aoringo tools ≫ TRPGセッションログバンク ≫ Zetsier_SoLA ≫ 【CoC】幸せに抱かれる君に【くろほしさん】
USERZetsier_SoLA
DATE19/11/26
どどんとふ:全チャットログ削除が正常に終了しました。 どどんとふ:このサーバでは24.0時間以上ログインすると接続が切断されます。 ♪: ♪: 蝦夷森 菊璃:これくらい 東雲 加藍:かわいいんだよなぁ 東雲 加藍:ミッ 東雲 加籃:こういうことか 蝦夷森 菊璃: ♪: KP: KP: KP: KP: KP: KP: KP:―――*―――*―――*―――*――― : *--*--*--*--*--*--*--*--*--* : : あなたのうしろで : そばで : ずっと、 ―― : : *--*--*--*--*--*--*--*--*--* :―――*―――*―――*―――*――― : : : :================================ : CoC 『幸せに抱かれる君に』 :================================ : : : : :シークレットダイス :シークレットダイス : :あなたは今、眠りに就いている。 :そろそろ目覚めようと、ゆっくりと瞼を持ち上げようとしていた。 :聞き耳をどうぞ。 東雲 加籃:CCB<=80 聞き耳 : :何か、音がしたような気がする。 :だが、それが何かまでは、良くわからない。 : : : :とある休日の朝、あなたは気怠げに体を起こす。 :窓からは差し込んでくる柔らかな朝の日が部屋を包み、今日は晴れのようだ。 :何一つ変わらない、いつもの朝。 :しかし、どこか違和感を覚えるだろう。 :アイデアをどうぞ。 東雲 加籃:CCB<=85 アイデア :何故だろう、あなたは全く同じような朝を体験した気がする。 :柔らかな日の光、起きた時の調子、部屋の様子。 :デジャヴを感じるだろう。 東雲 加籃:「……? 東雲 加籃:前にも同じ様な日があったような気がして首を傾げます :首をかしげる。はてな。 :そしてふと、そういえば昨日は菊璃と会う約束をしていた事を思い出す。 :携帯や、もしくは部屋にある時計を見ると、どうやらもう約束の時間ギリギリ。 :食事をきちんと取る時間はなさそうだ。 :急いで用意して、家を出れば何とか間に合うだろう。 東雲 加籃:「……飯食ってたら遅刻するな。 アイツには食事くらい摂ってこいと怒られるだろうけど……。」 東雲 加籃:「ま、仕方ない、叱られる覚悟でさっさと出るか。」 東雲 加籃:朝食を摂らずにさっさと支度してダッシュします :ダッシュ!ばたばた…… あなたは待ち合わせ場所まで走っていく。 :街まで着くと、人混みから離れるように立っている彼女の姿が見えるだろう。 :そして、貴方の姿を見つけると 蝦夷森 菊璃:「……あ、」 :少し安堵したように声を零し、片手を控えめに振った。 東雲 加籃:「……はぁっ、んん゛ッ……きっつ……。 すまん、遅れたか。」 蝦夷森 菊璃:「……ううん、そんなことないけど……。……もしかして、寝坊、した?」 蝦夷森 菊璃:少し心配そう。 東雲 加籃:「……まぁ、そうだな。寝坊した。完全に寝すぎた。」 東雲 加籃:バツが悪そうに頭を掻きます 蝦夷森 菊璃:「最近、ちょっと忙しかったもんね。……、」何かを考えるように首を傾げて、 蝦夷森 菊璃:「…………ご飯、食べた?」間に合ってるからこそ疑問に思ったようだ 東雲 加籃:「……食ってない。遅刻しそうだったからな。」 蝦夷森 菊璃:「……」ちょっとむぅっとする 物凄く控えめに、身体にぺふした ぺふ 東雲 加籃:「……悪かった。遅刻したくなかったんだよ。」 東雲 加籃:やはりバツが悪そうに、頭を掻く 多分癖 蝦夷森 菊璃:「それは、分かるけど。……ご飯は大事、なんだよ」溜息ひとつ バツが悪そうな様子に、 蝦夷森 菊璃:「……先に、一緒にご飯にしよっか。どこか、お店入ろう?」 東雲 加籃:「ああ、そうだな。悪い。……どこにしたもんかな。」 東雲 加籃:キョロキョロと周りを見回します なんか店あるかな? 蝦夷森 菊璃:「この辺りなら、ファミレスとかでもーー」良いかけて、少し間を置く。確かに普通にファミレスとか見当たりはするが、 蝦夷森 菊璃:「……あの、あのね。ちょっと古そうだけど、美味しい料理出してくれる小さいお店、知ってるの」 蝦夷森 菊璃:「そこに、行かない?」 東雲 加籃:「ん、ああ。菊璃が行きたいなら、俺はその店でいいぞ。」 蝦夷森 菊璃:「……うんっ。じゃあ、行こ?」ちら、と貴方の手を見る。 蝦夷森 菊璃:軽く浮いた手はすぐに引っ込めて、あっちだよ、と少し細い路地の方を指差して歩き出すだろう。 東雲 加籃:「……?ああ、行くか。」彼女の様子をおかしく思いつつも、はてなまーくを浮かべて着いていきます :少し入り組んだ細い道。住宅地が多いようだ。 :歩いていけば、確かに見た目は古いが定食屋が視界に入る。 :――中に入れば、壮年の女性の「いらっしゃい!」という声が迎えてくれるだろう。 東雲 加籃:「……凄い穴場だな。誰かから聞いたのか?」 蝦夷森 菊璃:「……うん、えっと。…………燈光君の、お友達にね。聞いた」自然と小さい声になった。適当な席に腰を下ろす。 東雲 加籃:「……アイツの友人か。成程な。」軽く納得し、こちらも席へと座ります 蝦夷森 菊璃:「良く迷って、 蝦夷森 菊璃:あんまり来られなかったって言ってたけど」小さく笑ってメニューを開いた :メニューは共有メモでダイスを振っても良いですが、 :大概何でも出ます。 東雲 加籃:なんでも :割と何でも 東雲 加籃:「アイツ方向音痴極めてたからな……。 さて、何にするかな。」メニューを開いて、見てみよう。 東雲 加籃:ダイスできめまーす :どうぞ! :【1d6】でOK 東雲 加籃:1d6 定食決定 :ご飯と味噌汁。 東雲 加籃:質素か 蝦夷森 菊璃:「……加籃さん、それだけで 蝦夷森 菊璃:良いの?」 東雲 加籃:「……ぶっちゃけ、めっちゃ走ったからそんな食える気しないんだよな。」因果応報である。 蝦夷森 菊璃:「……そっか。そんなに走らなくても、良かったのに」言いながら、菊璃も同じものにする。 東雲 加籃:「待たせる訳にはいかんだろ。折角の休みに、遊びに出てるんだからな。」 :注文をしてしばらくすれば、温かいごはんとお味噌汁、それに漬物が添えられて運ばれる。 東雲 加籃:「……菊璃もそれだけでいいのか?」 蝦夷森 菊璃:「……嬉しいけど。……うん、私は、あんまり食べないし」最初の言葉は呟くように。 東雲 加籃:「そんな食わないのは知ってるけどさ。……ま、食うか。いただきます。」ちゃんと手を合わせる。感謝の気持は大事なのだ。 蝦夷森 菊璃:「いただきます」同じくきちんと合わせる。挨拶大事。 :ご飯はほっかほかで良い米を使っている事がわかる。お味噌汁も丁度良い塩気で、出汁と味噌のバランスが丁度良い。 :お漬物も良く使っていて、きらきらの白米とよく合うことだろう。 東雲 加籃:「……旨っ。結果的にめっちゃ良い朝ご飯だな、これ。」みそしるおいしい 蝦夷森 菊璃:「……うん、うん。ふふっ。……美味しい……こんな風に美味しくお味噌汁、作れるようになりたいな」 東雲 加籃:「昔と比べたら、菊璃だって上手くなってるんだ。このくらいのも、すぐ作れるようになるだろ。」ズズー みそしるうまい 蝦夷森 菊璃:「そっかな。……うん、……がんばる」ゆっくりお味噌汁飲んで、ご飯を食べたり。 東雲 加籃:「ああ、頑張ってくれ。仕事中の昼飯事情は菊璃に掛かってるからな。」投げっぱなしである ダメ男か つけものポリポリ 蝦夷森 菊璃:「もー……。……最初の頃、本当、びっくりしたんだよ」気付いたときの惨状を思い出した 東雲 加籃:「……世の男の一人暮らしなんてあんなもんだって。前も言ったろ。」軽く目を逸らす。言い訳が酷い。 蝦夷森 菊璃:「そっかな、そうじゃない人だって、いると思うんだけどな。……でも、うん。ご飯は任せてね」誇れる所なので頼られるのは嬉しい 東雲 加籃:「ああ、任せる。 というか、任せなかったらヘコみそうだしな。」もくもくと漬物で白米を頂く。 気づけば食べ切った。 ごちそうさま、と手を合わせよう。 蝦夷森 菊璃:「……ぁぅ」言い返せなかった。こちらも食べ終えて、ごちそうさまする 東雲 加籃:「……美味かった。今度来る時は、もっとちゃんとした定食頼むか。」 蝦夷森 菊璃:「うん。ちょっと、もったいなかったかも」 :美味しいごはんを堪能し、少し食休みをしてから会計に入るだろう。なおお値段はめっちゃリーズナブル。 蝦夷森 菊璃:「…………おやすい」強いと思った 東雲 加籃:「リピート確定。」強くうなずいた。完全同意。 蝦夷森 菊璃:「また、……また、来れたら、良いな」言いながら、お店を出る。 東雲 加籃:「次の休み、また来るとしよう。いつになるかは分からないけどな。」探偵は基本不定休だ。いつ休みになるかは、正直分からないだろう。 蝦夷森 菊璃:「…………」間が空いて、 蝦夷森 菊璃:「……また、来よ。お休みじゃなくても、……ひと仕事、終わった、ときでも」髪の隙間から、少しだけ細められた目が覗く 東雲 加籃:「……それもそうだな。たまには、そういうのもいいかもな。」少しだけ見えた瞳を見て、こちらも笑おうか。 蝦夷森 菊璃:「……うんっ」強く、強く、頷いた。 :さて、お店を出て通りへ戻ってくる。通りには色々な店が並んでいるし、ビルもある。 :ショッピングには丁度良い街並みだろう。 東雲 加籃:「……菊璃、折角ここまで出てきたんだ。服でも買っていくか?」 蝦夷森 菊璃:「服?……ん、ん。……そうだね。たくさん、お店あるし」 蝦夷森 菊璃:「加籃さんのも、……選び、たいな」 東雲 加籃:「俺の?……俺のはほら、これがあるから別に。」ワイシャツをピンと引っ張ってみせる。お前仕事着で来たんかアホなのか。 蝦夷森 菊璃:「…………いつも、似たようなの、ばっかりじゃない」思わず小さく笑った 東雲 加籃:「……仕事してると、普段着と仕事着はあんまり区別なくなるんだよ。」そんなことはないぞ。 蝦夷森 菊璃:「はいはい。……似合うけど、他の服も……着てるとこ、見たいなぁ」 東雲 加籃:「……はぁ、分かったよ。菊璃から見て良さそうなのがあれば、それ買うか。」 蝦夷森 菊璃:「!……ふふ、じゃあ、きまり」嬉しそうだ 東雲 加籃:「はいはい。じゃ、適当なとこ入るか。」 とはいえファッションな店など全く分からない男だ。やはりキョロキョロと周りを見回す。 蝦夷森 菊璃:「えっと……」きょろり こちらも見渡す。言うて詳しくはなかった。 :少し離れた所に男性服も女性服も置いていそうなお店を見つけられるだろう。なんか良さげ 東雲 加籃:「……あの店にしとくか。男女両方あるみたいだしな。」軽く店の方を指差し、そちらに"手を引いて!!!"歩いていきます いきます!!! 蝦夷森 菊璃:「あ、うん。良さそうーー」引かれる手に、瞬いて一拍後 蝦夷森 菊璃:「……………」引かれているゆえに半歩程後ろでついていきつつ、軽く握り返して仄かに頬を染めた 東雲 加籃:「ん、着いたな。——あ。」無意識に手を繋いでいたことに気付き、ぱっと手を離す。顔真っ赤。 蝦夷森 菊璃:「…………」離れちゃった。また手がうろ、うろして下ろす。 蝦夷森 菊璃:なんか気まずい。気まずいのでお洋服探そうときょろきょろし始める。恥ずかしい! 東雲 加籃:「………ん゛ん。」こちらも気まずい。とりあえず服を見ている振りをしよう。(靴下コーナー) 蝦夷森 菊璃:ちょっと深呼吸何度かして落ち着く。当然男性コーナーのお洋服をしっかり見る。できる子なので。 蝦夷森 菊璃:「んー……どんな服が、いっかな……」てててて…… 東雲 加籃:「……なんで靴下コーナーをこんな真面目に眺めてるんだ俺は。アホなのか。」正気に戻ったらしい。 蝦夷森 菊璃:「?」自分のことで精一杯だった子 東雲 加籃:「……菊璃に似合いそうな服、見てみるか。」こちらは女性服コーナーに。 東雲 加籃:目星で良さげな服を見つけられるか判定したいです :良いですよ! 蝦夷森 菊璃:「!」少し遠くに離れた。ちょっと慌てた様子で、貴方の方へ駆け寄る 東雲 加籃:CCB<=(80) 目星 :そうですね、では清楚な感じの、白いワンピースを見つけられる。 :彼女にきっと似合うだろう。 東雲 加籃:「ん、これとかよさそうな…‥なんだどうした急に駆け寄ってきて。」良さげな服を見つけたところで、駆け寄る彼女に気付いた。 蝦夷森 菊璃:「あっ。……ううん、えっと。ほら、加籃さんの洋服探すにしてもサイズとか、あるから」ちょっと慌てたように、しどろもどろ。 東雲 加籃:「……?お前俺の服のサイズくらい知ってるだろ。 それよりほら、これなんかいいんじゃないか?」見つけたワンピースをハンガーラックから外して見せてみよう。 蝦夷森 菊璃:「!……あ、えっと。……――あ、可愛い、ね」知ってはいるけど。とあれ見せられたワンピースに口元が緩む 蝦夷森 菊璃:気にいった様子だ! 東雲 加籃:「ん、じゃあこれにするか。」気に入った様子を見れば、買い物かごにそれを入れよう。 東雲 加籃:ついでに白の鍔広帽とかもあったら入れよう。(強い意志) :強い意志を感じた。近くにあるだろう。店主の趣味かもしれない。 東雲 加籃:この店の店主はとても趣味が良い。それも買い物かごに入れます。 蝦夷森 菊璃:「じゃあ、次は加籃さん、ね?」買い物かごを見る。帽子が追加されたけど良いのだろうかと思いつつ、男性コーナーを指差す 東雲 加籃:「はいはい。……服とか分からないから、菊璃に任せるよ。」やはり丸投げだった。駄目駄目男か。 蝦夷森 菊璃:「うん。……似合いそうなの、似合いそうなの……」言いながら男性コーナーへ。付かず離れずの距離を保ちつつ。 蝦夷森 菊璃:CCB<=65 目星 蝦夷森 菊璃:? 東雲 加籃:? 蝦夷森 菊璃:「んん」服をあれこれ真剣に見る。なんか今日は冴えてる気がする。男性服あんまり選ばないけど 蝦夷森 菊璃:「……例えば、こんなのとか」仕事で着るようなシャツよりもフランクな感じのVネックシャツ。それと、スラックスだ。 蝦夷森 菊璃:シャツはグレーっぽい、スラックスは黒に近い焦げ茶っぽいやつかな。 東雲 加籃:「……結構シンプルなので来たな。シンプルな方が好きだけど。」どうやら気に入った様子だ。もっと感情表に出して。 蝦夷森 菊璃:「あんまり、ごちゃごちゃしてるの。好きじゃないと思って」 東雲 加籃:「よく分かるな、探偵の才能あるぞ。」軽く笑って探偵ジョーク。 こっちはジョークの才能がなかった。 蝦夷森 菊璃:「ふふっ。本業さんに褒められちゃった」嬉しげではあった 蝦夷森 菊璃:「じゃあ、あと……。あ。ストラップ買いたいな、スマホにつけるやつ」雑貨もありそうなお店だ。 東雲 加籃:「菊璃もその内、助手じゃなくて本業が出来たらいいかもな。」 東雲 加籃:「ああ、ストラップか。……どんなのがあるんだ?」まじまじとそのコーナーを見てみよう。 蝦夷森 菊璃:「……私は、加籃さんを助けたい、だけだし」「えっと」 :きょろり。シンプルなビーズでできたストラップが少し置いてある。色とりどりだ。 蝦夷森 菊璃:「……、」白が基調のものと、赤のような色が基調のものを選ぶ。 蝦夷森 菊璃:「……色違いで、おそろい、……したいな、って……」語尾が小さくなった 東雲 加籃:「あー……ん、いいんじゃないか。うん。」おそろい。なんか恥ずかしいが、別に断る理由もなかった。 蝦夷森 菊璃:「!……えへへ。白は、加籃さんね」嬉しそうだ。 :こんな感じでお会計かな? 東雲 加籃:かな! 蝦夷森 菊璃:ちゃんと自分で買うものはお支払いする。クリったのでお値段もリーズナブルである。 東雲 加籃:クリティカルってすごい 東雲 加籃:こちらも自分で買う分は自分で。 :チャリーン 蝦夷森 菊璃:「じゃあ、えっと。このストラップはプレゼント、ね」白いストラップを渡した 東雲 加籃:「ん、ありがとうな。……裸族スマホにストラップだけ付いてる。」ストラップを付けてみて一言。なんだその感想。 蝦夷森 菊璃:「なぁに、それ」こちらもストラップをつける。赤というかカランコエ色。 東雲 加籃:「こういうの付けること全然なかったからな。……今度、これに合いそうなスマホケースも買っとくか。」やはり裸族では見栄えが悪い。折角のプレゼントなのだし、少しは綺麗に見せたいものなのだ。 蝦夷森 菊璃:「……。……じゃあ、またお休み取れたら、スマホケース買いに行こっか」 東雲 加籃:「いや、スマホケースくらいはいつでも…… いや、そうだな。一緒に行くか。」 蝦夷森 菊璃:「……うんっ」また、強く頷いた。 :さて、 :そんなことを話しながら、適当にまた街を歩いたりして、ゆっくりと過ごしていく。 :そろそろ日も暮れてきて、夜の帳がおりる頃。 蝦夷森 菊璃:「…………、」 :あなたの横にいる菊璃は、どことなく浮かない表情をして、辺りをきょろきょろとせわしなく見渡している。 東雲 加籃:「……?どうした、菊璃?」 蝦夷森 菊璃:「……え、ぁっ。ううん、……なんでも、ない」 きょろり。 東雲 加籃:「なんでも無いってことはないだろう。……どうした?気になることでもあるのか?」 蝦夷森 菊璃:「えと、……ううん、本当に。本当に何でも無いの。夜でも人は多いよなあって」 東雲 加籃:「そりゃあ、繁華街なら夜でも人は多いだろう。……どうしたっていうんだ、本当に。」心配そうだ。顔を覗き込む。 蝦夷森 菊璃:「あっ、」覗き込まれて、目を逸らす。――横断歩道の前、赤信号が青に変わって、 蝦夷森 菊璃:「……何でもないのっ。ほら、立ち止まってると邪魔になるし、行こう?」 東雲 加籃:「……???」 東雲 加籃:目星していいです?(そういうシナリオなのかわからないけど) :ん、そうですね。目星しても何もないですが、 :心理学なら良いですよ(心理学はKPがシークレットで振ります) 東雲 加籃:ああ、そうか 東雲 加籃:では心理学で 何を隠しているのかを :シークレットダイス :やたら周囲を警戒するように見ている。 :あなたは切羽詰まったような印象を受けるだろう。 :けれど、同時に。今告げる気は無いことも、伺える。 東雲 加籃:ふむ 東雲 加籃:「……まぁ、言う気がないってことは、今言う必要もないってところか。」小さく呟きます 蝦夷森 菊璃:青の信号機が変わる前に、とちらとあなたを気にしながらも歩いていく。 東雲 加籃:こちらもさっさと歩いていきます :横断歩道を、歩く。 と、 : :あなたの体は、強い衝撃とともに宙に投げ出された。 :鈍い痛みと共に、地面に叩きつけられる衝撃。 :視界が、ぼやけていく。 :体はぴくりとも動かずに、周りの喧騒も水の中にいるようで、上手く聞くことができない。 :段々と重く、閉じてしまいそうな瞼。 :それでも、どうにかあらがって、貴方は薄く目を開く。 : :菊璃はどうやら無事なようで、怪我などはしていない。 :自分に何が起きたかは良く分からないものの、それでも無事な姿にほっとした。 :しかし、安心したのもつかの間。 蝦夷森 菊璃:「………………」 :彼女が、あなたに無感情な表情を向けている。 :心理学が可能です。行いますか? 東雲 加籃:えっ おこないます :シークレットダイス :無感情、に見えるその表情は、否、しかし。 :まるで全てに絶望したようだと、あなたは感じるだろう。 :これを最後に、あなたの意識は闇へと堕ちていった。 蝦夷森 菊璃: : :シークレットダイス :シークレットダイス : :聞き耳をどうぞ。 東雲 加籃:CCB<=(80) 聞き耳 :意識が闇に落ちる直前、しゃらり、と。 :鎖のような音があなたの耳に入った。 : : KP: : : :とある休日の朝、あなたは気怠げに体を起こす。 :窓からは差し込んでくる柔らかな朝の日が部屋を包み、今日は晴れのようだ。 :何一つ変わらない、いつもの朝。 :しかし、何処か違和感を覚える気がする。 : :そうあなたが不思議に思った瞬間、突然激しい頭痛と共に、 :昨日の出来事がフラッシュバックのように頭の中を巡った。 : :宙に投げられる体。 :鈍い痛み、遠くなっていく音。 :堕ちていく、意識。 :暗闇。 : :それは、自分の死を意味していて。 :気のせいとも思えないほど。 :ましてや冗談にも、ただの思い過ごしとも考えられない程に余りにリアルで、真実であると、あなたは思い至るだろう。 : :SANC 1d2/1d3+1をどうぞ。 東雲 加籃:CCB<=55 SANチェック 東雲 加籃:1d2 :東雲 加籃のSAN値が2減少しました。 (SAN:55->53) 東雲 加籃:「……俺、死んだんじゃなかったか……?」 :あなたの背を、汗を伝ったことだろう。 : : :ふと、あなたの携帯が鳴る。 :手に取って見てみると、菊璃からLINEが来ている事が分かる。 :見てみますか? 東雲 加籃:みてみます 蝦夷森 菊璃:『えっと。今日は、その。私の家で、ゆっくり過ごしませんか』 :まったりもーどのネコチャンスタンプもついてきた。 東雲 加籃:「……。」 東雲 加籃:了解 的なスタンプだけつけてスマホをポケットへ入れます :裸族で何も付けられていないスマホはないないされた。 東雲 加籃:「……ストラップ、どこかに落としたのか?」 東雲 加籃:それとなく周辺を眺めてみます :きょろ。それらしいストラップは見当たりませんね。 :ついでに言えば昨日買い物したであろう服の入った紙袋なんかもない。服もない。 東雲 加籃:「……。」 東雲 加籃:明らかに何かがおかしいことに気が付きます 東雲 加籃:流石に。 :そうですね、先程スマホを開きましたし。 :彼女と出かけたのは、9日です。 :11月9日。あなたは気付いて良い。スマホ画面に映っていた今日の日付も :11月9日であることを。 東雲 加籃:「……昨日が9日じゃなかったか?」スマホをもう一度開いて確認してみます。 :ぱかり。今日は11月9日で間違いないみたいですね。 東雲 加籃:「……。」 東雲 加籃:『菊璃、俺達昨日何してた?』とLINEを送ってみます。 蝦夷森 菊璃:『昨日?普通に、お仕事して過ごしてなかった?』 東雲 加籃:『……そうか、そうだよな。すまん、変なこと言った。』 東雲 加籃:ごめんねのスタンプつきで 蝦夷森 菊璃:首振るモーションのねこスタンプだ 東雲 加籃:「……リアルな夢でも見てたのか?」首を傾げながら、出かけようと思います。 :はい。では、菊璃への家へ。 東雲 加籃:はーい :あなたは菊璃の家へ遊びに行くことにする。 蝦夷森 菊璃:「いらっしゃい」 :そう言って、貴方を招き入れるだろう。アパートっぽい。 東雲 加籃:「ん、おはよう。」慣れたもので、普通に入っていく。幼馴染だしね。 :中に入ると、部屋は散らかっている様子はなく、きちんと綺麗に片付いている。 :目につくものは、ふかふかのベッド、整った机、ゴミ箱、クローゼット。 :あなたを部屋に通し、菊璃は 蝦夷森 菊璃:「あ、お茶を取りに行ってくるね。 蝦夷森 菊璃:……あと、えっと。部屋から出ちゃ、だめ、だよ」 :そう言い残してすぐに席を外した。 蝦夷森 菊璃: :部屋にあるものに目星をする事ができます。 東雲 加籃:では目星します 東雲 加籃:CCB<=(80) 目星 :素晴らしいんだよな。 :そうですね、探偵の勘というべきか、あなたは本棚のスペースがある机に視線が向かった。 :そこに辞書と混じって、日記を見つることができる。 東雲 加籃:日記。 :まだ彼女が戻る様子はない。 :どうしますか? 東雲 加籃:んーーーーー 東雲 加籃:日記見ながら、もし部屋に戻ってきてる場合 東雲 加籃:探知に聞き耳とか必要になりますかね :いえ、必要ないです。 東雲 加籃:ふむ 東雲 加籃:了解 東雲 加籃:見ます :はい。あなたは日記を手にとって、開く。 : : :日記をぺらぺらと捲ると、その日の楽しかったこと、嬉しかったこと、そうですね。貴方についてのことも、ちょっと書いてあったりする。 :途中まではそのような、何の変哲もない日記だが、半ばあたりから少し乱雑な文面になっている。 : :ここから少し長くなります。 : : :11月9日 :加籃さんが、死んだ。 :突然 だった。 :一緒に出かけた、帰りの電車のホーム。 :少し、少しだけ目を離しただけなのに。 :気がついたら加籃さんは隣に、いな、かった。 :……どう して。 : :11月10日 :加籃さんのいない事務所から、帰ってくる。 : :私の家。 :……どうしてもぼんやりとしちゃうから、 :寝ようとしたら、その前に不思議な男の人が部屋に入ってきた。 : :思わず、声をあげそうになったけど、あげられなくて。 :空き巣?でも、鍵は締めたはずなのに。 : :怖くてその人を見ていたら、楽しげに笑いながら懐中時計を見せてきた。 : :「その時計は少しばかり不思議な力がある。 :君がそれを握って強く望めば、時を巻き戻せる。 :もしかしたら、君の大切な加籃君を助けられるかもしれないよ」 : :どうして、あの人のことを、知っているの。 :……第一、……そんな、そんな事あるわけない。 : :11月8日 :あんな怪しい人の言うことなんて、嘘。 :嘘に決まってる。 : :そう思ってたけど――…… :こんなことって、あるんだね……! :ううん、 :これが、これこそが、奇跡って言うんだ。 : :本当に戻っていた。 :時間が、加籃さんが死んでしまう、その前の日に。 :嘘じゃ、なかった。 : :生きてた! :目の前に現れた! :会えないと思ってた、もう、二度と。 :……あんまりにも嬉しくて、だから、ちょっと泣いちゃったんだ。 :明日は加籃さんと出かけるから、電車を使わないようにしないと。 :…………、良かった。 :良かったぁ……! : :11月9日 :こん、な…… : : うそ、だ よ : :なんで。電車、使ってないのに。 :毒?……事件? : :11月9日 :今日は外に出なかった。 :こまめに連絡も、取って。 : :なんで。 :……なんで、ど、うして…… : :……空き巣に、刺されたって、…… : :嫌……いやっ……でも、でも、……助けたい……。 : : :暫く白紙だ。 : : : 月 日 :……今は、いつだっけ :何回目だったっけ。 :また、死んだ。 :もう一回、……もう、一回……。 :今の私を見たら、きっと、加籃さんに嫌われる。 :……何回も、何回も何回も何回も何回も何回も : :何回も、加籃さんを殺している、殺人者で。 : :ごめん、ごめんなさい……でも、でも次こそ。 : :……次こそ、助ける、から : : 月 日 : :次こそ : : : 月 日 : :すごく、くるしそうだったから、 : :殺した、 : : : 月 日 : :つ ぎ : : :また、暫く白紙が続く。 : : : : 月 日 :二人とも助かろうなんて、無理だったんだ。 :最初から。 :そう、最初から。 : :同じ――対価が必要な――で―― : :この先は、文字が酷く掠れていて、読むことができない。 : : :では。 :この何度も同じ日を繰り返し、そうしてその中で何度も死んでいる自分をそこに見たあなたは、1d2/1d3+1のSANCです。 東雲 加籃:CCB<=53 SANチェック 東雲 加籃:1d2 :東雲 加籃のSAN値が1減少しました。 (SAN:53->52) :日記を読み終えると扉の外から足音が聞こえる。 :日記をしまっても良いし、そのままにしても良い。 東雲 加籃:同じ位置に日記をしまいます :日記は元の場所にないないされた。 蝦夷森 菊璃:「おまたせ。ごめんね、麦茶しかなかった」ぱたぱた 戻ってきた。 東雲 加籃:「——いや、麦茶で大丈夫だ。」平静を装います。 蝦夷森 菊璃:「良かった。あ、何かお菓子くらいは、持ってこよっか」 蝦夷森 菊璃:部屋の中の小さい丸テーブルに麦茶を入れたコップをふたつ、置いた。 東雲 加籃:「ん、いや、大丈夫だ。……菊璃が食いたいだけなんじゃないのか?」いつも通りを装って、ちょっとからかいます。 蝦夷森 菊璃:「んぇ、違うよう、……」何か、いつもと違うような。何か隠してるのだろうか。心理学を試したい 東雲 加籃:はい 東雲 加籃:シークレットダイス 東雲 加籃:はい :はい。 東雲 加籃:何かを隠している そうですね 東雲 加籃:んー 東雲 加籃:何か見てはいけないものを見てしまった、と 東雲 加籃:それを隠しているように見えますね 蝦夷森 菊璃:「…………、」 蝦夷森 菊璃:「……何か、見た?」短く問うた。ーー視線がちらりと日記のあった机へ向かう。 東雲 加籃:「……何か、とは?」出来るだけ、日記のあった方には目線を向かわせずに。 蝦夷森 菊璃:「……ふふっ。女の子の日記、勝手に見るとか、いーけないんだー」何となく、だけれど。ちょっと笑って、顔を覗き込んだ 東雲 加籃:「……ッ。」 ——バレている。流石に、長く助手を務めてくれているだけはある。鋭いな。 蝦夷森 菊璃:「……何も言わないんだ?」顔を、寄せて目を覗き込む。 東雲 加籃:「——思い当たる点があるからな。それがなれけば、あの日記はただの創作物だと思ったよ。」 蝦夷森 菊璃:「創作物かぁ、そっか。……思い当たること、って?」顔を離して、首を傾げた。 東雲 加籃:「……俺は、11月9日。蝦夷森 菊璃と出かけて、奥まった場所にある定食屋で遅めの朝食を摂った。 蝦夷森 菊璃:ほぁ、と口が僅かに開いた。 蝦夷森 菊璃:「…………覚えてたんだ。今まで、そんなこと、なかったのに」 東雲 加籃:「ああ、覚えてるよ。鮮明に。 蝦夷森 菊璃:「…………そっか。私、ひどい顔、してなかったかな……」頬を掻いて、困ったような笑い声を小さく零した。 東雲 加籃:「……十数年間幼馴染やってて、一度も見たこと無いような顔してたよ。」 蝦夷森 菊璃:「恥ずかしいな……」麦茶に口を付けた。 東雲 加籃:「……なぁ、菊璃。」ぽそりと、口を開く。 蝦夷森 菊璃:「…………。やめないよ」はっきりと、答えた。 蝦夷森 菊璃:「絶対に、やめない。私は、そう決めた。ごめんね」 東雲 加籃:「……そうか。」 東雲 加籃:「……最後の1ページ、なんて書いてあったんだ?」 蝦夷森 菊璃:「…………それ、聞いちゃうんだ」 蝦夷森 菊璃:「……分かってて、聞いてたり?」 東雲 加籃:「俺は、探偵だからな。」 東雲 加籃:「分かってても、相手から直接の確信を得るまでは、信用しないんだよ。」 蝦夷森 菊璃:「そっか。……なーいしょ、って言ったら、確信しなくて済むのかな」そんなことは、無いと思ってはいるが。 東雲 加籃:「その時点で内緒にする時点で、白状してるのとそんなに変わらんだろうよ。」 蝦夷森 菊璃:「だよねえ。……命を救うのに、何も対価なしじゃ、だめだよなあって。そう思ってる、だけだよ」 東雲 加籃:「そうか。……それで俺が助かる保証なんて、どこにもないんじゃないか?」何を対価にする気かは聞かず。——それは、聞かずとも何となく分かる。それは赦せ得ない。 蝦夷森 菊璃:「やっていない事だったから。試す価値は、ある」硬い声は、揺らぎない決意だ。 東雲 加籃:「……なぁ、菊璃。いくつか聞きたいことがある。」 蝦夷森 菊璃:「……うん。答えられること、なら」 東雲 加籃:「——俺が死んだ、各々の事件。犯人は捕まっているのか? そこまで確認したか?」 蝦夷森 菊璃:「…………ううん。そんな、余裕、……なかったから……」 東雲 加籃:「そうか。……俺が死んだ中で、お前が俺を手に掛けたことは、あるか?」 蝦夷森 菊璃:「…………」言葉が詰まった。胸を押さえて、俯く。 東雲 加籃:「……悪い、嫌なことを聞いたな。」 蝦夷森 菊璃:うつむいたまま、ふるふると首を横に振った。肩が僅かに震えた。 東雲 加籃:「——その3、俺が自ら、命を絶ったことはあるか?」 蝦夷森 菊璃:「……それ、は。なかった、と、思う……」――記憶は少し朧気のようだ。 東雲 加籃:「……そうか。」それだけ聞くと、少し考えるように俯く。 蝦夷森 菊璃:顔を上げて、俯く貴方を見つめた。 東雲 加籃:「……なぁ、菊璃。11月10日の日記に出てたあの男は、それ以降姿を表してはいないのか?」 蝦夷森 菊璃:「……うん」 東雲 加籃:「——。」 東雲 加籃:「そうだな、うん。」 東雲 加籃:「菊璃。よく聞け。」 蝦夷森 菊璃:「……なぁに?」首を傾げた 東雲 加籃:「俺は、恐らくまた死ぬんだろう。」 東雲 加籃:「そこで、会えるのならば、その男と会ってきてくれ。」 東雲 加籃:「……それとも、その時計って奴は勝手に時間を戻してしまうのか?」 蝦夷森 菊璃:「…………」ぱさ、と何度か睫毛が前髪を掠める音がする。両手を胸に当てて、ぎゅっと握って 蝦夷森 菊璃:「い、しき、しないと、だけど。……でも、……」また、俯いた。声が少し震える。 蝦夷森 菊璃:「ーーーーまた、加籃さんが、……しんじゃう、とこ、ろ。見るのは……いや……」 :彼女は何度も、何度も、数え切れないほどの回数、貴方が死んでいくのを見てきた。 東雲 加籃:「……。」——ああ、そうだろう。それを見たくないから、ずっと何度も、"戻って"いるんだから。 蝦夷森 菊璃:「……いや……」か細い声は震えて、身体も小さく震える。 :貴方は察して良い。これ以上、その光景を見たら。彼女はきっと耐えられないと。 東雲 加籃:——耐えられない、か。 男は察したようだ。 東雲 加籃:「……すまん。聞かなかったことにしてくれ。」 蝦夷森 菊璃:「……ぅ、ううん、…………ごめ、なさ……」 東雲 加籃:「……。」——どう言葉をかけたらいいかわからない。 東雲 加籃:ただ、そうだ。 東雲 加籃:——小さい頃からそうしていたように、泣いていた彼女を慰める時にやっていたように。 東雲 加籃:手を、握ろう。 蝦夷森 菊璃:「……!」握られた手は一度小さく跳ねる。 蝦夷森 菊璃:それは、こういう時酷く安心して、安堵して、……自分を落ち着かせてくれる手だ。 蝦夷森 菊璃:何度もそうやって、助けてくれた。この暖かさが。 蝦夷森 菊璃:何分かその暖かさを大事に思った後、顔を上げる。 蝦夷森 菊璃:「………………、ありがと」少しだけ泣いていたのだろう、頬が濡れていて。それでも、精一杯、笑った。 東雲 加籃:「……昔からよくやってたろ。気にするな。」 蝦夷森 菊璃:「うん……」 :彼女が落ち着けば、また2人で話したりやっぱりお菓子を食べたりして、ゆっくりと時間が進む。 :――窓から入る夕日の光も亡くなった頃、軽く菊璃は伸びをする。ずっと座りっぱなしだったのでちょっとほぐしたい気分だ。 蝦夷森 菊璃:「……ね、夜風に当たりに、行かない?」夜のお散歩のお誘いだ 東雲 加籃:「ああ、そうだな。行くか。」快諾。いきましょう。 :夜の散歩に誘われ、ぶらぶらと歩く。 :他愛も無い話を静かにしながら、暫く。 :ふと、目の前に深くフードを被って歩いている一人の人間が視界に入る。 :歩いて、互いにゆっくりと近付いていく。 蝦夷森 菊璃:「……!!」 東雲 加籃:前に立つよ :彼とすれ違う瞬間。 :あなたはいきなり強い力で、菊璃に引っ張られ、道に尻もちをついてしまった。 :そして、思わず菊璃に視線を向けると、 蝦夷森 菊璃:「……ッ、っ、ぅぁ……!」 :膝をつき、 :真っ赤な腹部を、抑えている、彼女の姿。 : :額からは脂汗がにじみ、顔色は紙よりも白い。 :傷は相当深いのだろう、血を大量に流し、地面は鮮血に染まっていく。 :応急手当をするにしても、救急車を呼ぶにしても、とても間に合いそうにはない。 蝦夷森 菊璃:「…………っ」 :直後、ふらりとその体が傾き横たわるようにして倒れ、同時にかしゃん、という音が鳴った。 :視線を向ければ、懐中時計が落ちている。 : :刺した人物は既に素早く凶器を抜き取り、走り去ってしまっている。 :その場には、刺すのに使ったのだろう、赤く血に染まるサバイバルナイフが落ちていた。 東雲 加籃:「ッ、おい!菊璃!!」 蝦夷森 菊璃:「ぁ、……は、…………ぶ、じ……?」貴方の無事を確認する。 東雲 加籃:「……なん、何やってんだよ、お前……!!」 蝦夷森 菊璃:「……っ……だって、……、えへへ…………から、んさ……さ、されちゃう、もん……」 東雲 加籃:「ばか、お前、だからって……!!」横たわる菊璃ちゃんの横にしゃがみ込みます。 蝦夷森 菊璃:「……ッ……、」力なく、笑う。 :さて。 :彼女の傷は深く、血が流れ続けている。 :時間は、もう余りないと分かるだろう。 :何を、しますか? 東雲 加籃:「ッ……!」冷静に、冷静になれ。 助けるには、どうしたらいい? 東雲 加籃:応急手当は無意味そうなんですよね :無意味です。 東雲 加籃:断言じゃん…… 東雲 加籃:応急手当は、間に合わない。 犯人を追ったところで、意味はない。 どうすれば。 東雲 加籃:はたと、懐中時計が視界に入る。 東雲 加籃:これがあれば——菊璃を、救えるのか? 東雲 加籃:懐中時計を手に取ります。 :はい。懐中時計は手に取れる。と、 蝦夷森 菊璃:「ーーぁっ……や、め。……それは、だめっ、だ、……めぇつ……!」 :血まみれの手で必死に縋り付いて首を横に振った。 蝦夷森 菊璃:「お願い……もう、もう……その時計は、壊して……こわ、して……!」 :その様子は、とても、必死だ。 東雲 加籃:「……出来ない。菊璃、俺は、お前が死んでしまうことを許容できない。」 東雲 加籃:「出来るわけが、ないだろ……!!」 蝦夷森 菊璃:「っ……から、……でもっ……つか、わないで、……おねがいっ……ッ」首を振る。力がほとんど入らない身体で、必死に縋り付く。 蝦夷森 菊璃:貴方が持つ懐中時計を取ろうと、手が伸びた。 東雲 加籃:「っ、俺達の、東雲探偵事務所は、俺達じゃなきゃ駄目なんだよ……!」 東雲 加籃:「俺はもう、誰も喪いたくないんだよ……ッ!!」 蝦夷森 菊璃:「……ッ……から、ん、さ……」涙と、悲痛な声に。時計を取ろうとはせず、ただ、貴方を抱きしめるように背に手を回す。 蝦夷森 菊璃:力は入らない。ほとんど貴方にもたれ掛かっている状態だろう。浅い呼吸は苦しげで。 蝦夷森 菊璃:「……そ、れで……も、だめ、だよ。……つか、……ちゃ、だめ…………ね……?」身体のぬくもりは失われていく。温い貴方と、対象的に冷えていく。 :懐中時計を、使いますか。使いませんか。 東雲 加籃:「、菊璃……ッ。」冷たくなった身体を抱きしめる。 東雲 加籃:懐中時計を使います。 :はい。 : KP: :血に濡れた懐中時計を、強く、強く握りしめる。 :そしてあなたは菊璃の事を強く思うだろう。 :死んでほしくない、ここで終わってほしくない、助けたい、彼女を。 : :その瞬間、激しい目眩を覚え、意識が遠のく。 :しかし、不思議と恐怖や不安は感じない。 : :……なぜなら、巻き戻ったその先に、 : : :君がいるから。 : : 蝦夷森 菊璃: :何一つ変わらない、いつもの朝。 :あなたは手にした懐中時計と共に、遊ぶ約束をしている菊璃の元へ向かうだろう。 :――あの日と同じように、彼女と日常を過ごす為に、生きている彼に、 : :逢うために。 : : : : : : KP:―――*―――*―――*―――*―――*―― : *--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*-- : : CoC 『幸せに抱かれる君に』 : ==不可逆の時計== : : *--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*-- :―――*―――*―――*―――*―――*―― : : : : : : : : 東雲 加籃:「辛すぎるから泣きます」 蝦夷森 菊璃:困った顔で笑うのです : : : : : : : : ♪: : :どんな理由であれ自分が死ぬ→バッドEND:死合わせに抱かれ(自殺等) :菊璃に抱きかかえられ、遠のく意識の中で彼女が叫んでいるのが分かる。 :しかし、あなたの唇はひゅうひゅうと今にも途切れそうなか細い息を紡ぐことしかできない。 :いつかのように安心させてあげられるような言葉は出ない。 :せめて、と鉛のように重たくなってしまった腕を持ち上げて撫でようとするものの、 :それはまるで自分の体じゃないかのように、動かない。 : :血が、 :生命が、流れていくのが分かる。 : :瞼が、ゆっくりと、下がっていく。 : : :どうしようもなく、眠くなる。 : : :抗いきれない、眠気。 : : 次第に、 : : かのじょの 絶叫すら も : : : :遠く : とおく …… : : : : :死合わせに抱かれ : : : : : :握り締めた懐中時計を、あなたは地面に思い切り叩きつけた。 :ばきり、と音を立てて、いともたやすく懐中時計は破壊された。 :そして、壊れたそれからは、淡い玉虫色のモヤのようなものが立ち上り、すぐに霧散していく。 : 蝦夷森 菊璃:「……、」 :それを見ていたのかは分からないが、菊璃は酷く安心したように微笑んで、ゆっくりと瞼を落とした。 :そして、それきり、 :ぴくりとも、動かなくなる。 : :どれほどの時間が、経っただろうか。 :そのまま呆然と佇む探索者の元へ、いつ呼んだのだろうか。 :警察や、救急車がけたたましい音と共に現れる。 :彼女は救急車へと乗せられ、あなたは事情聴取の為に警察署へと連れて行かれた。 : :それからほどなくして、あの時の犯人が捕まった、というニュースが流れた。 :それを知っているか、どうか、分からないが、 :あなたは、欠けた日常へと戻っていくだろう。 : : :可逆の時計 : : : : : ♪: :NPCがPCを止めた後、AFを壊さないで懐中時計を KP:♪01_oath_sign.mp3(true) :突如、握り締めていた懐中時計から出てきた、きらきらと淡く玉虫色の澄んだ粒子が菊璃を包む。 :その瞬間、あれだけ流れていた血がぴたりと止まり、傷口へと吸い込まれていく。 :それはまるで、時が巻き戻るように。 : :その現象に驚くあなただが、次第に強まる光に耐え切れなくなり、目を閉じてしまう。 :そして、次にふっと目を開けたあなたは、 : :一番に天井が視界に入った。 :体を起こし、辺りを見回せば、そこが自分の部屋であり朝日が差し込んでいる事に気がつくだろう。 :そして、斜め下をふっと見ると、そこには菊璃がベッドの淵にもたれかかるようにして眠っていた。 :→起こす : :あなたが彼女を起こそうと軽く揺らすと、程なくして、ゆっくりと目を開ける。 :⇒何が起こっていたのか 蝦夷森 菊璃:「目が覚めたら、私とあなたが昨夜道路で倒れていたの」 蝦夷森 菊璃:「だから、なんとか頑張って、ここまで運んできた」 蝦夷森 菊璃:「今日は、11月10日の、朝だよ」 : :そうして、一通り話し終えただろうか。 :ふと菊璃はあなたに向けて、にっこりと嬉しそうな笑顔を浮かべた。 :そして、ふと、菊璃が懐かしむように双眸を細め、 :先ほどとはまた違う、柔らかな笑みを向けて口を開いた。 : 蝦夷森 菊璃:「それにしてもとてもリアルだなぁ。まるで本物のあなたを見てるみたい……。 蝦夷森 菊璃:あ…ねぇ…いきなり、変な事言うかもしれないけど聞いてくれる? 蝦夷森 菊璃:今ね…とーっても、幸せ、だよ」 : :胡蝶の夢 :♪01_oath_sign.mp3(true) :もっかい流しとこ : 東雲 加籃:ふつうからん くろほし:めをとじるからん 東雲 加籃:めをとじるからん 東雲 加籃:わらうからん 東雲 加籃:てれるからん 東雲 加籃:ぜつぼうするからん 東雲 加籃:なくからん 東雲 加籃:ちょっとおこるからん 東雲 加籃:ちょっと君照れといて 蝦夷森 菊璃:こうですか。 東雲 加籃:わらって 蝦夷森 菊璃:わらう 東雲 加籃:「それじゃ、あっちで。」 蝦夷森 菊璃:「……うんっ。まってて、ね」【CoC】幸せに抱かれる君に【くろほしさん】
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Cthulhu : (1D100<=80) → 72 → 成功
Cthulhu : (1D100<=85) → 74 → 成功
なんか、この感じ……?」
素直。覚悟はしてきたのだ。
Cthulhu : (1D6) → 4
Cthulhu : (1D100<=80) → 23 → 成功
Cthulhu : (1D100<=65) → 2 → 決定的成功/スペシャル
Cthulhu : (1D100<=80) → 59 → 成功
Cthulhu : (1D100<=55) → 43 → 成功
Cthulhu : (1D2) → 2
Cthulhu : (1D100<=80) → 3 → 決定的成功/スペシャル
Cthulhu : (1D100<=53) → 38 → 成功
Cthulhu : (1D2) → 1
服屋で、菊璃と俺の服、スマホのストラップを買った。
……繁華街で、何かに跳ね飛ばされて、死んだ。 そんな記憶が、残ってるんだよ。」
最後の菊璃の顔も。……『また駄目だった』とか、その辺か。日記を見るに。」
「辛いなら、ここで止めにしとけ。」
「……だけど、すぐ戻るな。11月10日に行ってみてほしい。」
——彼女を失うことは、やっぱり許容できない。
使わない→ベストEND
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