帰路奇譚第1回｜初音ミクＴＲＰＧ

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GM：夏休みも終わり新学期がはじまりたいぶ経ったある日の昼休み

GM：あなたたちはいつも通り、友人の「三条チサ」と昼食を囲みます

GM：普段は「体育疲れた」「すーがくわかんない！！」と華を咲かせますが今日のチサは元気がありません

GM：箸を動かす手も危うい感じです

三条チサ：「……」ぼーっとしてる

GM：友人としてこんなチサにどんなワードをかける？　ＲＰしていいよ！

左扇日和：なんかあった？チサ

亜麻渇果琳：いつもと様子が違うけど⋯どうしたの⋯

三条チサ：「ん、ああ、…えっと、ね…」

GM：ぼそぼそとしゃべり始めます

三条チサ：「最近ね、放課後誰かにつけられてる気がするの。」

三条チサ：「すごく怖くて不安で夜も眠れなくて……」

左扇日和：「なにそれ…変質者？」

GM：RPはすきなタイミングでぶっこんできていいからね！

亜麻渇果琳：「警察に相談したら？」

三条チサ：「わかんない　警察は事件じゃないからパトロール強化くらいしかできないって」

三条チサ：「ねえ、お願いがあるんだけどさ」

三条チサ：「今日の放課後、一緒に帰ってくれないかな？　お願い！！一人きりで帰るのはすごく怖いの」

左扇日和：「当たり前だよ、あたしがずっと見張ってるわ！」

GM：両手を合わせて頼み込んできます　なんならこの卵焼きあげるから！

亜麻渇果琳：ん、もちろんいいわよ

三条チサ：「わあい！　ありがとう！！ヒヨリちゃん！カリンちゃん！」

左扇日和：「そりゃ警察も使いもんになんないんならなぁー、あたし達の出番よ！」

GM：一遍して晴れやかな顔になったチサは元気にお弁当を食べ始めます

三条チサ：「キャー　ヒヨリちゃんかっこいいー！」

亜麻渇果琳：「やっといつものチセに戻ってきたわね⋯」

左扇日和：「ふっ……伊達に後輩にはモテてないからね！」

亜麻渇果琳：「まぁ男なら私のほうにホイホイくるから大丈夫よ」

三条チサ：「それは、すごく、頼ましい？かな！」

左扇日和：「それはそれで安心出来ないけど……？どっちにしろまとめてボッコボコにしてやる！」

GM：雰囲気も戻り、日常トークに花を咲かせ昼休みも過ぎていき　午後の授業なんてあっという間に過ぎ去り　放課後になりました

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GM：二人と一緒に帰るチサの足取りはどこか軽くずんずん進んでいきます

GM：そうして住宅街の中に入りしばらく進んでいると3人の背後からガサガサっと音がしました

亜麻渇果琳：「⋯なに？」

三条チサ：「ヒッ…」

左扇日和：「後ろの草……？」

GM：そうして背後に気を取られいたからでしょうか

初音ミク：「日和、前だ！」

左扇日和：「うわっっ何？！」

GM：前から襲ってきた黒い物体がチサの体に入りこんでいき

亜麻渇果琳：「⋯！！まさか⋯」

三条チサ：「……」ッドサ

GM：チサが地面に倒れこみました

左扇日和：「チサ！ちょっと！！しっかりして！！！」

GM：呼びかけても反応はありませんね

亜麻渇果琳：「チサ⋯！！」

左扇日和：「……あの黒いのって…やっぱり……」

初音ミク：「あれはオトクイだわ、なんでこんなところに・・・！」

亜麻渇果琳：「オトクイ⋯⋯」

左扇日和：「なんでチサが…！ちょっと……しっかりして…チサ……」

GM：突然にオトクイの被害に呆然としている中オトクイの出てきた前方の角から誰かが現れます

亜麻渇果琳：「⋯⋯よくも、よくもチサを⋯⋯」

士月頼夢：「ちょ、ちょっとレン早いって！！」

鏡音レン：「オトクイがどっかいくからはやく！ってあれ？」

左扇日和：「な、なんだ？」

亜麻渇果琳：「は⋯誰⋯⋯」

GM：現れたのはレンを連れた一人の少年　制服から同じ学校に生徒であるとわかるでしょう

鏡音レン：「なあ、頼夢。私たちオトクイ追ってたよな？」

GM：倒れたチサに気づきレンが青ざめた顔をしています

左扇日和：「君もオトダマ使いなの？今…今チサが……」

士月頼夢：「そのまさか…　お尋ねしますが倒れている彼女は……」

亜麻渇果琳：「たった今くわれたわよ⋯⋯早く追わなきゃ⋯！」

左扇日和：「早くチサを助けに行かないと！」

士月頼夢：「ですよね！俺も協力させてください。追っていた俺が逃したから彼女が被害にあったんですから」

士月頼夢：「おねがいします！」

鏡音レン：「私からもお願いだ」

亜麻渇果琳：「人数が多い方が早く片付くかもね⋯異論はないわ」

初音ミク：「どうする日和、果琳嬢？」

左扇日和：「もちろん…こちらこそお願いするよ」

亜麻渇果琳：「もちろんよ⋯早く追うわよ」

左扇日和：「無事でいろよ、チサ…！」

士月頼夢：「ありがとうございます！俺、1年の士月頼夢です。」

左扇日和：あたしは3年の左扇日和だ。チサとは親友でね。

亜麻渇果琳：「ふぅん⋯頼夢くんね、よろしく」

亜麻渇果琳：「私も3年の亜麻渇果琳よ」

左扇日和：「そうだな、頼夢くん、よろしく！」

士月頼夢：「亜麻渇センパイに左扇センパイ　迷惑かけました　汚名返上しますのでどうかよろしくお願いいたします」

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GM：と自己紹介を終え突入する前活力と倹約の判定をします

GM：これはダンジョンに入る前に道具等々の最終確認的なフェイズです

GM：ひとまず１D6ふってくださいね

士月頼夢：1d6 活力ー

HatsuneMiku : (1D6) → 5

左扇日和：1D6

HatsuneMiku : (1D6) → 1

亜麻渇果琳：1D6

HatsuneMiku : (1D6) → 4

士月頼夢：ココロダンジョンはキャラシにかいてある生命力＝最大HPじゃないんです

士月頼夢：セッションごとに活力をきめて生命力+活力がそのセッションのあいだでの最大HPになります

左扇日和：なるほど…

亜麻渇果琳：なるほど⋯

士月頼夢：また最大値がきまっただけなので今のHPはまだ初期生命力のままです

士月頼夢：ようは今出した数値ぶんだけHPの回復余地があるってことです

左扇日和：なるほど！

亜麻渇果琳：なるほど⋯

士月頼夢：次は倹約判定　これは判定に成功するとお金がもらえます　設定的には普段の行いからノイズっていう相互補助団体が幾らか支援したりしなかったりそんな感じ

士月頼夢：亜麻渇センパイ　RA　って打ち込んでください

亜麻渇果琳：RA

HatsuneMiku : (RA>=4) → [2,4,6] →

　ネイロに2(赤)を取得した場合 6:スペシャル

　ネイロに4(緑)を取得した場合 6:スペシャル

　ネイロに6(任意)を取得した場合 4:成功

士月頼夢：おおいい感じ

士月頼夢：今のが判定ですね　成功するとコインがもらえます

左扇日和：おーいいですね

士月頼夢：事前資料よんでもらった通りネイロもひとつ置けます

亜麻渇果琳：ほうほう⋯

士月頼夢：この場合達成値に６を選ぶとして（そのほうがもらえるコインが多くなるから）緑と赤どちらをおきますか？

亜麻渇果琳：うーん⋯緑

士月頼夢：どちらもナンバーの使用条件に関わる色ですが赤よりは緑のほうが置きにくいので緑おすすめですね

士月頼夢：緑了解でーす

士月頼夢：これで緑のネイロが１つたまって緑が1段階覚醒しました

士月頼夢：これが判定の一連の流れです　ややこしいけどなれれば覚えます

士月頼夢：そんなわけで亜麻渇センパイは１ｄ６+2枚コインがもらえます　れっつダイス！

左扇日和：めっちゃカリンちゃんお金もらってる…………

士月頼夢：倹約判定で使うのは【日常】です　

左扇日和：なるほど〜

亜麻渇果琳：ダイス振るうときってなんかするんですか！？ボタン押したり⋯何か入力したり⋯

士月頼夢：そのまま「１ｄ６+2」って打ってもらえれば大丈夫です　なんならこれコピペしてくださいな

亜麻渇果琳：１ｄ６+2

士月頼夢：あれ

士月頼夢：1d6+2

HatsuneMiku : (1D6+2) → 2[2]+2 → 4

亜麻渇果琳：あれ⋯

士月頼夢：ひよこじゃふれない？

亜麻渇果琳：もっかいやってみます

士月頼夢：ｈ－い

亜麻渇果琳：1d6+2

HatsuneMiku : (1D6+2) → 5[5]+2 → 7

亜麻渇果琳：触れました！

士月頼夢：めちゃくちゃ金持ちやん　

士月頼夢：7枚のコインもらいました　もともと持っていた分併せて10枚もってますね

亜麻渇果琳：合計7コインですかね？

左扇日和：すげーー！！！

亜麻渇果琳：おっ金持ち⋯⋯

士月頼夢：つぎ左扇センパイ

士月頼夢：センパイは日常BだからRBでふってください

左扇日和：RB

HatsuneMiku : (RB>=4) → [1,6] →

　ネイロに1(黒)を取得した場合 6:スペシャル

　ネイロに6(任意)を取得した場合 1:ファンブル

士月頼夢：きゅーきょくのせんたくきたー！

亜麻渇果琳：究極の選択⋯！？

左扇日和：も、もちろん黒で……

士月頼夢：「お金たくさんもらえる+今後の判定常時－1補正」か「今よくない効果を受ける（ファンブル表をふる）+好きなネイロを１つおける」の2択です

左扇日和：え、うわまってください！

士月頼夢：黒はナンバーの関係上必要だかこんな序盤からいるかと聞かれれば多分いらない

士月頼夢：タイムとリハーサルは突入後使えるアイテムだと思うからまだ使えません　なやんで考えて！

左扇日和：カリンちゃんお金持ちなのでお金諦めてファンブルします……(震え声)

士月頼夢：能力値Bでつきまとってくる１と６にニコイチ　

左扇日和：え、ファンブルって…でもやばいんですよね……？汗

士月頼夢：はーいまずどこのネイロおきますか？

士月頼夢：ちょっとひょう振るだけです　なに振るのは一瞬です

左扇日和：ナンバーの欄の条件ってなんですか？

士月頼夢：条件欄の赤とか黒とかはナンバーの使用条件を表しています　音色がたまって覚醒していくとつかえるようになります

士月頼夢：さっき緑が1段階開放したので条件欄が「緑」のナンバーが使えるようになりました

左扇日和：じゃあ赤がいいんですかね…？私は

士月頼夢：ですね

士月頼夢：赤起きときますのでFTとうちこんでくださーい

左扇日和：じゃあ赤にしまーす！

左扇日和：FT

HatsuneMiku : ファンブル表(5) → １Ｄ６を振ること。そのＰＣのコアが、その出目が１ならダークに、２ならホットに、３ならラブに、４ならエキセントリックに、５ならメランコリーに変化する。６だった場合、コアは変化しない。

左扇日和：え……こんなことあるんですか…………

士月頼夢：はーい１ｄ６をどうぞー

左扇日和：1D6

HatsuneMiku : (1D6) → 1

士月頼夢：コアは流動的です　セッション終わりには戻るはず

亜麻渇果琳：そもそものコア変わっちゃうんですね⋯？

左扇日和：闇堕ちした()

亜麻渇果琳：あ、なるほど

士月頼夢：まあナンバー構成は変わりませんが　ナンバーのウタの欠片の使用条件は現在のコアが1段階覚醒なのでつかえなくなりましたね

士月頼夢：にしてもこのパーティー黒い

左扇日和：コアってどうしたら覚醒しますか？

士月頼夢：またハーモニー判定も現在のコアで参照するので……あ、はーもにーしずらいなこれ

亜麻渇果琳：みんな黒い！

士月頼夢：コアは覚醒しないです

左扇日和：あ……汗 完全にライムくん頼みですね……

士月頼夢：とりあえず左扇センパイの心の中が焦りからかなんとなくダークな感じに包まれました

士月頼夢：11時まわったんでひとまずきりましょうか

左扇日和：え！ファンブル…やばい……はい…ショックで鬱ってます……

士月頼夢：解散！　おつかれさまでしたー　

亜麻渇果琳：お疲れ様でした！！

亜麻渇果琳：結構やばいんでドロンします！

左扇日和：そうですねー最後振るの長くなっちゃってすみません…お疲れ様でした！

士月頼夢：いえいえみなさーんおやすみなさいー

左扇日和：おやすみなさいー