aoringo tools ≫ TRPGセッションログバンク ≫ Zetsier_SoLA ≫ 【CoC】幸せに抱かれる君に【??さん】
USERZetsier_SoLA
DATE19/11/28
どどんとふ:全チャットログ削除が正常に終了しました。 どどんとふ:このサーバでは24.0時間以上ログインすると接続が切断されます。 ♪: ♪: KP: KP: KP: KP: KP: KP: KP:―――*―――*―――*―――*――― KP: *--*--*--*--*--*--*--*--*--* KP: KP:こうしてずっと KP: きみと、わらって―― KP: KP: *--*--*--*--*--*--*--*--*--* KP:―――*―――*―――*―――*――― KP: KP: KP: KP: KP: KP:================================ KP: KP: CoC 『幸せに抱かれる君に』 KP: KP:================================ KP: KP: KP: KP: KP: KP:シークレットダイス KP:シークレットダイス KP: KP:貴方は今、眠りに就いている。 KP:そろそろ目覚めようと、ゆっくりと瞼を持ち上げようとしていた。 KP:聞き耳をどうぞ。 兎我野 真:CCB<=81 聞き耳 KP:何か、音がしたような気がする。 ♪: KP:とある休日の朝、あなたは気怠げに体を起こす。 KP:窓からは差し込んでくる柔らかな朝の日が部屋を包み、今日は晴れのようだ。 KP:何一つ変わらない、いつもの朝。 KP:しかし、どこか違和感を覚えるだろう。 KP:アイデアをどうぞ。 兎我野 真:CCB<=90 アイデア KP:何故だろう、あなたは全く同じような朝を体験した気がする。 KP:柔らかな日の光、起きた時の調子、部屋の様子。 KP:デジャヴを感じるだろう。 兎我野 真:「……。もー、やだなあ。あの像を拾ってから調子おかしいんだよなあ……」 KP:なんだか調子がおかしい、しかし何だかんだでいつも像を持ち歩いている。 KP:そしてふと、そういえば、今日は友人――葉月実と会う約束をしていた事を思い出します。 KP:携帯や、もしくは部屋にある時計を見ると、どうやらもう約束の時間ギリギリ。 KP:食事をきちんと取る時間はなさそうだ。 KP:急いで用意して、家を出れば何とか間に合うだろう。 兎我野 真:「わあ、もうこんな時間! 実と会うんだもんね、急がなきゃ……」 兎我野 真:おふとんからがさごそ出て、枕もとの像を持って化粧台の上に置き、軽くお肌のケアとかして帽子かぶってダッシュ。 KP:ダッシュ!ぱたぱたぱた 葉月 実:「あ、真ー!来た来た、随分ぎりぎりじゃないか」片手ひらひら 兎我野 真:「ふー。実、おはよ! 待たせちゃった?」 葉月 実:「ははっ、そんなに待ったって程じゃないけどね」 兎我野 真:「ごめんね、それで今日は……んー、何するんだっけ。最近ぼーっとしていけないね」 葉月 実:「……全く、ぼんやりさんだなぁ?今日は色々、ショッピングしようって言ったじゃないか」 葉月 実:「あ、ご飯は食べてきた?」 兎我野 真:「!! 食べてない!」 葉月 実:「あははっ、じゃあ先にご飯にしようか!」 KP:そうして、実はあなたと歩き出す。 兎我野 真:「じゃあ、お言葉に甘えて。これは実のオススメを期待しちゃってもいいのかな?」 葉月 実:「勿論、美味しいお店にエスコートしてあげよう」 KP:しかしふと、歩く方向を変えて別の道へ入っていく。 KP:表通りから少し隙間に入り、個人店の並ぶ細い通りを歩いていった。 兎我野 真:(あれ、こっちにお店とかあったっけ? 穴場かな?) ひょこひょこついていきつつきょろきょろ。 KP:少し歩いていくと、若干古めかしい定食屋が見えてくる 葉月 実:「ここ、結構穴場なんだ。ちょっと古いけどね、なかなか美味しいんだよ」 兎我野 真:「お、お、おー!」 葉月 実:「色々メニューもあるしね。真、和食のが好きだろう?」 KP:話しながら、店の中へと入っていく。 兎我野 真:「うん。にんじんの煮物とか好きー」 とことこついていこう。 KP:席に着くと、メニューを広げた。 KP:左上に適当に作ったのとかありますが、和食でしたら割りと何でも出てきます。 兎我野 真:1d6 +にんじんとひじきのにもの 兎我野 真:「んー、きつねうどんにしようっと」 葉月 実:「きつねうどんか。じゃあ僕は……」 葉月 実:1d6 葉月 実:「肉じゃがにしよう。こういう定食あるのも嬉しいなぁ」 兎我野 真:「ねー。結構幅広く取り揃えててすごいね、このお店」 葉月 実:「良い所だろう?ちょっとね、知り合いに教えてもらったんだ」 KP:少しの間待つと、注文したものがテーブルに並べられる。 KP:きつねうどんから、だしの良い香りが漂ってきた。 KP:にんじんとひじきの煮物も、しっかりと添えられている。 兎我野 真:(先にたべていいですかという迫真の顔) 葉月 実:「……ぷっ、あはは!」思わず笑いつつ、片手をどうぞ、と動かした 葉月 実:「麺だしね、伸びちゃうし」 兎我野 真:「やったー。いただきます!」 両手を合わせて…… 兎我野 真:CHOICE[はしはきれいにわれた,はしはへんにわれた] KP:おはしー! 兎我野 真:ちょっといびつなおはしでちゅるちゅるすする……。 葉月 実:「あらら……」くすくす KP:おうどんはとても美味しい! 兎我野 真:おいしい! KP:あまり経たない内に、肉じゃが定食も届く。 兎我野 真:ところでこのうどんにデジャヴはかんじますか。 KP:ほくほくのじゃがいもだ! KP:デジャヴですか、ないですね。 兎我野 真:やった。あんしんしてたべよう。もむもむ。 葉月 実:「じゃあ僕も、いただきまーす」もっもっもっ 兎我野 真:「あ、ここの煮物好みかも……おいしい……」 にんじんもぐもぐ。 葉月 実:「うん、肉じゃがもなかなか……。はは、良かった」 兎我野 真:「いいところ教えてもらっちゃった。また一緒に来てくれる?」 葉月 実:「…………」きょと、とした後、 葉月 実:「……あぁ、うん!勿論だよ!勿論だ!……また、また、一緒に来よう!」 KP:何処か言い聞かせるような、けれど晴れやかな笑顔で頷いた。 兎我野 真:しんりがく。 KP:はい。では少々お待ちを KP:シークレットダイス KP:では貴方は KP:彼女の笑顔が余りに晴れやかで、何となく嬉しい気分になった。 兎我野 真:「……むむ(うどんのかまぼこを箸で捕まえて差し出す) ハッピーな気持ちになったからかまぼこをおすそ分けしちゃう」 葉月 実:「ん?良いのかい?……じゃあ交換こ、だ」お皿をちょっと寄せた後、じゃがいもをおすそ分けした 兎我野 真:「じゃがいもだー。いただきます!」 幸せそうにもぐもぐもむもむ。 葉月 実:「うんうん、真も良い笑顔だ!」もぐもぐ KP:さて、そんなこんなで定食屋で食事を進める。 KP:皿の上は空っぽになり、実が立ち上がるとさっさと二人分の会計を済ませた。 兎我野 真:「あっ、ダメだよ実。こういうのはちゃんと別々に払わないと……あーっ」 葉月 実:「ははっ、良いじゃないか。早い者勝ちだ、早い者勝ちー。って事でおごるから、食事くらい」 兎我野 真:「ありがと。でも、次は僕ね?」 葉月 実:「はいはい、次はね」 KP:定食屋を出て、表通りへとのんびり歩いて戻っていく。 兎我野 真:ぽこぽこついていこう。 KP:まだまだ日は高く、人通りも多い。通りにはいろんなお店が並んでいる。 葉月 実:「さてと、ショッピングだけどー。……そうだな、真、服でも一緒に見に行こう」 兎我野 真:「服? いいね、見に行こうか!」 葉月 実:「よーし、レッツごーっ」 KP:ぽてぽてぽて。 KP:デパートに向かうと、服飾店が並ぶ階層へと向かう。 兎我野 真:(すごいきょろきょろしちゃう) 葉月 実:「さってとー、……真、そういう服もかわい……こほん。似合ってるけど」 KP:あれこれ服を眺めつつ、時折あなたに軽くかざしたりしている。 兎我野 真:「実はカッコイイから、すらっとした服が似合いそうだよねー。なあに、僕に着せたい服があるの?」 葉月 実:「ふふ、ありがとう!……、んー、……真見てるとさ……」 葉月 実:「……女の子の服着せたくなるから困るな!」 兎我野 真:「あー。いっけないんだー。年頃の男の子にそんなこと」(たれ耳っぽい横の髪を後ろに退ける仕草) 兎我野 真:「これがなかったら、僕割とふつーの男だよ」 葉月 実:「えぇ?そうかな。可愛い事には違いない気がするんだけど」くすくす 兎我野 真:「僕は僕に、そして舞台のボクに、一番似合う服を着せてるだけ。それが女の子の服だったら、着ちゃうかも」 葉月 実:「……あぁ、真らしいなぁ。……ふふっ、じゃあこんなのどうかな」ちょっと襟がひらっとしている、割合普通のYシャツをかざす 兎我野 真:「襟がおしゃれだねー。試着しちゃう?」 葉月 実:「うん、ぜひぜひ!」 葉月 実:シャツを差し出した。 兎我野 真:(試着室で着替えて顔だけひょこっと出し、そのあとカーテンを開く。ひらひらの襟がおしゃれだ!) 葉月 実:「……良いなぁ!うん、似合ってる!」ぱちぱち 兎我野 真:「似合う? やった。エンターテイナーたるもの、おしゃれにも気を使わなきゃね!(と、言いながら試着室のカーテンを戻してもとにもどる」 葉月 実:「どうせなら、合わせてアクセサリー買うのも良いかもなぁ」戻る様子を眺めつつ 兎我野 真:「アクセサリーなあ。そろそろ新しいピアスとか気になってたんだよね……」 葉月 実:「ん、ピアスかぁ。じゃあ、ちょっと見に行こうか」 兎我野 真:「いいの? なんだか付き合いいいね、実」 葉月 実:「ん?そうかな、僕は真と出かけられて楽しいだけだよ」 兎我野 真:「んー、なんだろう。僕が近頃ぼーっとしているからかもしれないんだけどね。行こっか!」 葉月 実:「……。……うん、行こう!」 KP:では、アクセサリーショップの店舗へと歩いていく。 KP:ぽてぽてぽて。 葉月 実:「どういうピアスが良いかな?」 兎我野 真:「そうだなあ。まるいのが多いから、星とかどうかな?」 葉月 実:「星かぁ、良いね。……あると良いなぁ」 KP:ふむ、では目星でちょろっと探してみましょうか。 兎我野 真:CCB<=81 目星 兎我野 真:むっ。 葉月 実:CCB<=80 目星 葉月 実:よきよき KP:店内できょろきょろと、お目当てのピアスを探す、が、なかなか見つからない。 KP:と、ふと実が片手を上げてあなたを呼ぶ。 葉月 実:「真、まことー!あったよ、星の形してるピアス」 兎我野 真:「えっ、本当?」 いそいそ寄っていこう。 KP:彼女が指差しているピアスは、星の形をしていて、真ん中にきらきらと青い石が嵌められている。 KP:お値段もそこそこ、お手頃だ。 兎我野 真:「あっ、綺麗」 近くに同じタイプのないかな KP:いくつか同じものを並べているらしく、石の色こそ様々な種類がありますが、沢山ありますね。 兎我野 真:じゃあ真ん中に赤い石の星形ピアスを(あったらでいいので)さりげなーく一緒に買います。 KP:赤い石の星型ピアスはちゃんとあった!一緒に買うことができます。 兎我野 真:「はい。実の目の色がちょうどあったから。おそろい」 小さな袋をぽんと渡す 葉月 実:「……へ?あれ、いつの間に」受け取りつつぱちくり 兎我野 真:「手品師から目を離しちゃだめだよ?」 葉月 実:「……ははっ、あはは!もー、流石だなぁ。……ありがとう、嬉しいよ」 KP:きゅっと大切そうに袋を握り締めた 兎我野 真:「こう見えてもプロですから」きりっとしつつ自分もピアスをてにいれた。 葉月 実:「流石プロの手品師さん。……、頑張ろう」小さく頷き、袋を開けて中身を見て 葉月 実:「ちょっと、付けて来ても良いかい?折角だし」 兎我野 真:「うん? もちろん!」 葉月 実:「ありがとう、ちょっと待ってて!」 KP:そう言って、実は一度お手洗いへと走っていった。 兎我野 真:(きょろきょろ) 兎我野 真:(にへ) KP:――と、どことなく、あなたは「海に呼ばれている」ような感覚を覚える。 兎我野 真:む。 KP:水辺へ 海へ、 向かわなければいけない。 KP:そんな、妙な感覚だ。 兎我野 真:自覚はできる? KP:少しぼんやりとしている感じですね、自覚していても、していなくても良いです。 KP:ただ、向かわなければいけない、という衝動がある。 兎我野 真:「むむむ。本当これ多くなったなあ……水、水……近場の水っていうと……」 兎我野 真:お手洗い!!!! KP:>>お手洗い<< 兎我野 真:違うの!? KP:幸運か不運か、実はこのデパート海にほど近いんですよね。 兎我野 真:あ、海あった。 兎我野 真:「そう、海……海が近いのか、このデパート……海かあ。海……」 KP:あるんです。この付近ちょっと高台で、灯台が近くにある。 兎我野 真:「そういえば窓から灯台見えるなあ。行ってみようかな、海」 兎我野 真:海に行きます海に海に行きます行きますよろしくお願いします海海。 KP:こわい あ、はい。 KP:では、灯台へ、あなたはふらふらと向かい始める。 **: KP:大分日が暮れた時間、あなたは灯台にたどり着く。 KP:潮風が髪を、頰を撫で、波の音が心地良く耳に響いた。 兎我野 真:「……海だなあ」 KP:崖の下、海は穏やかに波を立て、何処と無くあなたを呼んでいる気がする。 兎我野 真:像見てもいいです? KP:良いですよ。 兎我野 真:「こんなことをしているのは君なの?」と、ぼやきつつも意識はほとんど海。 KP:像は何も語らず、ただ海があなたを呼び続ける。 KP:呼んでいる、ただ、あなたをよんでいる 兎我野 真:海だなあ。海……。 KP: よんでいる KP:気づけばあなたは、海に身を投げ出し、 葉月 実:「 !!」 KP:どこか遠くで、あなたをの名を叫ぶ友人の声が聞こえ、一度意識が落ちていった。 KP: KP: KP: KP: KP:どれほど経っただろうか。 KP:痛みに、体が冷える感覚にぼんやりとしながらも、一度ふわりと意識が浮上する。 葉月 実:「…………まこと、真……」 KP:傍らでは友人の声、あなたを覗き込む顔。 KP:濡れた衣服があなたの体に張り付くが、その気持ち悪ささえも既に殆ど感じない。 KP:実の衣服も濡れている、あなたを海から引きずり上げたのだろうか。 KP:だが友人があなたに向けるのは――何処か、無感情な、顔。 KP:心理学を振ることができます。 兎我野 真:薄目を開けて様子を伺い、心理学します。 KP:はい、分かりました。 KP:暫しお待ちを。 KP:シークレットダイス KP:無感情、に見えるその表情は、否、しかし。 葉月 実: KP:まるで全てに絶望したようだと、あなたは感じるだろう。 KP:これを最後に、あなたの意識は闇へと堕ちていった。 **: KP:シークレットダイス KP:シークレットダイス KP:ここで、聞き耳をする事ができます。 兎我野 真:もちろんききみみー。 KP:どうぞ! 兎我野 真:CCB<=81 聞き耳 KP:意識が闇に落ちる直前、しゃらり、と。 KP:鎖のような音があなたの耳に入った。 KP: KP: KP: KP: ♪: ♪: KP:とある休日の朝、あなたは気怠げに体を起こす。 KP:窓からは差し込んでくる柔らかな朝の日が部屋を包み、今日は晴れのようだ。 KP:何一つ変わらない、いつもの朝。 KP:しかし、何処か違和感を覚える気がする。 KP:そうあなたが不思議に思った瞬間、突然激しい頭痛と共に、昨日の出来事がフラッシュバックのように頭の中を巡った。 KP:海に投げ出された体。 KP:海の冷たい水。沈んでいく感覚。 KP:引き上げられて、しかし一度浮いた意識は堕ちていく。 KP:暗闇。 KP: KP:それは、自分の死を意味していて。 KP:嘘などでは済まされないほど。 KP:ましてや冗談にも、ただの思い過ごしとも考えられない程に余りにリアルで、真実であると、あなたは思い至るだろう。 KP:SANC 1d2/1d3+1をどうぞ。 兎我野 真:CCB<=37 SAN 兎我野 真:1d3+1 兎我野 真:「……」 兎我野 真:「生きてる」 兎我野 真:あっ、ピアスは? KP:ありませんね。 兎我野 真:「ない」 兎我野 真:像は? KP:あります。 兎我野 真:「君がこんなことをしているとして、僕をこうする理由ってある? 海に帰れないよね?」 兎我野 真:「君が意地悪なら話は別だけれど」 KP:像はもの言わぬ置物。 KP:ふと、あなたの携帯が鳴る。 KP:手に取って見てみると、実からLINEが来ている事が分かる。 KP:見てみますか? 兎我野 真:「……」 兎我野 真:見よう……。 KP:はい。 KP:内容はこうですね。 KP:『悪いけど、今日は家で遊んで、泊まってかない?』 兎我野 真:「…………」 兎我野 真:携帯の日付は? しまったな、昨日見とけばよかった。 KP:日付ですか。今日は4月29日ですね。 兎我野 真:昨日、というか溺れたであろう日は? KP:そうですね……アイデア、どうぞ。 兎我野 真:CCB<=90 アイデア KP:はい。 KP:では、あなたは「昨日」ピアスを買った際に、レシートに書かれていた日付を何気なく覚えていた。 KP:「4月29日」 KP:そう、書かれていたはずだ。 兎我野 真:>>>ハァァーーーン!?<<< ハン。 KP:はい。 兎我野 真:「む、むむむ。むむ……」 KP:どうしますか?LINEに返信もできます。 兎我野 真:(ポチポチポチ) 兎我野 真:『女の子が男の子誘っちゃっていいのー? 行くー(はーと』の後にすごいかわいいうさぎのスタンプを押す。 KP:可愛い。 KP:では暫くして、返事が来る。 KP:『あははっ、どうせそんな気にしないでしょ、僕らは。じゃあ、待ってるからね』 兎我野 真:「んんんんー、君とのイリュージョンの対決は舞台でやりたかった、けど……!」 KP:あぁ、そうです。勿論、あなたは像を持っていってしまう。 兎我野 真:大丈夫。持っていく。 KP:では、実の家へ向かいましょうか。 兎我野 真:「騙し合いなら僕、少し自信があるんだから。もー、もーっ。僕は正直でいたいのにー」(荷物ぎゅうぎゅうして持っていく) KP:ぎゅうぎゅう。 KP:彼女の家はアパートだ。 葉月 実:「や、真。急に予定変えてごめんね」 KP:いつもの笑顔で、あなたを迎え入れた。 兎我野 真:「ううん。僕も昨日の予定確かめ忘れて、ぼーっとしてたから」 葉月 実:「……あぁ、そうなんだね。じゃ、とりあえず部屋、どうぞ」 KP:中に入ると、部屋は散らかっている様子はなく、きちんと綺麗に片付いている。 KP:目につくものは、ふかふかのベッド、整った机、ゴミ箱、クローゼット。 KP:あなたを部屋に通し、 葉月 実:「そういえば真、きみ、なんだか不思議な像を持っていたよね?」 兎我野 真:「はーい。わ、きれいに整ってるね」 葉月 実:「そりゃまぁね?ふふっ」 兎我野 真:「ん? うん。持ってるよ。すっごい美人だけどすっごい性格悪いの……」 葉月 実:「ちょっとさ、貸してくれない?知り合いに妙なもの詳しい人がいてね」 兎我野 真:「夏あたりだったかな。ボクは一回溺れたんだけど、その時に握ってたっていうんだ。怖いよねー」 と、言いながら服という名の布の海に沈めたイケメン象牙マンを出します。 葉月 実:「……溺れた、か。へぇ、その時になんて、こっわいねー」手に取って少し眺め、 葉月 実:「あぁそうだ、ちょっとお茶持ってくるね。……真、部屋から出ないように、ね」 KP:そう告げて、像をポケットに突っ込むと席を外した。 兎我野 真:「それっきり、変な夢は見るし、ふらふらーっと水辺に行っちゃうんだよね。つい……。あ、でも渡したら実がそうなっちゃうかもだし、気を付け……って。行っちゃった」 **: KP:さて。 KP:部屋の中をちょっと見て回る事ができます。 兎我野 真:ぴょこぴょこ。ウサギは並大抵の柵は出ちゃうぞ。さて、どうしよっかなー。 兎我野 真:まあまずは手堅く机。書籍か何かなーいかなー。 KP:はい。机。 KP:綺麗に整えられた机は、ちょっとした本棚のようなスペースがある。 KP:目星ができます。 兎我野 真:めぼします。 KP:どうぞ! 兎我野 真:CCB<=81 目星 KP:よきよき。 KP:あなたは何気なく机を眺める。 KP:ふと、そこに辞書と混じって、紅い斑点がところどころある日記を見つけた。 KP:どうしましょうか。 兎我野 真:「……」 いけないことします。読みます。 KP:はい、女の子の日記をぺらぺら。いけないことだ! KP:日記をぺらぺらと捲ると、その日の楽しかったこと、嬉しかったこと、時には不満や怒りなどが書かれている。 KP:途中まではそのような、何の変哲もない日記だが、半ばあたりから少し乱雑な文面になっている。 KP:ここから少し長くなりますね。 KP: KP: KP: KP:4月29日 KP:真が、いなくなってしまった。 KP:前に変な像を海から持ち帰ったんだけど、 KP:それから良くぼーっとしてるなって、ずっと思ってたんだ。 KP: KP:気晴らしになるかと思って、一緒に海に行ったんだ。 KP:防波堤を歩きながら、潮風が気持ち良いね、なんて話をして、 KP:ちょっと飲み物を買いに近場の自販機に行って、目を離して。 KP: KP:――ちょっと振り返ったら、真は、海に飛び込んでいた。 KP: KP:…………嘘だよ。嘘だ。 KP:ねぇ、…………遺体さえも、見つからない、なんて。 KP: KP: KP:4月30日 KP:夜、寝る前に変な男が部屋に入ってきた。 KP:……こんな家に来たって、お金なんてないのに。 KP:それとも殺されちゃったりして、なんて、ちょっと思ったけどどうでも良かった。 KP:声を上げないでじっと見ていたら、楽しそうに笑いながらちょっと古い懐中時計を渡してきた。 KP: KP:「その時計は少しばかり不思議な力がある。 KP:君がそれを握って強く望めば、時を巻き戻せる。 KP:もしかしたら、君の大切な友人を、兎我野 真君を助けられる」 KP: KP:なんで、真の事知ってるんだろう。 KP:……でも、馬鹿みたい。 KP:そんなの、ありえるわけないよ。 KP:……マジックには、種があるものだろう? KP: KP: KP:4月28日 KP:どうせ、どうせ嘘に決まってる。 KP:でも、あはは、ついね。つい、使ってみたんだ。 KP:……世の中、本当に不思議な事ってあるものだね。 KP:ううん、これをきっと、奇跡って呼ぶのかな。 KP:種も仕掛けもないマジック? KP: KP:本当に、戻っていたんだ。 KP:時間が、真が死んでしまう、その前日に。 KP:嘘じゃなかった。 KP: KP:生きてた! KP:目の前に現れたんだよ! KP:もう会えないと思っていて……あぁもう、僕らしくないなぁ。 KP:つい、泣いちゃったよ。 KP:少しね、恥ずかしかったけどさ。 KP:でもそんなのは些細なことだよ! KP: KP:明日は真と遊びに行く。 KP:でも、海には近づかないようにしよう。 KP:あぁ……良かった……良かった……。 KP: KP: KP:4月29日 KP:こん、な…… KP: うそ、だ KP: KP:なんで、ねぇ、なんで。 KP:海、なるべく近づかないようにしたのに。 KP:――なんで君はまた飛び込んだの。 KP: KP: KP:4月29日 KP:海に近いから駄目なんだ。 KP:だから、別の場所に行ったんだよ。 KP:街に出てさ、ちょっとぶらぶら散歩して。 KP: KP:……帰って、別れて。 KP:嫌な予感がして、追いかけた。 KP:なんで、……ねぇ、なんで KP: KP:もう、嫌だよ。 KP:僕嫌だよ……でも、でも、……助けたいよ……。 KP: KP: KP:暫く、白紙だ。 KP: KP: KP: 月 日 KP:……今は、いつだろう。 KP:何回目だっけ。 KP:また、君はいなくなってしまった。 KP: KP:しんで、しまう。 KP:……もう一回、もう、一回。 KP:今の僕を見たら、きっと絶対に嫌われるだろうなぁ……。 KP:ごめん、ごめんね……でも、でも次こそ。 KP: KP:…………次こそ、絶対に助ける、から KP: KP: KP: KP: 月 日 KP: KP:次こそ KP: KP: KP: KP: 月 日 KP: KP:必死に引き上げた、 KP:あかい あか KP: KP:くるしそうだったから、殺した KP: KP: KP: 月 日 KP: KP: KP: つ ぎ KP: KP: KP: KP:また、暫く白紙が続いていく。 KP: KP: KP: KP: 月 日 KP:海から持ち帰ったっていう、像。 KP:そうだよ、そう、ずっとあれが真をおかしくしてたんだ。 KP: KP:じゃあ、じゃああれを返してしまえば良い。 KP:僕が返しに、行ってしまおう。 KP: KP:あれはきっと海の何かのものなんだ。 KP:だから、ぼくが、ちょくせつ―― KP: KP: KP:この先は、文字が酷く掠れていて、読むことができない。 兎我野 真:「……」 KP:では。 KP:この何度も同じ日を繰り返し、そうしてその中で何度も死んでいる自分をそこに見たあなたは、1d2/1d3+1のSANCです。 兎我野 真:CCB<=35 SAN ざ ん き ぜ ろ 兎我野 真:1d3+1 兎我野 真:本をそっと元に戻します。 KP:はい、そっと戻すことができた。 KP:日記を読み終えると、)扉の外から足音が聞こえる。 葉月 実:「おまたせ、お茶持ってきたよ」 兎我野 真:「うん、ありがとう。一緒に飲もっか」 葉月 実:「うん、そうしよう。麦茶で良かったかな、ごめんね、これしか今なくってさ」 兎我野 真:「実の淹れてくれたお茶なら喜んで」 葉月 実:「ははっ、なんだい、それ」 兎我野 真:「んーん、なんでもない」 葉月 実:「ふーん?嬉しいけどさ」 葉月 実:「あぁそうだ、僕ちょっと後で散歩出ようと思うんだ」 兎我野 真:「海にでも行く?」 葉月 実:「そうだね、夜の海って、何気に良いしさ」 兎我野 真:「夜の海なんて、君らしくないなあ。……(麦茶のカップを両手に) 麦茶はね、僕の幼馴染の奥さんが好きだったんだ」 葉月 実:「そうかな。……へぇ、幼馴染の?」 兎我野 真:「レオ君と、ロイ君と、レオ君の奥さんの四人でね。あつい夏に飲んでさ、冷や麦でも食べようかーって」 葉月 実:「あぁ、仲良しなんだね。良いなぁ、ふふっ」 兎我野 真:「もちろん。僕ら三人、昔はわるいこだったんだから」 兎我野 真:「……そこをレオ君の奥さんにまるーくされちゃったの。ふふ」 葉月 実:「なるほどねー?じゃあ僕が知ってる真はまるい真なんだ」 兎我野 真:「うん。まるーい僕だよ。……でもね、レオ君の奥さんは死んじゃったの。それっきりレオ君、ちっともごはん食べなくなっちゃって」 兎我野 真:「……ねえ。実は、僕や大事な人がいなくなっても、ちゃんとご飯は食べられる?」 葉月 実:「……そう、なんだ。……」 葉月 実:「どうだろう。食べられなかった気がするな。何も食べたくない気分だった気がする」 兎我野 真:「僕もだよ。大事な人の、大事な人がいなくなったの。僕がその当事者であったら、もっと……苦しかったと思う」 葉月 実:「……。どうしたの、真。急にこんなこと」 兎我野 真:「ううん。麦茶を見たらちょっと思い出しちゃった。なんだろうね、最近情緒不安定で」 兎我野 真:実さんをちょっとぎゅっと抱きしめてもいいですか? KP:良いですよ。 兎我野 真:「……実は、わるいこになっちゃだめだよ? わるいこを、続けてはいけないからね」 兎我野 真:手品で像をスリますか? 兎我野 真:スリとれますか? 兎我野 真:できれば時計がいいんだけど。 KP:ふむ……そうですね KP:では、その前に 葉月 実:「……どうしたの、本当」 KP:あなたの言動と行動にを不思議に思った実が、あなたの顔を軽く覗く。 葉月 実:シークレットダイス 葉月 実:「……わるいことは、真もじゃない?」 KP:あなたから少し離れようとする。手品でスリ、時計か像、-20%でどうぞ。 兎我野 真:「あっ、バレちゃった? 君には敵わないなあ?」 兎我野 真:うーーーーーんどっち狙おう。 兎我野 真:成功するかどうかなんだけど。時計のことは詳しく知らない。像は知ってる。 兎我野 真:いや知ってるっていうかのろわれてますっていうか…… 兎我野 真:やっぱ目標変更。像狙います。 KP:はい、ではどうぞ 兎我野 真:CCB<=80-20 芸術(手品) 兎我野 真:あっ失敗 KP:はい KP:では、あなたがそっと実の取った像に手を伸ばそうとするも、ぺち、と彼女に手を叩かれた。 葉月 実:「悪いうさぎさんだね?……もしかして、何か、見たかな?」 兎我野 真:「いたーい。だって実が一人で悩んでるから」(手をひらひら) 葉月 実:「悩んでないよ。僕はもう、決めたんだから」 兎我野 真:「手品は種も仕掛けもある。そして、その全ては減ったり、増えたりはしないものだ……実、どうしても、君は自力でそれを返しに行くつもりなのかい」 兎我野 真:というか実さんSANあるんですか…… 葉月 実:「あはは、流石手品師さん。……返しに行くよ、僕が、ね」 KP:さぁ、どうでしょう。 KP:少なくとも、今あなたの目の前にいる実は普通に話せている。 兎我野 真:まあ、すれすれってとこかなあ。 兎我野 真:「……その時計、ずっと前には戻れないの?」 葉月 実:「戻れないと思う。少なくとも、僕は1日2日分しか、使えなかった」 兎我野 真:「体、なんともないの?」 葉月 実:「なんともないよ。前の日に戻るだけだ 兎我野 真:「うーん……。困ったなあ、僕はこのまま、君に像を持ち去られるととても困るんだけど」 葉月 実:「現にこうして、僕はここに健康でいる」 葉月 実:「何も困ることはないよ。僕が返しに行ってしまえば、君は開放されるんだから」 兎我野 真:「でも君は解放されない。僕はそれが困る」 葉月 実:「開放されるよ。君を、何度もころしてしまう、「今」から」 兎我野 真:「……だとしたら、やはり君を縛っているのは他ならぬ僕、なんだろうね」 葉月 実:「縛られているとは思わないな。僕は望んでこうしている」 KP:そうして、彼女は立ち上がる。 兎我野 真:「行くのかい」 葉月 実:「行くよ。……あぁ、散歩は普通にするけどね。それから、海にでも?」 兎我野 真:「分かった。実は、僕にここにいて欲しい?」 葉月 実:「……いや。一緒に、歩かない?君と話すのは、好きだから」 兎我野 真:「勇気あるね。僕、君のそういうとこ好き」 葉月 実:「どうもありがとう?」 KP:それでは、外に出ましょうか。 兎我野 真:手を繋いでね。 KP:ぎゅっ。 兎我野 真:「これでどこでもいっしょ」 葉月 実:「……うん」 KP:暫く、あなた達は談笑を交えて歩く。 兎我野 真:「ねえ、どうしても諦めない?」 葉月 実:「当然。僕は君のこれからの舞台を、失わせたくもない」 兎我野 真:「じゃあ、ひとつだけ聞いていい?」 葉月 実:「何かな?」 兎我野 真:「僕はさっき、幼馴染の奥さんの話をした。君は、僕を生き返らせるとして、不平等だ、と思ったりはしないのかい?」 兎我野 真:「僕はするよ。とてもね」 葉月 実:「不平等?……あぁ、そうか、そうだね。でも生き返らせるとは、少し違うよ」 兎我野 真:「『死ぬはずだった未来をなかったことにする』?」 葉月 実:「……そうだろう。何度も何度も何度も、死んだことをなかったことにしただけなんだから」 KP:――潮の香り。 KP:像は今、実の手にあるものの、それでもその「よびかけ」は未だにあなたに残っている。 兎我野 真:「でも、君の手でも、この海でも、僕は確かに死んだんだよ。だってこんなにも、僕を呼んでいる」 KP:そして知らずしらず辿りついた場所は、崖の上の灯台。 葉月 実:「……だから、真がそうならないように。僕が代わりに海に返しに行く」 兎我野 真:「頑固だなあ」 葉月 実:「……僕はもう、君を失うのも、ころすのも、もう嫌なんだ。これは、……エゴだよ」 KP:そして、 KP:崖の淵、あなたの手を思い切り振り払い、 葉月 実: KP:崖の上から、身を投げた。 KP:しかし、どぼん、という音はせず、 KP:代わりに、何かが岩に叩きつけられる、音。 KP:少し回れば、彼女の落ちた場所へ向かう事ができるでしょう。 KP:どうしますか? 兎我野 真:もちろん行きます。 KP:はい。では、崖下へ、あなたは向かう。 葉月 実:「……ふ、は……っ」 ♪: KP:あなたが崖下に向かうと、波に当たり、服を濡らし、 兎我野 真:「いっしょだっていうのに振り払うんだから。困った人だ」 KP:岩に叩きつけられ、手足はあらぬ方向に曲がり、鮮血を散らす姿。 KP:額からは脂汗がにじみ、顔色は紙よりも白い。 葉月 実:「……ここまで、いっしょじゃ、なくて……ははっ……」 KP:どう見ても、助かりはしないだろう。 KP:応急手当をするにしても、救急車を呼ぶにしても、とても間に合いそうにはない。 兎我野 真:……時計は壊れてるかな? KP:時計は、実の傍に落ちている。 KP:壊れてはいないようだ。 兎我野 真:拾い上げます。 KP:また、像はどこを探してもない。海に落ちたのだろう。 葉月 実:「ッ……ぁ、まって、まっ……それ、はっ……」 兎我野 真:「これで君を僕が殺したり、戻したりしたら、おあいこになるね。それを繰り返せば、きっと、もっとおあいこになるだろう」 兎我野 真:「だが、君はそれを望まない。そうだね?」 葉月 実:「……ッ、のぞ、まな……のぞまないッ……もう、もういい、の、これで……」 葉月 実:「……それを、こわ、し……てっ……」 KP:さて。 KP:どうしましょうか、彼女の状態からしても、余り時間はないでしょう。 兎我野 真:心中するか、どちらか、あるいは両方が永遠に29日を生きるか。 兎我野 真:……僕が生きるか。 葉月 実:「おねがい、おねが……つかわないで、おねがぃっ……」 KP:あなたに必死に縋るように、何度も告げる。 兎我野 真:まあ、やってみねば分からないよね。一度死んだのだから、僕は死地に踏み込むことを、これっぽっちも恐れはしないよ。 KP:心理学もするまでもない、その目は、表情はあまりにも必死で、悲壮で、 KP:壊れかけてしまっていることをあなたは理解するだろう。 KP:はい。 KP:では、どうしますか? 兎我野 真:僕は倫理に反することをするかもしれないよ。KPは、それでいいんだね? KP:あなたの思うままに、どうぞ。 兎我野 真:一度時計を置いて、彼女が死ぬのを見届けます。 兎我野 真:そして、彼女が死んでから、時計を巻き戻します。ただの一日であるなら、僕は彼女と一緒に過ごそう。もし戻りに戻って、僕が像を握りしめる日まで戻ったのなら、こんな悪い未来は今度こそ「なかったこと」になる。 KP:…………ふむ。 兎我野 真:僕が溺れなければ済んだ話、そうでしょ? KP:わかりました。 KP:確認します。実が死んだ後に、時計を使う。 KP:これで、よろしいでしょうか? 兎我野 真:彼女はいないかもしれない。でも、その覚悟もできてる。僕がいないかも。それはもう過ぎたことっていうか、今更だ。 兎我野 真:僕が彼女の痛みを、全部背負うよ。 KP:はい。 兎我野 真:そのうえで、僕のわがままをつけたした、それだけ。ごめんね、実。 KP:了解しました。 KP:それでは、エンディング処理に入ります。 兎我野 真:……わるいうさぎでごめんね。 KP: KP: KP: KP: KP: KP: KP: KP:実はひたすらに、あなたに懇願する。 KP:懇願して、懇願して、願って、その声は徐々に小さく、小さく。 **: KP:そうして事切れて、あなたは時計を手にした。 KP:海の水に濡れた懐中時計を、強く、強く握りしめる。 KP:――彼女の痛みを、苦しみを、背負う。 KP:彼女のことを強く思い、願い。 KP: KP:その瞬間、激しい目眩を覚え、意識が遠のく。 KP:しかし、不思議と恐怖や不安は感じない。 KP: KP:巻き戻ったその先には、彼女はきっと、いるだろう。 KP:笑顔で、笑って、あなたの隣に。 KP: KP: KP: KP: KP: KP:何一つ変わらない、いつもの朝。 KP:しかし、これ以上過去に、時が戻る事はない。 KP:あなたは少し、ぼんやりとしながらも手にした懐中時計と共に、遊ぶ約束をしている実の元へ向かうだろう。 KP:――あの日と同じように、彼女と日常を過ごす為に、生きている彼女に、 KP: KP: KP:逢うために。 KP: KP: KP: KP: KP: KP:―――*―――*―――*―――*―――*―― KP: *--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*-- KP: KP: CoC 『幸せに抱かれる君に』 KP: ===不可逆の時計=== KP: KP: *--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*-- KP:―――*―――*―――*―――*―――*―― KP: KP: KP: KP: KP: ♪: KP:はい。 KP:お疲れ様でした。一先ず、生還です。 兎我野 真:お疲れさまでした。生還したけどもこれ処理どうなるんだ……? KP:不可逆の時計、ノーマルエンドですね。 KP:えぇと、ですね KP:【他シナリオ開始時毎回SAN-3をしてのスタート(毎回NPCが死んで時間を戻しているため。もしもループから抜けるのであればSANc1d6/1d10+1)】 KP:つまり、真さんは実が死ぬ度に、同じ日を繰り返す事になります。 KP:生還は生還なので、ものにちょっとよるかもしれませんが、シナリオに行くことはできます。 KP:因みに、過去に戻り実の持っている懐中時計は、何の力もない懐中時計になります。 KP:その代わり、真さんの手元には、時を戻す力がある、懐中時計がありますね。 KP:AF:不可逆の時計 KP:銀色に輝く懐中時計 KP:セッション中1度のみ数秒の時を戻せる KP:(ダイス1回の振り直しが可能) KP:ロストした瞬間にただの懐中時計になる KP:(AFの持ち込みは各KPさんと話し合うこと) 兎我野 真:ふむふむ。 KP:ひとまず、SAN報酬をば KP:生還報酬で1d3、日記を見て1d3なので、2d3でどうぞ KP:SAN回復です、はい 兎我野 真:2d3 だが最初に減らした2d20分にはどう頑張っても戻らないーッ!!! KP:戻らないー!! 兎我野 真:SAN35!!! KP:35だ!ひぇ KP:さて、えーと。何処から解説したものか 兎我野 真:ちなみに未来に向けて回せたりした? KP:ん、時計を使って未来、ですかね? 兎我野 真:そうそう。 KP:過去に戻る、しか書かれていないので、過去だけですね。 KP:不慮の事故で突然死んでしまった仲の良いPCの死を受け入れられずにいたNPC(親友又は恋人、家族等親しき仲の人)の元にニャルラトホテプが現れ、不思議な力を持つ懐中時計(時間を遡れる力が宿ったAF)を渡す。何度も時間を巻き戻してはPCを助けようとするが失敗し続け、精神を削られていく。ので、初っ端からクライマックス KP:真相ぺたり KP:お察しの通りあの男はニャルさまでした。 KP:飽きちゃってもうどっか行っちゃったけど 兎我野 真:だよねー! 兎我野 真:まったくまた変なもの渡すんだから。もう。 兎我野 真:ないないしようね。 KP:はっはっはっ 兎我野 真:ほかのルートはあるのかな? KP:エンディングは全部で4つですね。 KP: KP:おっとみすった KP:失礼、 KP:自殺でBAD、止めてAF壊すと可逆の時計、今回は不可逆の時計、止めて、AFを使わないと胡蝶の夢、です KP:どうせなのでそれぞれED描写しましょうか。 KP:良ければですけれどー! KP:あ、因みにですが 兎我野 真:お、では聞こう。兎我野の意思を尊重したら割とノーマルでいいやと思った。 KP:実のSANは初っ端から10でした。 KP:>>ノーマルでいいや<< KP:時々振ってたシークレットは、繰り返している事による実のSANCですね。 KP:現在、6です。 兎我野 真:おう。 KP:はい。では一個ずつ……BADから行くかな…… KP: KP: KP: KP: KP: KP:死合わせに抱かれ KP: KP:実に抱きかかえられ、遠のく意識の中で彼が叫んでいるのが分かる。 KP:しかし、あなたの唇はひゅうひゅうと今にも途切れそうなか細い息を紡ぐことしかできない。 KP:いつかのように安心させてあげられるような言葉は出ない。 KP:せめて、と鉛のように重たくなってしまった腕を持ち上げて撫でようとするものの、 KP:それはまるで自分の体じゃないかのように、動かない。 KP: KP:血が、 KP:生命が、流れていくのが分かる。 KP: KP:瞼が、ゆっくりと、下がっていく。 KP: KP:どうしようもなく、眠くなる。 KP: KP: KP:抗いきれない、眠気。 KP: KP: 次第に、 KP: KP: かのじょの 絶叫すら も KP: KP: KP:遠く KP: KP: KP: KP: とおく …… KP: KP: KP: KP:【PCのロスト、NPCの精神崩壊。両方ロスト】 KP:です。これがBAD 兎我野 真:まあこれはいかんだろなとは思った……。 兎我野 真:意思を尊重しつつ、自分の意志とのすり合わせを考えるとやはりノーマル……。 KP:まぁ、ものの見事にBADですね…… KP:ノーマルもノーマルであれなんですけども、はい KP:では次、先にTRUEENDにしよう KP:可逆の時計 KP: KP: KP:握り締めた懐中時計を、あなたは地面に思い切り叩きつけた。 KP:ばきり、と音を立てて、いともたやすく懐中時計は破壊された。 KP:そして、壊れたそれからは、淡い玉虫色のモヤのようなものが立ち上り、すぐに霧散していく。 KP: 葉月 実:「……………」 KP: KP:それを見ていたのかは分からないが、実は酷く安心したように微笑んで、ゆっくりと瞼を落とした。 KP:そして、それきり、 KP:ぴくりとも、動かなくなる。 **: KP: KP: KP: KP: KP: KP:どれほどの時間が、経っただろうか。 KP:そのまま呆然と佇む探索者の元へ、いつ呼んだのだろうか。 KP:救急車がけたたましい音と共に現れる。 KP:実は救急車へと乗せられ、あなたは事情聴取の為に警察署へと連れて行かれた。 KP: KP: KP:そして、 KP:あなたは、欠けた日常へと戻っていくだろう。 KP: KP: KP:SAN報酬 1d3(日記を見る事で+1d3) KP: KP:です。 KP:これが、TRUE KP:トゥルーエンドです。トゥルー 兎我野 真:ふむふむ……。 KP:この場合、NPCはロストですね。肉体ロスト。 KP:やさしいです。 KP:何がトゥルーじゃってちょっと言いたくなるけど。 兎我野 真:まあ真実は苦いものである……。 KP:はい。……さて、では最後、ベストエンドですね。 KP:ぼくとあさいさんが砂になるほど死んでいるエンドです KP: KP: KP: KP:胡蝶の夢 KP: KP: KP:突如、握り締めていた懐中時計から出てきた、きらきらと淡く玉虫色の澄んだ粒子がKPCを包む。 KP:その瞬間、あれだけ流れていた血がぴたりと止まり、傷口へと吸い込まれていく。 KP:それはまるで、時が巻き戻るように。 KP: KP:その現象に驚くあなただが、次第に強まる光に耐え切れなくなり、目を閉じてしまう。 KP: KP: KP: KP: KP: KP:そして、次にふっと目を開けたあなたは、 KP:一番に天井が視界に入った。 KP:体を起こし、辺りを見回せば、そこが自分の部屋であり朝日が差し込んでいる事に気がつくだろう。 KP:そして、斜め下をふっと見ると、そこには実がベッドの淵にもたれかかるようにして眠っていた。 KP: KP: KP:あなたが彼女を起こそうと軽く揺らすと、程なくして、ゆっくりと目を開ける。 葉月 実:「……ん、ぅ……」 KP: KP:話を聴くと、 KP:「目が覚めたら、灯台で僕と君が倒れていた」 KP:「だから、ここまで運んできた」 KP:「今日は、4月30日の、朝なんだ」 KP: KP:そうして、一通り話し終えただろうか。 KP:ふとあなたに向けて、にっこりと嬉しそうな笑顔を浮かべた。 KP:そしてふと、彼女が懐かしむように双眸を細め、 KP:先ほどとはまた違う、柔らかな笑みを向けて口を開いた。 KP: 葉月 実:「それにしても、すごく、リアルだなぁ……。 葉月 実:まるで君が、本当に生きているみたいだ。 葉月 実:……変なこと言うかもしれないな。あのね、僕、 葉月 実:……とっても幸せだよ!君が、僕の作った幻だとしても!」 KP: KP: KP: KP:【戻るのは肉体の時間のみ。壊れかけた精神は元には戻らないため、どちらかが死ぬという運命を越えたNPCは自分が生きることのない日に KP:です。 兎我野 真:ベス……ト……? KP:あさいさんに当てたおっさんが今この狂気を抱えています。 KP:ベストです。 兎我野 真:いや、しかし生きてはいるんだよな……こ、こっちのがハイター感やばない……? KP:あのですね……(ごそごそ KP:NPCがロストする展開しか考えてなかったのでバファリンを入れておこう、と。半分は鎮痛、半分は優しさ…えぇ…えぇ、私の優しさです。NPCが生きているエンドも作ろうと。中途半端な優しさ程残酷なのってないですよね、ハハッやだな褒めないでくださいよ、照れまちゃいますって KP:作者様のお言葉です。 兎我野 真:ヒエー KP:洗剤バファリンハイターです。 KP:はい。 KP:間違えた、洗剤ハイターバファリン KP:NPCについて 兎我野 真:はい。 兎我野 真:こわ…… KP:はい……( ˘ω˘ ) KP:洗剤で良かった、と中の人は思っております( ˘ω˘ )ベストよりよっぽど優しい 兎我野 真:しばらく狂っているけれど穏やかな日常を送ろうね…… KP:送ろうね…… 兎我野 真:それでも僕、いつかループ脱出して前に行かなきゃいけないからSANもう減らしておいていい?( KP:>>もう減らす<< 兎我野 真:マイナス3と1d10+1振るね…… KP:あ、もし抜け出すならAFは壊すあれなのでー 兎我野 真:ああ、なるほど。 KP:ぽいっちょしようね 兎我野 真:しばらく蜜月生活を送ったのち覚悟を決めて前に出ます。 兎我野 真:自分の心の整頓に結局は突き合わせているだけなのだ…… KP:ループ抜け出ししたら、実はそのままロストしますので。 KP:ご一報くださればその時期に彼女は死んでいきます。 兎我野 真:おはなししたいけどねえ。でも、これで実質探索者としては引退だと思うので…… 兎我野 真:さきにふります。 KP:はい。 兎我野 真:AFもポイだ! KP:ぽーい! 兎我野 真:1d10+4 KP:うしゃさんつよいこ KP:あ、それとですね。ふわーってちょっと思ったのですが KP:うしゃさんの死んだ事実は巻き戻しの中でなかったことになりましたので。 KP:ねこさんもいぬさんも、うしゃさんが死んだことにはなっていませんし、葬式もなかった、という。 兎我野 真:なるほど。 兎我野 真:……。二人のアイデアの半分で振っていい? KP:どうぞ! 兎我野 真:二人が「生きていることに違和感を覚える」かどうかやってみたい。 KP:良いですよ、勿論 KP:じゃあ実はロスト扱いしとこ。肉体ロスト(ぽちぽち 猫屋敷 怜雄:CCB<=23 アイデアの半分切り上げ 猫屋敷 怜雄:うっそだろおまえ KP:すばら 猫屋敷 怜雄:「人生がしんどい」 KP:なんかねこさんが違和感を覚えてる 犬飼 狼偉:CCB<=30 この天才がアイデアを振ればどんなことも一発でわかるのだ!! 犬飼 狼偉:わからん!!!!1 KP:いぬせんせなでとこ 兎我野 真:ということで、僕が生きていることが奇妙というか、何か違和感を覚えるのはかわいそうに妻が死んだ猫先生という。 犬飼 狼偉:わんわんわん。 KP:ねこせんせ…… KP:はい。違和感が、あるんだね…… 猫屋敷 怜雄:ロイは普通に接してるけど、シンはシンでなんか、なんか隠してる気がするっていうか……俺たち葬式しなかったっけ……なんで……?(フレーメン現象顔 KP:ねこせんせ……(顔を覆う) 兎我野 真:かわいそうなことになってしまった。 KP:とばっちりがすごい うしゃさんもねこせんせもごめんね…… KP:ふふ…………(顔を覆う KP:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7656835#chapter_0_0 KP:シナリオここです。大分青仕様に変わりました。 KP:KPのSANもゴリッゴリに削ってPLさん達と同じように楽しんでほしかったんです KP:削れるんです 兎我野 真:みんな砂になる KP:砂になる KP:因みに実ちゃんSAN80あったんですよね。 KP:何度も何度も繰り返して、最終的に6になる。 KP:何回繰り返したのやら。ははは。ということを、 KP:初期SAN85のおっさんも相当繰り返したんだなぁとか。 KP:初期SANが高いのはぼくが回す際のデフォルトである 兎我野 真:つら…… KP:ははは。つらみを上乗せしてしまっている。はい KP:おっさんは今SAN5です KP:あ、僕らのログいりますか…… 兎我野 真:イタダキマス 兎我野 真:はいたーもってこーい!! KP:OKOKハイター洗剤バファリンだー!! 兎我野 真:わーい 兎我野 真:……ごめんね、実。ほんの少し、僕の気持ちの整理に付き合わせてしまうよ 兎我野 真:前に向けるようになったら、僕は先に行くからね。ちょっと向こうで待っててね。 葉月 実:……君といられるならなんだって。あぁでも、残念だよ、残念だ。 葉月 実:君の為の音楽を、作る事が、弾くことが、できなかった。 葉月 実:それだけが、僕の心残りだ。 兎我野 真:僕がそちらに行くには時間が掛かる。だから、それまでゆっくり作って待っててね。あっ、でも僕が行くころには完成させておいてね! 兎我野 真:楽しみにしてるんだから。 葉月 実:あははっ、勿論だよ!絶対に完成させてみせるよ! 葉月 実:君が来た時にきっと驚かせる、素晴らしい曲を!【CoC】幸せに抱かれる君に【??さん】
Warning: Use of undefined constant user_id - assumed 'user_id' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/aoringo12/www/aoringo_tools/aoringo_chat_bank/page.php on line 29
Cthulhu : (1D100<=81) → 51 → 成功
Cthulhu : (1D100<=90) → 24 → 成功
Cthulhu : (1D6) → 6
Cthulhu : (1D6) → 2
Cthulhu : (CHOICE[はしはきれいにわれた,はしはへんにわれた]) → はしはへんにわれた
Cthulhu : (1D100<=81) → 83 → 失敗
Cthulhu : (1D100<=80) → 25 → 成功
Cthulhu : (1D100<=81) → 71 → 成功
Cthulhu : (1D100<=37) → 72 → 失敗
Cthulhu : (1D3+1) → 1[1]+1 → 2
Cthulhu : (1D100<=90) → 37 → 成功
Cthulhu : (1D100<=81) → 20 → 成功
Cthulhu : (1D100<=35) → 60 → 失敗
Cthulhu : (1D3+1) → 2[2]+1 → 3
Cthulhu : (1D100<=80) → 62 → 成功
Cthulhu : (2D3) → 3[2,1] → 3
ニャルラトホテプは只の暇潰しで渡しただけ
何回も同じ結末ばかりでつまらないので何処かに行ってしまい最早探索者達の存在すらも忘れている
今回は、何回も何回も巻き戻っているせいで探索者の記憶にほんの少しの綻びが生じた結果の話
日記も時間旅行してるのはニャル様の一種の救済処置(?)探索者気づけよ、んでもって違う結末見せろやゴルァって感じで
後、時間や玉虫色で何か受信した方もいるでしょう。お察しの通り、ヨグ様です…が、今回は特にこれと言って直接の関係はないです
導入
シークレットダイスでのNPCのSANc 1/1d3 (KP情報、PCが死んだため)
探索者に聞き耳をさせる。成功でなにか音がしたような気がする (KP情報、懐中時計の音)
とある休日の朝、探索者は気だるげに体を起こす。差し込んでくる柔らかな朝の日が部屋を包み今日は晴れだと伝える
何一つ変わらないいつもの朝だが、どこか違和感を感じる気がする
強制アイディア
成功で昨日もまったく同じような朝を体験した気がする、デジャヴ?と感じる
失敗でNPCと遊ぶ約束をしていたことを思い出す
昨日NPCと会う約束していた事をふと思い出し携帯、または部屋にある時計を見る。するとどうやら時間ギリギリ、探索者は急いで着替えて食事もそこそこに飛び出すように家を出ていくでしょう
1日目
場所はどこでも良い。遊園地、水族館、映画…PLと決めてしまって構わない
慌てて待ち合わせ場所へとたどり着くとNPCが手を振り探索者を待っていた
おおよそその場所にあったものならばあって良いので思う存分RPを楽しむ
(NPCがたびたび挙動不審になったりおかしくなっても面白いかもしれない)
日も暮れ、夜の帳が下りるころ
横に居るはずのNPCはどことなく浮かない表情をして辺りをきょろきょろとせわしなく見渡す
探索者が声をかけても全部なんでもないとはぐらかされてしまうだろう
*(心理学、精神分析でやたら周囲を警戒するように見ている、切羽詰った感じ)
そんな相手に不思議に思いながらも楽しかった出来事を思い出しながら、あるいは話しながらあなた方は緑色に光る歩道橋を渡る。
瞬間、貴方の体は宙に投げ出された。鈍い痛みと共に地に叩きつけられ視界がぼやける
身体はピクリとも動かず周りの喧騒も水の中に居るみたいに上手く聴こえない
段々と重く、閉じてしまいそうな瞼を半ば強引にこじ開け探索者はNPCの姿を探す
ようやく視界の端に見つけたNPCの姿は特に怪我などはなかった
ほっと安心したのもつかの間、NPCが無感情な表情をこちらにむける
*心理学・成功でまるで全てに絶望したようだと感じる。失敗は何もわからない
それを最後に探索者の意識は闇へと堕ちていった
ここでまたシークレットダイスでNPCのSANc 1/1d3
聞き耳
成功で意識がなくなる直前にしゃらりと鎖のような音を聞く (KP情報:懐中時計についてる鎖の音)
1日目
とある休日の朝、探索者は気だるげに体を起こす。差し込んでくる柔らかな朝の日が部屋を包み今日は晴れだと伝える
何一つ変わらないいつもの朝だが、どこか違和感を感じる気がする
アイディアを振らずとも探索者は突然激しい頭痛と共に昨日の事を思い出す
自分の、死も
それは嘘等では済まされ無いほどにあまりにもリアルで、真実なのだと SANc1d2/1d3+1
ここでNPCから探索者へLINE、またはメールが来る。内容は
悪いんだけど今日は家で遊んで、泊まっていかない?等
なんでと聞かれた場合は「今気が付いたけど、今月ちょっとお金がキツくて遠出できないから」と適当にはぐらかす
*心理学等は文面の為無効
遊びに行くorNPCの家
遊びに行く場合は前述と同じ(繰り返す際のPCの死亡理由はKPの自由で構わない。また、NPCのSANが0になるような事態になったのならばKPはその場に合う永久的発狂をKPが決め、以降NPCは正気には戻らない)
NPCの家はアパート。部屋は散らかっている様子無く綺麗に片付いている
ふかふかのベッド、整った机、ゴミ箱、クローゼット
NPCは探索者にお茶を取りに行くため絶対に部屋から出ないように、と念を押すように言って直ぐに席を外す
机に目星でちょっとした本棚のようなスペースに辞書と混じって紅い斑点がところどころある日記が一冊。
【日記】
その日の楽しかったこと、嬉しかったこと、時には不満や怒りなどが書かれているなんの変哲もない日記
半ばあたりから少し乱雑な文面になっている
9月23日
探索者が死んだ。本当に突然だった。遊んだ帰りに電車のホームで話してて、少し、少しだけ目を離しただけなのに気が付いたら隣に探索者はいなくて、気が付いたら…なんで
9月24日
夜、寝る前に変な男が部屋に入ってきた。別にそいつが空き巣だろうが殺人鬼だろうがどうでもよかった。特に声も上げず男をじっと見てたら楽しそうに笑顔を浮かべながら少し古い懐中時計を渡してこう言ってきた。「その時計は少しばかり不思議な力がある。君がそれを握って強く望めば、時を巻き戻せる。もしかしたら、君の大切な探索者君を助けられる」と。なんで探索者の事を知ってるのか知らないけど、馬鹿らしい
9月22日
どうせ嘘だろうけど、なんとなく使ってみることにしたら、本当に戻ってた……嘘じゃなかった、生きてた!目の前に現れたんだ!もう会えないと思ってて、つい、目の前で泣いてしまった。少し恥ずかしい…明日は探索者と遊ぶから電車を使わないようにしよう。あぁ…よかった…!
9月23日
こん、な…
うそ、だ
なんで、電車使ってない。毒?事件?
9月23日
今日は外出してないはずなのに。こまめに連絡も…空き巣に刺されたって…なんで、なんで!
もう、嫌だ…でも…でも、助けたい…
暫く白紙
月 日
…今は、いつだろう。何回目だっけ。
また死んだ、もう一回……今の自分を見たら、探索者は絶対嫌いになる。…何回も殺してる、殺人者。ごめん、ごめん…でも、次こそ、助けるから
月 日
次こそ
月 日
苦しそうだったから殺した、
月 日
つぎ
暫く白紙
月 日
二人とも助かろうなんて、無理だった。最初から。同じ――対価が必要な――か――(この先は文字が酷く掠れていて読めない)
SANc1d2/1d3+1
日記を読み終えるか、一通りの探索後に扉の外から足音
今夜少し散歩に行かないかと、探索者を誘う
嫌がる探索者には大丈夫大丈夫、少しだけだから、な?と笑う
【KP情報
日記については聞かれたら素直に答える。NPCはこのまま犠牲になろうとしているため、隠す必要性がない
ただし、肌身離さず持っている懐中時計の事だけは絶対答えない(探索者に同じことをしてほしくないため)】
NPC止める場合→説得、言いくるめ自動失敗。この方法しかないと強く思っている為
ぶらぶらと夜の道を歩いていると目の前には1人の人間。互いにゆっくりと近づいて行く。その人物はフードを被っておりよくは見えない。探索者達がその人物とすれ違う瞬間、はっとした様子でいきなりNPCに強い力で引っ張られる。思わず尻もちをついてしまった探索者がNPCの方へと目を向けると、膝をつき真っ赤な腹部を押さえてる姿。額からは脂汗が滲み顔色は紙よりも白い。傷は相当深のか血を多量に流していて応急手当をしようとも救急車を呼ぼうとも間に合いそうにはない
直後、ふらりとNPCの体が傾き横たわるようにして倒れ、同時にかしゃんと音もする(音の正体は懐中時計)
*犯人は通り魔であり凶器は刃物(包丁。サバイバルナイフ。果物ナイフ)探索者が辺りを見るときには既に凶器を抜き走り去った後なので追いかけても無駄
懐中時計を使おうとするとNPCが血まみれの手で必死に縋り付いて止めてくる。そしてその懐中時計を壊してほしいとお願いをしてくる
(もしかしたら何回も繰り返す可能性を考え自分と同じ目に合わせたくはないため)
END分岐
どんな理由であれ自分が死ぬ→バッドEND:死合わせに抱かれ
(自殺等)
NPCがPCを止めたあと、AFを壊す
→NPCが死ぬ SANc:1d3/1d6 トゥルーEND:可逆の時計
NPCがPCを止めた後、AFを壊さないで懐中時計を
使う→ノーマルEND:不可逆の時計
使わない→ベストEND:胡蝶の夢
「探索者が死んだ」と思い永久的発狂。これから一生PCを自らが生み出した幻覚、または自分の都合の良い夢だと思い続けたまま「しあわせ」に生き続ける】
NPC的には幸せです。例え短い時間ながらも繰り返す事によって探索者に会えるから。ただ、探索者の死により今を自覚してしまうだけですので…
探索者は死ぬけれどそれには気が付かず、毎日を過ごしていると思ってる…ので
探索者は「死合わせ」であり「幸せ」
NPCは「幸せ」であり「死合わせ」
Cthulhu : (1D10+4) → 3[3]+4 → 7
Cthulhu : (1D100<=23) → 23 → 成功
Cthulhu : (1D100<=30) → 86 → 失敗
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