた挑戦するとするたい。ということで、本棚に行くばい

 :→本棚

 :本棚には様々な本が放置されている。

【KP】橘 桔平:仕様技能は<目星>もしくは<図書館>だな

【PL】千歳千里:なら、目星、いくたい

十勝千影:CCB<=85 【目星】
Cthulhu : (1D100<=85) → 4 → 決定的成功/スペシャル

【KP】橘 桔平:おお…!

【PL】千歳千里:クリティカル、宣言通りばい。

【KP】橘 桔平:まずは通常の成功情報だ。

 :成功:古い本を見つける。

 :かなり使い込まれ、読み込まれた本のようだ。

 :余白には様々な書き込みがある。

 :内容は以下の通りである。

 :▼古い本の書き込み

 :ほとんど読むことは出来ないものだが、余白に書き込まれた文字は読むことが出来る。

 :『大人を子供にする魔法というものがある。

 : 魔法、というよりも呪文、なのだろうか。

 : これで「成熟した精神を持つ子供」を殺せば、あの幸せな時が帰ってくるらしい。

 : この呪文は世界の認識を阻害し、そして「子供」であることに違和感を抱かせなくする。

 : そういったものらしい』

 :吉椛が子供になってしまったのはこれではないか、と思うと同時に誘拐事件の真相をあなたは知ってしまう。

 :吉椛のように子供にされ、誘拐されていた人は皆殺されているのだ。

 :その事実をあなたは知ってしまう。

 :急がなければ吉椛も、と背筋に冷たいものが走るだろう。

【KP】橘 桔平:SANc(1/1d2+1)…と言いたいところだが…色々と確信しているだろうということで減少値を減らそう

【PL】千歳千里:知ってしまったばい。

【KP】橘 桔平:0/1にしてくれ。

【PL】千歳千里:温情ありがたか~

十勝千影:CCB<=45 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=45) → 76 → 失敗

【PL】千歳千里:44ばいね

【PL】千歳千里:あ、すまん

【PL】千歳千里:43→42ばい

【KP】橘 桔平:ああ、問題ないから大丈夫だ。

【PL】千歳千里:ま、減少することに変わりはなか

【KP】橘 桔平:で、更にクリティカル報酬として先程の案内図に対する次のアイデアに+10の補正を付けてくれ

【PL】千歳千里:やったばい!

十勝千影:「(誘拐事件の真相は読めたばい。このままやと、裁平も危なか...。そういや、あの地図...)」

【PL】千歳千里:振るばい

十勝千影:CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) → 39 → 成功

 :<アイデア>成功:降りる階段がこの地図には記載されていることに気が付くだろう。

【PL】千歳千里:あ、+10やけん、目標値80やった。ま、どっちにしろ成功たい。

十勝千影:「(こんなとこに階段はあったやろうか)」

【PL】千歳千里:そういや、魔法の解除法は分からんっちゃろ?

【KP】橘 桔平:地下に降りる階段が、だな。文字が抜けてしまった。

【KP】橘 桔平:魔法に関しては特に情報を見つけられなかったな。

【PL】千歳千里:ならもう、やるこつは1つったい。地下に行くばい。

【KP】橘 桔平:わかった。地下に行く、だな。

 :十勝下への階段が示されていた場所へ向かうと、そこはトートの像がある場所だった。

 :トートの像の裏あたりに地下への階段があったようだ。

 :見た限りは床下収納にしか見えない。

 :鍵を使えば階下に降りていくことが出来るだろう。

十勝千影:「(地下...2階はこれ以上何もなさそうやし、人目につく1階に裁平がいるとも思えん。地下に行くしかなか。)」

十勝千影:「(鍵...さっき引き出しで見つけたやつを...)」

【PL】千歳千里:館長の位置は確認できっと?

【KP】橘 桔平:ああ、かわらず受付にいるな。そこから受け付けは死角になっているとわかっていい。

【PL】千歳千里:なら、行くばい。地下に。

 :石造りの階段を下りていくと、そこには部屋があった。

 :その部屋は、一言でいうなら異常だった。

 :部屋中に血や何かよくわからない液体がこびりついている。

 :何人がここで殺害されたのか、理解することは出来ないだろう。

 :部屋の奥には無造作に転がされた吉椛の姿がある。

 :体に血はこびりついているものの、胸は浅く上下している。

 :ほっとすると同時に、この部屋のおぞましさを正しくあなたは認識してしまうだろう。SANc

【KP】橘 桔平:異常…と表現上言ったが、十勝にとっては異常ではないからな。SANcは無しだ。

【PL】千歳千里:...まあ、実家のような安心感さえあるたいね

【KP】橘 桔平:実家の方が酷そうだしな。

【PL】千歳千里:おとなしくしてるこつを祈るばい

【KP】橘 桔平:で、こちらの描写は以上だ。

【PL】千歳千里:とりあえず、応急手当は振れるとね?

 :吉椛に声をかければ、彼はうっすらと瞳を開ける。

 :その瞳はどこか胡乱だ。

【KP】橘 桔平:薬学か、応急手当がふれるな

【PL】千歳千里:薬学はもってなか、応急手当を振るばい

十勝千影:CCB<=35 【応急手当】
Cthulhu : (1D100<=35) → 56 → 失敗

【PL】千歳千里:低かったと...

【KP】橘 桔平:ああ、では朦朧としたまま再び瞼を閉じてしまうだろう。

十勝千影:「裁平!しっかりせんね!!」

十勝千影:「とりあえず、ここから早く脱出せんと...」

【PL】千歳千里:退散するばい

 :あなたが彼を連れて帰ろうとすると、がちゃり、と音を立てて地下室の扉が開いた。

 :そこに立っていたのはジェフティだ。

 :彼は呆然としたように、あなたに向かって言葉を発する。

ジェフティ:「ああ、……もう、閉館時間ですよ」

 :そういって彼は悲しそうに笑うことだろう。

 :<目星>もしくは<アイデア>振ること。

【PL】千歳千里:遅かったか...!

十勝千影:CCB<=85 【目星】
Cthulhu : (1D100<=85) → 96 → 致命的失敗

【KP】橘 桔平:…

【PL】千歳千里:こんなときに出してる場合じゃなか!

【KP】橘 桔平:処理…は、後でさせてもらうぞ。

十勝千影:「館長、お前....!」

ジェフティ:「…ええ。お察しの通りですよ。」

十勝千影:「どうするつもりね、ここから」

 :深く息をつき、貴方を見据える。

ジェフティ:「……。息子の為です。」

ジェフティ:「…それでも私は、息子たちのためにやらなければいけないのです!」

 :そう叫び、彼は懐から銃を抜き取る。

:【Will you still cry】

十勝千影:「ほう、貫き通すってことやね。」

【KP】橘 桔平:戦闘開始だ。で、ここでファンブルの適応をする。突然の事で初回の拳銃の回避を-20だ。

【KP】橘 桔平:行動はDEX順でジェフティからだな。

【PL】千歳千里:やるしかなかね。回避、振っていいと?

【KP】橘 桔平:いや、まずかこちらの攻撃が成功してからだ。

ジェフティ:CCB<=50 拳銃
Cthulhu : (1D100<=50) → 76 → 失敗

【PL】千歳千里:あいよ

【KP】橘 桔平:ハハ、杞憂に終わったな

 :弾丸は壁に当たる。

【KP】橘 桔平:十勝の手番だ。

十勝千影:「そっちがその気なら、こっちだって容赦はせんとよ!裁平に見られんのは不幸中の幸いやね。」

【PL】千歳千里:こん棒で殴りかかるばい。

十勝千影:CCB<=40 【ブラックジャック】
Cthulhu : (1D100<=40) → 88 → 失敗

十勝千影:「ちっ」

 :大きく振ったこん棒はジェフティに当たることはなかった。

ジェフティ:CCB<=50 拳銃
Cthulhu : (1D100<=50) → 1 → 決定的成功/スペシャル

【KP】橘 桔平:あ…

【PL】千歳千里:あ

【KP】橘 桔平:…回避不能、だな。

【KP】橘 桔平:その…すまん

【PL】千歳千里:ははっ、...仕方なか

【KP】橘 桔平:ダメージは1d10だ。

ジェフティ:1d10
Cthulhu : (1D10) → 7

【KP】橘 桔平:14-7で本来はショック判定だが…装甲+1のおかげで気絶はない。

【KP】橘 桔平:意識は保たれているが、HP-6してくれ

【PL】千歳千里:ぎりぎりやね、おもしろか

【PL】千歳千里:攻撃するばい

十勝千影:CCB<=40 【ブラックジャック】
Cthulhu : (1D100<=40) → 40 → 成功

 :ジェフティの拳銃から放たれた弾丸は十勝の身体に確かな一撃を与えた。

【KP】橘 桔平:ジャスト成功だな

【KP】橘 桔平:ダメージは1d8+dbだ

十勝千影:「はっ、拳銃の1発や2発、耐えられるとよ」

十勝千影:1d8+1d4
Cthulhu : (1D8+1D4) → 3[3]+4[4] → 7

十勝千影:[]

十勝千影:「これで......どぎゃんねっ!!!」

【KP】橘 桔平:HP:???-7

ジェフティ:CCB<=(12*5)
Cthulhu : (1D100<=60) → 12 → スペシャル

 :確実に頭部に強打が入ったものの、振らつきながらジェフティは再度銃を構える。

ジェフティ:「ッ……!」

ジェフティ:CCB<=50 拳銃
Cthulhu : (1D100<=50) → 77 → 失敗

 :朦朧とした意識では照準もまともにいかない。あらぬ方向へと弾は放たれた

十勝千影:「はっ、そんなんじゃ当たらんばい」

【PL】千歳千里:攻撃するばい

十勝千影:CCB<=60 【キック】
Cthulhu : (1D100<=60) → 95 → 失敗

【PL】千歳千里:あ

【KP】橘 桔平:あ

【KP】橘 桔平:セ、セーフだからな

【PL】千歳千里:そ、そういうこったい

ジェフティ:「そちらも、その傷は厳しいのでは…?」

 :かすめなかった十勝の蹴りを見て、そう呟く。

ジェフティ:CCB<=50 拳銃
Cthulhu : (1D100<=50) → 88 → 失敗

 :そう避け際に銃を放つも、再び壁に消える。

十勝千影:「はっ」

十勝千影:CCB<=60 【キック】
Cthulhu : (1D100<=60) → 24 → 成功

【KP】橘 桔平:おお、1d6+dbだな

十勝千影:「お前には、いい死に場所を用意してやるばい」

十勝千影:1d6+1d4
Cthulhu : (1D6+1D4) → 3[3]+4[4] → 7

:【くすんだスプーン】

 :その一蹴は歪に響く音を立てて、ジェフティの身体へと埋まる。

 :彼はその場に倒れ伏すだろう

【KP】橘 桔平:なんとか戦闘終了だ。

【PL】千歳千里:流石に死ぬかと思ったばってん、土産ができてよかったばい。

【PL】千歳千里:それより、吉椛のとこに駆け寄ると!

十勝千影:「裁平!!」

 :吉椛は依然、意識を失ったままその場に倒れている。

 :部屋に男の声が響く。

ジェフティ:「……やはり、悪いことは出来ませんね」

十勝千影:「...はっ、今更何を」

 :その言葉を受け、彼は悲しそうに笑うことだろう。そして小さく息を吐き、男が再度口を開くことはなかった。

【PL】千歳千里:吉椛を病院に連れていくばい。

【KP】橘 桔平:自分の傷は・・・どうする?

【PL】千歳千里:そのあと、こいつも回収すると。

【PL】千歳千里:全部を済ませてから、ちゃんと治しに行くとよ

【KP】橘 桔平:分かった。

 :病院に連れて行く途中、十勝の背中で小さく声が聞こえる。

吉椛 裁平:「…ありが、とう。」

 :病院に連れて行くと、ただ寝ているだけと言われる。

十勝千影:「裁平...」

 :追い返された十勝は、自宅という訳にもいかない為、吉椛の家へとひとまず向かうことだろう

【KP】橘 桔平:とりあえず、吉椛は寝ているがまだ子供の姿のままだな。

【PL】千歳千里:俺は、吉椛が寝てる間に、一旦博物館に行って、館長を回収するばい。

【PL】千歳千里:家に戻って餌をやったら、すぐに吉椛の家に戻るとよ。

【KP】橘 桔平:餌…なるほどな。ハハ

【KP】橘 桔平:戻ると、意識を取り戻した吉椛が布団の上で周囲を見回していた。

吉椛 裁平:「と…十勝……。」

十勝千影:「裁平!意識が戻ったとね?どぎゃんしたと?」

吉椛 裁平:「本当に、すまなかった…。」

 :頭を深く垂らし、謝罪する。

十勝千影:「なんのこつか分からんばってん、気にすることはなか~」

吉椛 裁平:「…記憶はないんだが…だが…」

【KP】橘 桔平:十勝の傷は、どうしている?

【PL】千歳千里:急いで戻ってきたけん、そんまんまやろうね~

【KP】橘 桔平:ああ。わかった。

吉椛 裁平:「…その傷は……」

 :声を震わせ、貴方の傷を指さす。

十勝千影:「ん~、気にせんでくれんね」

吉椛 裁平:「気にしないもなにもあるか!」

 :そういうと、走ってタオルを取ってくる。

吉椛 裁平:「…これで縛れ…。」

吉椛 裁平:「…何があったのか…俺は聞かない方が、いいんだな……」

十勝千影:「心配性やね。ま、そういうこったい」

吉椛 裁平:「なら…せめて…感謝だけ……させて、ほしい。」

吉椛 裁平:「ありがとう…すまない……」

十勝千影:「お前が昨日言ったように、世の中信じられんこつもあるってこったい。」

十勝千影:「俺にも裁平に感謝せんといかんこつはあるけん、おあいこたい。」

十勝千影:「(これだけは、お前にも言えんばいね。...ありがとう..な)」

吉椛 裁平:「…なあ、十勝。…今日は、うちに泊まっていってほしい。その傷の状態で、病院へ行けないなら…せめて一晩だけでも見守らせてくれ。」

十勝千影:「お、あんなに俺の目をすり抜けた裁平が今度は見張りとは、こりゃあ傑作ばいね~」

十勝千影:「よかよ、おとなしく見守られとくばい。」

 :その日、あなたの吉椛の家に泊まることだろう。

 :彼がどうやれば元の姿に戻るのかはわからない。

 :それに少しだけ、歯がゆい思いをするかもしれない。

 :寝る用意した客用布団に横たわると、吉椛のいるベットから声がする。

吉椛 裁平:「……十勝。…助けてくれて、本当にありがとう」

吉椛 裁平:「お前は、命の恩人、だな。」

 :彼はそういって笑うことだろう。

 :そのあと、しばらくくだらない話に花を咲かせてから彼は眠そうに欠伸をひとつして、「おやすみなさい」と枕もとの電気を消灯しようとする。

 :最後に彼は、

吉椛 裁平:「……次は、また違う場所に行こうな」

 :と笑って見せた。

 :そしてあなたたちは眠りにつく。

 :なんだか不思議な夢を見た気がした。浅黒い肌の男が、つまらなさそうに欠伸をしている夢だ。

???:「ああ、楽しくなると思ったんだけど、飽きてしまったよ」

???:「にしても餌にしちゃうなんて、中々見どころがあるね。」

???:「縁があればまた遊ぼうよ。アハハ」

 :そういって彼がぱちん、と指を鳴らした音だけを覚えている。

 :浅黒い肌の男は、トキの頭を持っていたようにも思えたし、何故か顔だけがはっきりとしなかった。

:【Cooking Time】

 :あなたは目覚める。朝ごはんを作る匂いがした。漂う香りはデミグラスソースの物だった。

 :時計は午前10時をさしている

 :見れば、見慣れた姿の吉椛が朝ごはんを作っている。

吉椛 裁平:「……朝起きたら治ってたんだ…。不思議だが…おかげで、この通り。」

 :そういって彼は、困ったように笑った。

 :こうして不可思議な誘拐事件は幕を閉じる。

 :すべては元通りになり、不可解なことがありながらもすべては終わった。

 :奇妙な充足感のようなものがあなたの胸を満たしている。

 :朝食を食べながら、十勝に吉椛が声をかけた。

吉椛 裁平:「朝ご飯を食べ終わったら、さっさとその傷、何とかしに行くぞ」

十勝千影:「んんー?裁平?」

十勝千影:「って、元に戻ったと!?」

吉椛 裁平:「…ああ。目が覚めたらこの通りな。」

吉椛 裁平:「服も元に戻っているし、近所の人からも今まで通りに見えているようだった。」

十勝千影:「...よかったばい」

吉椛 裁平:[]

吉椛 裁平:「…本当に、ありがとうな。」

十勝千影:「何か言ったと?...ははっ、そげんこつより、こんハンバーグ食べてもよかね??」

吉椛 裁平:「……。フッ…ああ、早く食べないと冷めるぞ。」

 :子供の頃と変わらず、少し困った顔で彼はそうほほ笑んだ。

十勝千影:「あそこんレストランよりうまか~」

 :その言葉を受け、困り顔ははにかみ顔へと変貌することだろう。

【KP】橘 桔平:シナリオクリアだ。おめでとう。

 :◆報酬

 :生還 1d4

 :KPCを救い出した 1d4

【PL】千歳千里:十勝的には、館長さんも報酬ばいね

十勝千影:1d4
Cthulhu : (1D4) → 1

十勝千影:1d4
Cthulhu : (1D4) → 1

【PL】千歳千里:笑うしかなか

【KP】橘 桔平:本来なら館長生還で1d2なんだが…ハハハ…これは笑うしかないな

【PL】千歳千里:館長さんは大事な報酬やけん仕方なか~

【KP】橘 桔平:と、一応目星のクリティカル成長があるな。

【PL】千歳千里:ファンブルもあるばい

【KP】橘 桔平:ファンブルも目星か。とりあえずクリティカルの方の成長ロールをしてくれ。

【PL】千歳千里:目星を振るっちゃっけ?

【KP】橘 桔平:ああ。で、失敗すれば1d10成長できるぞ

【PL】千歳千里:よし

十勝千影:CCB<=85 【目星】
Cthulhu : (1D100<=85) → 98 → 致命的失敗

【PL】千歳千里:うんうん

【KP】橘 桔平:…正直な話、やると思っていた。

十勝千影:1d10
Cthulhu : (1D10) → 10

【PL】千歳千里:95になったばいね

【KP】橘 桔平:…そこまではやると思ってなかった。

【PL】千歳千里:桔平もまだまだ俺んこつを把握しきれんようやね

【KP】橘 桔平:…で、ファンブル成長だが、うちの卓では成長上限が95までと決まっている為、これ以上の成長はできない…

【KP】橘 桔平:…把握させてくれないところが千歳のPCらしいな

【PL】千歳千里:ははっ、リミッターば外した結果ったい!

【PL】千歳千里:成長は以上ばいね

【KP】橘 桔平:ハハッ、流石だな。…とりあえず時間も遅くなってしまったことだしここらへんでお開きとするか

【PL】千歳千里:ああ、そうやね

【PL】千歳千里:桔平、今回も色々と世話になったばい!

【KP】橘 桔平:こっちこそ、楽しいセッションだった。

【PL】千歳千里:心から感謝しとっと!また桔平とやれる日を楽しみにしとくたい!

【KP】橘 桔平:……ああ!


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